賭博と拳銃の過去を持つ孤独の男! 灼熱の原野に捨てられた異国の女! デルマー・デイヴィス監督、ゲイリー・クーパー最後の西部劇! 金鉱の町にやってきた医師フレール(G・クーパー)は、金を盗んで撃たれたルーン(B・ピアッツァ)を助け、治療代の代わりに助手として働くように脅す。開業したフレールの診療所にある日、狂信的な伝道師のグラブ(G・C・スコット)が現れ、町の者に医者を信用するなと告げる。酒場でギャンブルのテーブルを囲むフレールは彼に負けた男が「家を焼いた」と言ったことに激昂し、銃をつきつける。ルーンが何故丸腰の男を脅すのかと尋ねてもフレールは決してその理由を明かそうとはしなかった。そんな時、駅馬車が強盗に襲われ、スイスから来た父とやってきたエリザベス(M・シェル)が荒野に置き去りにされているところを発見される。強い日差しによって全身に火傷を負い、一時的に目も見えなくなった彼女を、フレールが診察する。やがてエリザベスの包帯が取れる日がやってくる。フレールに感謝と好意を寄せるエリザベスを敢て無視するように、フレールは診察を終えるギャンブルを続けるのだった。やがて、診療所を出たエリザベスとルーンは、フレンチー(C・マルデン)と契約を交わし、金の採掘を始めるが…
1880年代、テキサス。判事で牧場主のロイ・ビーンは強引なやり口で開拓移民を退けていた。その仕返しにリンチされそうになったロイは、流れ者・コールの仲裁により助けられる。しかし、ロイは農場に…
>>続きを読む