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雪子さんの足音
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雪子さんの足音の作品紹介

雪子さんの足音のあらすじ

月光荘の大家、雪子さん(吉行和子)は、教養もあり文化的な香りを漂わせる。テレフォンオペレーターの小野田さん(菜 葉 菜)と雪子さんがサロンと呼ぶ部屋に、大学生の薫くん(寛 一 郎)も招かれた。それをきっかけに真綿で首を絞めるようなご馳走ぜめとぽち袋のお小遣い。二人の女性の欲望とエネルギーに触れ、底知れない恐怖を覚えた薫くんは月光荘を逃げ出した。それから20年の月日が流れ、月光荘の呪縛から逃れられない薫くんに、雪子さんの足音が聞こえてくる。 孤独死した雪子さんと、月光荘を再訪した薫くんが、心の底で望んでいたものは?

雪子さんの足音の監督

浜野佐知

原題
製作年
2019年
製作国
日本
上映時間
112分

『雪子さんの足音』に投稿された感想・評価

どうしても観たい作品があってその作品の前にちょうど上映とのことで鑑賞。キャストも中々良さそうやし。
映画が始まってしばらくはこの映画がどういう系統の映画なんかが全くつかめない状態が続く。ヒューマンドラマ?いやちゃうな。サスペンス?それもちゃうな。サイコホラーかいな?それもなんかちょっとちゃうな。ほんまによう分からんままモヤモヤと話が進むわ。
ベースは老女の経営するアパートを舞台にその老女と若いOLが男子大学生を自分らの思い通りにしようとご馳走を与え続けるっちゅう話や。まず老女役の吉行和子が不気味。演技なんか素なんかも分からんし、いったい何を考えてるんかもさっぱり分からんさかい、とにかく不気味や。もう片方のOL役の菜葉菜のメンヘラ感もハンパない。この人こういうのやたしたらめっちゃ上手いな。メンヘラ凄すぎて会場に笑いがこぼれてたわ。この二人の攻撃で大学生役の寛一郎が徐々に追い詰められていく様がこの映画の面白さなんかなと、途中からは自分自身をそう納得させつつ、モヤモヤ感は拭えぬまま、話はラストへと。最後は何かはっきりさせてくれるんちゃうかと少し期待しながら。
あかんわ。ラストもとにかく中途半端や。特に大した結論無し。伏線の回収も殆どないままや。20年の月日が経ちっていうのも無理あり過ぎ。寛一郎が40過ぎに絶対に見えへんし。
この監督何やりたかったんか、何言いたかったんかもいまいちよう分からん映画やったわ。原作読んでへんからはっきりは言われへんけど、監督がこの映画の面白さをどう作っていくのかについて、正直決めきれへんままに映画撮ってしもたんとちゃうやろか?吉行の底知れん不気味さと菜葉菜の笑ける程のメンヘラ感しか何も残らんもんな。役者さんで何とか保ってる映画や。それ以外の映画独自の味付けっちゅうか面白さも欲しかったかな。一捻りが足らんわ。ちょっと残念やな。
がっかりしてしまった
 下宿というものに縁がなかったので、いまひとつピンと来なかった。昔かぐや姫が歌った「神田川」の歌詞に「三畳一間の小さな下宿」があるが、下宿がどのようなシステムで運営されているのか、未だによくわからない。
 吉田拓郎の「我が良き友よ」の「語り明かせば下宿屋のおばさん酒持ってやってくる」という歌詞からすると、下宿は大家や他の住人との信頼関係を前提に成り立っているように思える。鍵のかかるアパートやマンションが閉鎖的なのに対して、かなり開放的である。そういう時代だったのだろう。今は子供部屋にさえ鍵がかかる時代だ。
 さて雪子さんの経営する下宿屋「月光荘」に越してきて三年目、大家の雪子さんと隣の部屋の小野田さんの二人の女性から応援すると言われた薫だが、日常生活の舞台である下宿屋で世話をするということは、掃除洗濯と食事と、それに場合によっては性欲の処理である。本作品は上品な映画でそのあたりのことを少女漫画みたいに上っ面で済ませていたが、もう少し突っ込んで表現してもよかった気がする。
 餌付けされている金魚を自分に重ねて女性不信になってしまう主人公だが、必ずしも不幸な人生という訳ではない。この作品のフードコーディネーターはかなり優秀で、出てくる料理が全部美味しそうに見えた。学生時代にあんな手料理を食べられるのは大変な贅沢である。薫は実は胃袋を掴まれていたのではなかろうか。
 佐藤浩市と親子共演を果たした主演の寛一郎は、なかなか味のある演技をする。本作では弱気で挙動不審な学生を演じたが、肚の据わった役もできそうである。
 雪子さんを演じた吉行和子は流石の存在感であった。微妙に気持ち悪い老女のエキセントリックな不気味さをよく引き出している。
 隣の部屋の小野田さんの役の菜葉菜は、佐藤浩市と共演した「赤い雪 Red Snow」で一皮剥けた印象があり、癖のある役柄を上手にこなしている。本作でコケティッシュな側面を見せられたのは収穫だったのではないか。

 ということで俳優陣の演技もよく料理も美味しそうだったのだが、映画自体はあまり面白くなかった。坦々とした平板なドラマでも、登場人物たちに人間的な深みがあればそれなりに楽しめるのだが、本作品にはそういう人物は登場しない。プロットが浅いのだ。
 エロスも半端、料理も半端、人間関係の掘り下げも半端では、観客は誰にも感情移入できないし、どこで感動していいのかわからない。一生懸命作った方々には申し訳ないのだが、凡作と評価させていただいた。

『雪子さんの足音』に似ている作品

空がこんなに青いわけがない

製作国:

上映時間:

94分

ジャンル:

3.0

あらすじ

商事会社の課長・小林健太郎は、社内のOL・かおると不倫関係に。妻の佐和子は古い家を取り壊してマンションを建てる計画に夢中だ。祖母のふみはボケだして、11歳の息子・翔一は奇行に走っている。そ…

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