ぐりんでる

クリード 炎の宿敵のぐりんでるのネタバレレビュー・内容・結末

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

今作も面白かった〜
父の復讐にとらわれたアドニスと、父の復讐のため鍛え上げられたヴィクター。もはやリングの上の2人はボクサーではなく、修羅と戦闘マシーン。そんな2人の怒りのデスマッチ。そしてヴィクターでかすぎ!

今回アドニスももちろん熱いんだけど、敵ポジションのドラゴ親子も良かったなぁ。ロッキー4でアポロを死に追いやりロッキーに敗北した男にもその後の物語があり、親子で仇であるロッキーの弟子アドニスを葬ることで復讐を果たそうというのだが、本当に望んでいたことは、たった1人の人に見て欲しかっただけだった。それが再び叶わないとわかった瞬間の崩れ去るようなヴィクターと、復讐に燃え息子を徹底的に追い込もうとしていた親父ドラゴが白タオルを投げた瞬間。

そして、最後に憑き物が取れたかのように穏やかに一緒に並んでランニングする姿に感動したよ。これからいい親子関係が築けていけるんだろうなぁ。ヴィクター良かったね。君はこれからさらに強くなるよ

ラストの試合の勝敗に関わらず、みんなが救われた感じの締めくくり方に清々しい感動をしながら
案の定、腕力が上がった気がしたので、見終わった後は胸を張って帰りました。