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名探偵コナン ゼロの執行人

名探偵コナン ゼロの執行人の作品紹介

名探偵コナン ゼロの執行人のあらすじ

東京サミット開催の地となる東京湾の新施設「エッジ・オブ・オーシャン」。サミットが開催される5月1日には、2万2千人もの警察官が出動するというこの超巨大施設で突如、大規模爆破事件が発生! そこには、全国の公安警察を操る警察庁の秘密組織・通称「ゼロ」に所属する安室透の影があった。サミット当日ではなく事前に起きた爆破事件と、秘密裏に動く安室の謎の行動に違和感を禁じ得ないコナン。その時、現場の証拠品に残された指紋が、かつて警視庁に在籍していた毛利小五郎の指紋と一致してしまう!これは何かの陰謀なのか。小五郎の逮捕を巡って敵対し始めるコナンと安室。 果たして謎の存在・安室透は、敵なのか、味方なのか?

名探偵コナン ゼロの執行人の監督

立川譲

原題
製作年
2018年
製作国
日本
上映時間
110分
ジャンル
ファミリーアニメ
配給会社
東宝

『名探偵コナン ゼロの執行人』に投稿された感想・評価

コナンくん、噂の安室さんかっこ良かったけど相変わらずの無茶っ振り。笑

大吉さんはさすがに吹いた。
GW映画12番勝負”第9戦”
※GW中に800レビューに届くのか!?

”日本のアベンジャーズコンテンツ”

見た目は子ども、頭脳は大人!
そしてサノスより強いぞ!!
※日本の興行収入でアベンジャーズ抑える事件。

もはや最新作を出せば”売れる”
日本の怪物コンテンツとなった名探偵コナン。

そして邦画版アベンジャーズコンテンツとしてその強大さを遺憾なく発揮することとなった劇場版コナンシリーズは、監督も新たにネクストステージへ。そもそもコナン評で「わざわざコナンでこの内容やらんでも・・・」というツッコミが入るわけだが、むしろ”コナンだからこぞ!”コンテンツを融合化した”邦画版アベンジャーズ”へと成長していくのではないだろうか?

「時計仕掛けの摩天楼」
「14番目の標的」
「世紀末の魔術師」
「瞳の中の暗殺者」
「天国へのカウントダウン」
初期のコナンは、作中に投じられるハリウッド映画のオマージュで邦画の弱いアクションを魅せる、邦画のコンプレックスに対してのカウンターコンテンツのように感じていた。しかし私が幼心に感銘したのは「天国へのカウントダウン」のクライマックスで披露したツインタワージャンプだった。「これはハリウッドでも実現してない!」というなぜか誇らしい感覚を受けた。

この後、コナンが人工知能と闘ったりしていくわけなのだが、邦画の制限や予算や表現力の限界の中、とことんバカでぶっ飛んだアクション映画という土俵を広げていくコナンシリーズであり、女子高生がジャンボ機を着陸させるなどというとめどないB級アクションにも余念がなく驚いた。

長い前振りであったが、コナンという媒体を使っての爽快でぶっ飛んだアクション映画と化したコナンシリーズは、今作は魅惑の安室という飛び道具を使いつつ、アニメならではの手法でリアリティテイストに味付けされたサスペンス&アクションへとステップを踏んでいた。冒頭の爆破シーンやそのニュースの中でクライマックスへの伏線をばらまき、そして会議シーンと裁判に至るまでの手続きや公安含めた組織図を図解化して説明するシーンは、正直子ども向けの域を超えていて、何ならば「これを見れば知的で偏差値が上がった気がする」コンテンツをコナンと合流させたかのようだった。これは2016年の邦画シーンを席巻した「シンゴジラ」の手法と酷似していて、ある種”日本語ラップ”のように海外のリアリティサスペンスを輸入し、売れるコンテンツと結び付け加工して製品化するという何とも日本らしいイズムによって加速した作品にように思えた。

今作は
「シンゴジラ」
「君の名は。」
「三度目の殺人」
のような邦画の抑圧をアニメという手法と、コナンという売れるコンテンツと合流させて解き放つ、ある種のクリエイター案件のようにも思えた。コナンの誇るガジェットの浮世離れさはひどいものだが、むしろ「キングスマン」シリーズの元となっているアメコミ設定のような常軌を逸した世界観があり、むしろクライマックスのとんでもアクションは、「シンゴジラ」の無人在来線爆弾を髣髴とさせるようなクレイジーさを誇っていた。

リアリティ路線×ファンタジーアクション
というコミックヒーローであるコナンであるから成し得る領域に、今後様々なクリエイターが思い思いのマジックワールドを放り込んでも良いのでは?と感じた。子ども向け→大人向け→子どもと大人の脳内を焼き切らんばかりのギミックとガジェットとサスペンスとアクションの応酬を、特に今作は大人な味、ビターに残るセリフやキャラの所作に反映させ、童心が狂ったように沸き立つ、爽快で悪趣味なアクションを堪能できる”コナン”というコンテンツの機動力を今後まだまだ発揮するだろうと期待させる一作となった。

来年はキッドが出るらしいが、わりと劇薬であり心配の種もつきないのは愛嬌だろう。
えし
3.0
これほんとに子ども、いや女子高生が観てわかるの?

阿笠博士のもと少年探偵団はドローンの操縦に夢中になっていた。
そんな中で、臨海地域の国際会議場が爆発する騒ぎが起きる。警察官が数名死傷する中、事故映像に安室らしい姿があったことに灰原は気付く。
爆発事故の捜査の結果、捜査線上に1人の容疑者が上がった。毛利小五郎である。

なかなかツッコミどころが多いなぁと思いながらも、コナンだからのお約束で突破していく。
小難しい話の連続に、これみんなわかって観てるのかなと思わんでもない。
脳みそアメーバみたいに溶かして、あーアムロさんカッコいいー、アムロさんワーワーってキャイキャイしている方が健全なのかも。
いつも思うけど、公安は阿笠博士を囲い込まんかいな。

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