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沈没家族
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目次

沈没家族の作品紹介

沈没家族のあらすじ

加納 土は、共同保育によって育てられた。自身が過ごした場所へ、出会った人達に会いに行く。”家族”とは何だろう?漠然とした疑問を抱きながら、冷静に大事に記録しようとする。

沈没家族の監督

加納土

原題
製作年
2017年
製作国・地域
日本
上映時間
72分

『沈没家族』に投稿された感想・評価

3.6
シングルの母が赤の他人たちと共同で息子を育てたドキュメンタリー。大人になった、その息子さんが当事者たちを撮っていきます。

この母がすごい。必然で思いついたとしても、一緒に保育してくれる若者を募って、それを実行しちゃう力。賃金は発生していないっぽい。人を巻き込む力がある人は強いですね。憧れます。これで子供が傷ついたりつらい想いをこうむることはないと思ったと言い切る生き方がカッコいいし、とても正直な言葉を話す人に見えます。実際そういう人の周りには子供を傷つけるようなひどい人が来ないのではないかな。集まった面々もおもしろい人たちだ。

母がいないと子供は泣く。独身男子がこれは一体どーなるかとビビりながらいると、そのうち子供は頼る人がいないからしょうがなくて自分のとこに来る。緊張したけどおもしろかったと語る当時の共同保育者。

子育ても偶然の積み重ねですもんね。こうしたからこうなるわけでもないし、こうしなかったからああなったわけでもない。経験者がえらいわけでもないし思い入れて育てることが子供にとって良いことでもないだろうし。常識に囚われずに予測のつかないことを楽しみながら子育てさえも実験と例える感覚が爽やかでした。だからきっと、児童相談所や保護施設となってしまうと、管理やシステムが介入してきてまたちがってしまうのかもしれない。こっちの方が正しいとも間違っているとも思わないけれども、実際にひとりでがんばって子育てしている世帯にとっては、親も子ももっと楽に楽しく暮らせるヒントになりそう。ただ、人としてわからんちんの親がこれを形だけ真似しちゃうと悲劇になる気もする。

対照的に、きちんと家族の型を作りたくて作れなかった父親とのシークエンスもよかったです。
それにしてもロックな両親だ。母は坊主で父はモヒカン。野沢直子夫妻みたい😁 夫婦喧嘩もボクシンググローブつけて本気で殴り合うし。よくこんな素朴な息子に育ったな。笑
父親のモデルがない息子はどんな父親になるんだろ。この監督さんの家庭が出来たらまた観てみたい好奇心もりもり。
つよ
2.0
合同保育で育てられた男の子が大人になって「家族とは?」を考え始めてカメラを回すドキュメンタリー。
そういうのに気になる年頃は青春。
こんな形もあるんだな、と。
mingo
3.9
生活共同体としての沈没家族という題材がすでに映画なので過去を追うだけでそりゃ面白いのだが、ジミヘンのTシャツを着た父親とジムモリソンのトートバッグを提げた母親の間に生まれたってだけでもはや最高。父親山くんの歯の無さともちゃもちゃした食べ方と強烈なモヒカンイカれた親父の三種の神器の対比で、母と子と家族になりたかったけどなれなかった感が意外と胸を打つので、男はつらいよ!てなった。母親穂子さんは八丈島で他の人と生きているのが描かれていたけど山くんの人間関係は大丈夫か?など気になる感じ山くんの人としての魅力は凄いものがある。良い悪いは置いといて。だからこそ土くんの文字の描写で「山くんは父親じゃなかった、」てのは違うんじゃないて思った。父親だからこそ怒るのであって他人だったら「そんな腹の出た20代いないよ」なんて言えない。あくまで映画の流れや演出のためとはいえ血を分け合った本当の家族の絆は誰にも切れない。MONO NO AWAREの曲は良すぎてズルい

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