隔てられた戦争 識別+追跡の作品情報・感想・評価

隔てられた戦争 識別+追跡2003年製作の映画)

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製作国:

上映時間:54分

4.4

『隔てられた戦争 識別+追跡』に投稿された感想・評価

「カメラは人間の眼を模倣するが、その手本はすぐ不要となる」

ミサイルの先っぽにまでカメラが付いている 
隔てられた戦争、「殺す人」が存在しないままに人々が殺されていく。
「21世紀・顔のない眼」
「剥がされたwar ḥijāb」
「奇行を繰り返すワルキューレ」
「Automation 4 distraction」
mns
-

88年のほうでは機械の眼の客観性に焦点があたっていたが、こっちでは機械の眼の認知の技術とその発展に関心を向けている。2000年代初頭の時点でそこそこ賢い動きができるロボットがあったのだなという素朴な…

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ysm
-

フッテージの斬新な繋ぎかたがマッチカットの様だったりして、随所に確かな映画的手触りがある。イメージに残存した万物の照応関係を類似による短絡をもとに水平に広げていく手法は確かにゴダールだが、静止状態の…

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酢
5.0

湾岸戦争のかの有名な爆撃映像をダシに、ハルン・ファロッキ先生の講義が始まる。DJ的な「そこ繋げますか」が面白い評論芸が冴え渡りすぎて。本編には関係ないけど、スマートフォンやSNS、ドローンの普及以降…

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湾岸戦争を切り口に、ミサイルに搭載された映像解析や軍事産業広告、そして現代ではありふれた人間の目には見えない欠陥を検出するロボットの視線(歩道の縁石や電柱を認識する程度のもの)が並列に語られることで…

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muscle
-
おもろい。ブレッソンの人が撮ってるんだなという撮り方をする。
画像識別産業についてのドキュメンタリー。
なかなか面白かった。

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