沈没家族の作品情報・感想・評価

沈没家族2017年製作の映画)

製作国:

上映時間:72分

3.9

あらすじ

監督

「沈没家族」に投稿された感想・評価

さゆ

さゆの感想・評価

3.5
近年のザ・ノンフィクションの秀作である、あっちゃんと翔平の櫨畑敦子しかり、こういう特殊な環境で子供を育てようとする母親は髪型を奇抜にしがち。子供のことをさん付けで呼びがち、など共通点が見つけられたのが個人的に良かった。
しかし、見終わって一番心に残ってるのは父親の山くんの髪型。
まりも

まりもの感想・評価

3.6
シングルの母が赤の他人たちと共同で息子を育てたドキュメンタリー。大人になった、その息子さんが当事者たちを撮っていきます。

この母がすごい。必然で思いついたとしても、一緒に保育してくれる若者を募って、それを実行しちゃう力。賃金は発生していないっぽい。人を巻き込む力がある人は強いですね。憧れます。これで子供が傷ついたりつらい想いをこうむることはないと思ったと言い切る生き方がカッコいいし、とても正直な言葉を話す人に見えます。実際そういう人の周りには子供を傷つけるようなひどい人が来ないのではないかな。集まった面々もおもしろい人たちだ。

母がいないと子供は泣く。独身男子がこれは一体どーなるかとビビりながらいると、そのうち子供は頼る人がいないからしょうがなくて自分のとこに来る。緊張したけどおもしろかったと語る当時の共同保育者。

子育ても偶然の積み重ねですもんね。こうしたからこうなるわけでもないし、こうしなかったからああなったわけでもない。経験者がえらいわけでもないし思い入れて育てることが子供にとって良いことでもないだろうし。常識に囚われずに予測のつかないことを楽しみながら子育てさえも実験と例える感覚が爽やかでした。だからきっと、児童相談所や保護施設となってしまうと、管理やシステムが介入してきてまたちがってしまうのかもしれない。こっちの方が正しいとも間違っているとも思わないけれども、実際にひとりでがんばって子育てしている世帯にとっては、親も子ももっと楽に楽しく暮らせるヒントになりそう。ただ、人としてわからんちんの親がこれを形だけ真似しちゃうと悲劇になる気もする。

対照的に、きちんと家族の型を作りたくて作れなかった父親とのシークエンスもよかったです。
それにしてもロックな両親だ。母は坊主で父はモヒカン。野沢直子夫妻みたい😁 夫婦喧嘩もボクシンググローブつけて本気で殴り合うし。よくこんな素朴な息子に育ったな。笑
父親のモデルがない息子はどんな父親になるんだろ。この監督さんの家庭が出来たらまた観てみたい好奇心もりもり。
南タン

南タンの感想・評価

4.0
沈没家族混ざりたい...おかんイケすぎ家でヤギ飼ってるのやばいしやることぜんぶ発想力やばい
学校の卒業制作モノって劇場で公開されるのは、みんなイイっていう印象がある。
とても面白かった。
事前の告知は無かったけれど、上映後に監督の挨拶もあって得した気分だった。
yuki

yukiの感想・評価

3.8
極私的エロスを思い起こさせた。その映画では同じような母子家庭の人達と協同生活してたけどこの映画では若い男が集まったってところが「へー」と思った。独身の男には目新しい事なのだろうか?
今の閉塞的親子関係を打ち破る1つのケースかもしれない。どのお母さんと話しても子供の小さい時の孤立と育児の厳しさは耐え難いという。私もしかり!
音楽が良い。

入学式の服装を振り返るところは声を出して笑った。
kohimiki

kohimikiの感想・評価

4.0
なぜだかお父さんの山くんに感情移入してしまい、土くんが山くんの気持ちも大人になって分かる気がしたって言ってて、ほっとした。
個人的には血が繋がっていなくても一緒にいる人たちが家族って思っているけど、山くんの存在は、それだけとは言い切れないような私を考えさせる存在だった。

家族のあり方、子育て、結婚という制度、自分の幸せとか、穂子さんは私が疑問に思ったり"一般的な"考え方と比べてちょっと悩んだりすることを、自分流で体現してきた人だ!映画みたあとに色んな感想がとまらなかった!
mingo

mingoの感想・評価

3.9
生活共同体としての沈没家族という題材がすでに映画なので過去を追うだけでそりゃ面白いのだが、ジミヘンのTシャツを着た父親とジムモリソンのトートバッグを提げた母親の間に生まれたってだけでもはや最高。父親山くんの歯の無さともちゃもちゃした食べ方と強烈なモヒカンイカれた親父の三種の神器の対比で、母と子と家族になりたかったけどなれなかった感が意外と胸を打つので、男はつらいよ!てなった。母親穂子さんは八丈島で他の人と生きているのが描かれていたけど山くんの人間関係は大丈夫か?など気になる感じ山くんの人としての魅力は凄いものがある。良い悪いは置いといて。だからこそ土くんの文字の描写で「山くんは父親じゃなかった、」てのは違うんじゃないて思った。父親だからこそ怒るのであって他人だったら「そんな腹の出た20代いないよ」なんて言えない。あくまで映画の流れや演出のためとはいえ血を分け合った本当の家族の絆は誰にも切れない。MONO NO AWAREの曲は良すぎてズルい
シングルマザーの母が息子を育てるために選んだのは共同保育。ドキュメンタリーながら嘘みたいな設定にまず惹かれた。 母は一人で育てることを選択せず、共に保育をしてくれる人を募集。気が付くと多くの大人に囲まれて育った息子が、大きくなり、過去の育ての親、共同生活の場を訪ねる

カメラを向けることにより、過去の育ての親に当時の自分の状況を聞き出し、異質な空間でそれぞれの想いがあり、彼らにとっても豊かな時間だったことが浮かぶ

そして、秀逸なのはカメラを持つことで叶った両親との正面からの対峙。母はなぜあのような選択をしたのか。父はどんな思いで離れて暮らしていたのか。
「家族になりたかったんだと思う」このシーンは映される写真の素晴らしさとともに本当に胸を打たれた
リー

リーの感想・評価

3.5
おもしろいドキュメンタリーだった。沈没家族の一員になれたらおもしろいだろうな。
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