ニコラス・レイ監督が「大砂塵」(1954)に続いて手掛けた西部劇。
無実の罪で服役していた男マット(ジェームズ・キャグニー)が新生活を求めて西部にやってきた。途中で知り合った若者デイヴィ(ジョン・…
背後に警戒しながら生きる運命を背負ったレイ映画の人物に平穏など与えられず、それがやってくるのは決まって誰かが死に映画が終わるときだ。キャグニーを傷つけ、ジョン・デレクとの擬似親子の関係を狂わせる金(…
>>続きを読む主人公が身体障害者(片足が動かない)の西部劇。
そして、彼を匿い、“自分が一人前の男だという気持ちにさせなければならない”と、彼を保安官補佐に任命し、活躍させようとする男を演じるのが年配のジェームズ…
主役がまだら馬の西部劇って珍しい。流れ者なのに紳士だしと思って観ていたら凄絶な哀しき過去が。それなのに「自分を憐れむな。世の中は不当なことばかりだ」って言えるのって素晴らしいね。時代設定を考えたら、…
>>続きを読む【どいつもこいつも自業自得】
映画だけど結局人間は、ゴネ得とかワガママやウソで良い思いをするヤツは居なくて自業自得、因果応報とかそう言った事なんですな。
関係ないけどそう思った目で世間も見られたら色…
【人を育てること、裁くことの難しさ】
一見浅いようで、なかなか高尚なテーマを扱っていると思います。道徳の教科書的で、邦題は合わないように思います。
住む場所を探していたMattは、偶然20歳の若…
冤罪、障害、赦すこと、見捨てること、堕ちてゆく若者、などの重いテーマが主題となっていて、結末もやはり複雑な感情を抱かせる。カットバックが即対立となるのはおもしろかったけれど、彼が撮った他の名作と比べ…
>>続きを読む1955作、男シリーズ第3弾。ジェームズ・キャグニー主演。若い方かと思ったらおっさんの方か、おっさんがモテモテの時代?(笑)
銀行強盗に間違えられた男が保安官に。若い方の男の動向が見もの。ちょっと信…