
浪人生の風呂田潤の家は歯科医院で地方都市にある。風邪で歯科医大の受験に失敗し予備校の特待生となった彼であったが、この夏は欠席を続け部屋でネットゲームばかりしているひきこもり生活を送っていた。潤は決められた道を歩むことに疑問を感じていたのだった。歯科医だった父は潤が2歳の時に死去した。現在は母と祖父、そして海外から帰国した叔父の久が歯科医師として家が継がれている。ある日、潤は父の遺品の中から見つけた手紙で、父が臓器提供者であったことを知る。手紙は提供を受けた7人の患者からの感謝の内容だった。それは家族の間で潤だけには秘密とされてきた。大事なことなので大人になったら話すと。予備校の講師達や潤の後輩の女子高生ななが心配して潤の部屋を訪れるが、懐疑的な潤は彼らをぞんざいに扱う。家族にもイラ立つ潤はしかし、ほとんど記憶にない父の、臓器提供とは何だったのかを考え始める。
「今一緒に死んじゃおっか?」余命3ヵ月と告げられた宏(野田洋次郎)は、出会ったばかりの女子高生・真衣(杉咲花)から、そう誘われる。バイクの後ろに彼女を乗せてスピードを上げるが、そのまま死ぬ…
>>続きを読む⻄暦2015年。世界中で正体不明の“レミング病”が蔓延していた。そのウィルスは視覚映像によって感染し確実に死に⾄るというもの。⼈々が不安に怯え絶望感に満ちる中、病気の流⾏を抑制するといわれ…
>>続きを読むある日、ミツルは駅の近くで電話を手に地面に突っ伏して泣き叫ぶ高橋を目撃する。周囲の人々は迷惑そうに関わりを避け、何事もなかったように足早に通り過ぎていく。ミツルも同じように一瞥し帰路につこ…
>>続きを読むシングルマザーの春⼦(⻄⽥尚美)と、その息⼦のリク(寄川歌太)、春⼦の飲み友達めいこ(久保陽⾹)と、その彼⽒で小説家のソラオ(忍成修吾)という一風変わった4人で共同生活をしている青葉家。夏…
>>続きを読むとある夏の地方都市。 春野吉子は彼氏とのセックスを中断して鳴り続ける電話をとると、それは、祖父の訃報だった。二階から、父に声をかけるー 『おじいちゃん、死んじゃったって。』 家族の本音はち…
>>続きを読むその日、母は雪の中に姿を消した―。赤い手袋を残したまま・・・。20年後、予期せぬ母の訃報が閉ざされた過去を明らかにする。星ガ丘駅の近くにある、今は閉園してしまった遊園地、星ガ丘ワンダーラン…
>>続きを読む夜明け前、彼女がまだまどろみの中にいるベッドをそっと抜け出し、友人たちとサーフィンに出かけたシモン。しかし彼が再び彼女の元に戻ることはなかった。帰路、彼は交通事故に巻きこまれ、脳死と判定さ…
>>続きを読む在宅医療に従事する河田仁(柄本佑)は、日々仕事に追われる毎日で、家庭崩壊の危機に陥っている。そんな時、末期の肺がん患者である井上敏夫(下元史朗)に出会う。敏夫の娘の智美(坂井真紀)の意向で…
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