『羽衣』 漁師白龍が三保の松原で天女の「天の羽衣」を見つけ持ち帰ろうとします。落とし主の天女は、白龍から羽衣を返してもらうために得も言われぬ優雅な舞を披露します。 『道成寺』 女人禁制の寺へやって来たのは一人の白拍子。境内に入り烏帽子をつけて踊り始めますが、実はこの白拍子は叶わぬ恋の恨みから男を焼き殺した娘の亡霊だったのでした。艶やかな舞の中、形相がみるみる変わり... 『石橋』 中国・清涼山の奥深く。文殊菩薩の浄土へと続く石橋の上に獅子の精が姿を現します。荘厳な音色が響き渡り、美しく咲き乱れる牡丹と戯れるように勇壮に舞い、豪快な毛振りを見せます。
海を渡って佐渡ケ島にやってきた若者たちがいた。鬼太鼓座の座員として彼らは積雪の町や海岸を走り体を鍛え、和楽器の演奏に没頭する。「鬼剣舞」、「櫓のお七」、「桜変奏曲」、「佐渡おけさ」、「大太…
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