犯人を取り逃がしたため謹慎中だった捜査一課の刑事・今村はようやく現場に復帰した。最初の事件は、ワーファリンという血液凝固を止める薬品を注射して失血死させるという猟奇的な殺され方をした殺人事件。被害者の下山宅には睡眠薬があり、「カンガエテハイケナイ」という謎のメモが残されていた。睡眠薬の袋から下山が通院していた谷診療所という精神病院にたどり着き、今村は所長の谷に話を聞く。だが精神科ではワーファリンは処方していないという。怪しいと思った今村はその晩密かに診療所内に忍び込む。 そこで入院患者の一人・夕子と出会う。夕子はそれほど重症とは感じられず、今村は看護師の金井に見つかりそうなところを助けられる。 翌日、下山のアパートを再捜査していると勝手に上がり込む一人の男がいた。その男鶴野を逮捕して尋問するが単なる友人だと主張し証拠不十分で釈放される。今村は再び夕子のもとを訪れ、入院患者の他の5名、重田、七海、鳥越、高川、庄司、の特徴を聞き出した。犯人はこの中にいるのか?所長の谷や看護師の金井も怪しい。そんな時、今度は鶴野が死体で発見される。連続殺人で混乱する警察に七海から1本の電話が入る。 「この病院に殺人鬼がいるんです…」 犯人は一体誰で、その目的は何なのか?今村が一歩謎に近づくとまた新たな犠牲者が発見された…。
警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ(吉岡里帆)。そのときの事故が原因で失明し、警察官を諦めた彼女は、弟の死を乗り越えることができずに3年経った今も失意の中に…
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>>続きを読むかつて一家で交通事故に遭い、心に傷を負った少女・窪花。心理療法室を営む父・司朗は脚に障がいが残り、母・繭子は植物状態に、妹・月は顔に火傷を負った。そんな花のもとに、自分の母の奇病の原因を探…
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