ベテランと若者の二人の男の信頼と絆を描いた西部劇。　

訳ありの過去を持つマットは、西部を旅していた。
道中で青年デイビーと出合い、鉄道の路肩で鷹を狙って撃ち合っていると汽車の乗員に強盗団と誤解され、金の入った袋を列車から放り投げられる。
二人は金を返すために町に向かうが、途中、列車強盗と勘違いしてやってきた自警団に銃撃され、デイビーは瀕死の状態。
マットは農場で看病されているデイビーに付き添い、そこで農場の若い娘と恋に落ちる。
一方、デイビーは奇跡的に回復して命はとりとめたものの、片足は動かなくなってしまう。
町民はマットを保安官に、デイビーを保安官助手につかせたが、その後、デイビーは護送中の強盗を取り逃がしたことから、保安官助手を辞めてしまう。
ある日、強盗団が再び町の銀行を襲撃し、大金を強奪して逃走する。
マットはデイビーを再び保安官助手に任命して、二人で強盗団の後を追うが……　　

訳ありの男と片足が動かなくなった若者の二人のヒューマンドラマでストーリーもしっかりしていて見応えがありました。
保安官、自警団、強盗団、コマンチ族、移民元の国の習慣の違いなど当時の西部の様子も描かれています。
特に出身国のスウェーデンの習慣とアメリカの違いをロマンスに織り交ぜているのが興味深い。
ロマンスあり強盗団との対決ありで楽しめた。
ラストは切なさを漂させながらも上手く纏めています。
二人の男の信頼は果たして……　　

2022.11　NHK BSPで鑑賞（字幕：種市譲二）
2021.12　NHK BSPで鑑賞（字幕）

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無実の罪で服役していたマット (キャグニー)は刑期を終え、旅の途中で出会った青年デイビー (デレク)とマディスンの町へ着くなり列車強盗に間違われ捕まってしまうが、誤解が解けると町長の薦めで保安官に。
すると、かつて囚人仲間だった無法者のジェントリー一味が町を襲撃、マットは助手のデイビーと共に一味を追うが、デイビーには秘密があった。

『理由なき反抗』のニコラス・レイ監督が、ギャング映画の常連キャグニーとタッグを組んだ西部劇である。

かつて息子を亡くしたマットがデイビーを我が子のように可愛がり、またデイビーがマットに反抗する描写は、いかにも同監督らしく、またキャグニーのカウボーイ姿には一見戸惑うも、彼の優しさや正義感は見応え十分。

尚、強盗団の一味にデビュー間もない頃のアーネスト・ボーグナインが出演しているのも注目だ。

125 2021

西部劇🎬です。


無実なのに間違われ6年の刑に服した主人公が新天地を求めて旅を続けていた時にたまたま孤独な若者と出会い亡くなった息子と年齢が近いせいか意気投合して近くの町へ一緒に向かうが・・

途中で列車強盗に間違われて2人は発砲されて主人公は捕まってしまい若者は撃たれて重体の身になってしまう。

町へ連行されて主人公の誤解は解けやがて町の保安官に推される。

ある日町の銀行が襲われる・・


ストーリーが面白く展開もサスペンス感があり最初は全く期待してませんでしたがとても面白く鑑賞しました。