
『羽衣』 漁師白龍が三保の松原で天女の「天の羽衣」を見つけ持ち帰ろうとします。落とし主の天女は、白龍から羽衣を返してもらうために得も言われぬ優雅な舞を披露します。 『道成寺』 女人禁制の寺へやって来たのは一人の白拍子。境内に入り烏帽子をつけて踊り始めますが、実はこの白拍子は叶わぬ恋の恨みから男を焼き殺した娘の亡霊だったのでした。艶やかな舞の中、形相がみるみる変わり... 『石橋』 中国・清涼山の奥深く。文殊菩薩の浄土へと続く石橋の上に獅子の精が姿を現します。荘厳な音色が響き渡り、美しく咲き乱れる牡丹と戯れるように勇壮に舞い、豪快な毛振りを見せます。
佐渡島に流刑された世阿弥のような幽霊が道を歩いている。男は能面を被り、岸壁に立つと火のついた松明で空を叩く。時空を超え、現代の岸壁で裸で太鼓を叩く鼓童の男。太鼓の音は燃え盛る炎のように高ま…
>>続きを読む坂東玉三郎と中村七之助が藤の精を艶やかに演じた演目です。舞踊の人気演目である「藤娘」を二人で演じるという新たな演出により平成二十六年一月に大阪松竹座で初演。大きな話題となり、早くも歌舞伎座…
>>続きを読む『鷺娘』 しんしんと雪が降る水辺の柳の下に、蛇の目傘を差した白無垢姿の娘がひとり佇んでいます。 娘は実は道ならぬ恋に悩む白鷺の精。一途な恋心を綴っていきますが、 いつしか白鷺の姿に戻っ…
>>続きを読む平家滅亡後、鎌倉の源氏方に追われる平家の武将・景清の行方詮議のため引き立てられた、恋人阿古屋。景清の居場所を知らぬと述べる阿古屋に、代官・重忠は心に偽りがあれば演奏の音色が乱れるはずだとし…
>>続きを読む海を渡って佐渡ケ島にやってきた若者たちがいた。鬼太鼓座の座員として彼らは積雪の町や海岸を走り体を鍛え、和楽器の演奏に没頭する。「鬼剣舞」、「櫓のお七」、「桜変奏曲」、「佐渡おけさ」、「大太…
>>続きを読む当代きっての歌舞伎役者で誰もが知る女形のスター坂東玉三郎。虚構と現実をないまぜにした幻想的な作品を得意とするダニエル・シュミット監督が、女形という特異な存在を通して、ジェンダー、生と死、そ…
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