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フラメンコ・フラメンコ
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目次

フラメンコ・フラメンコの作品紹介

フラメンコ・フラメンコのあらすじ

フラメンコの新時代を担うサラ・バラス、イスラエル・ガルバン、“フラメンコ界の神”パコ・デ・ルシア…。そんな一流アーティストたちが一堂に会しセッションを繰り広げる21幕のステージを、“光の魔術師”ヴィットリオ・ストラーロのカメラがとらえていく。

フラメンコ・フラメンコの監督

カルロス・サウラ

原題
FLAMENCO, FLAMENCO
製作年
2010年
製作国
スペイン
上映時間
101分
ジャンル
ドキュメンタリー音楽

『フラメンコ・フラメンコ』に投稿された感想・評価

ジブフォロフェスseason24️⃣

私は、初めてフラメンコと出会ったのは、

7年前くらいにパルケエスパーニャに行った時でした。

フラメンコって、私も最初そうだったんやけど、

あの踊りだけと思っていたが、

全然違った。

音楽や歌ももちろん、

絵画や光、何より影がメインっていうくらい重要。

全部一緒になったり、一つ一つやったり、

その総合がフラメンコ💃でした。感動した。



今作は、その最高峰の方々の舞台を作品にしたもの。

日本で生で見れるフラメンコより、数段レベル高かった。

さっきも触れたが、影がめちゃくちゃ綺麗✨

綺麗でかっこよくて、美しい🕺✨


ずっとclipしてたんやけど、

のんchanさんのレビューを見て、これだ‼️ってなりました。

参考になりました、ありがとうございました😊





次はジブリ✨
私はフラメンコに就いて、全く無知である。
何処かのスペインバルにてバイラオーラに何かしら語り掛けられても、唯一知っているスペイン語、『ハモン・イベリコ・べショータ』と『ムーチョ!』を譫言の様に繰り返すのみであろう。
そして大量に提供されたイベリコ豚の生ハムを、「塩っ辛い」と泪目で咀嚼しているに違いあるまい。

そんな全くの門外漢である私が、何故本作の鑑賞に及んだか-。
特段の理由は無い。
単に、月初の会議報告から解放されたフリーダム感にあてられ、「今の私は、『神』だ」と過信しただけである。

扨、本作にはフラメンコの名手による、21幕の舞台が収められている。
カンテのみの舞台もあれば、圧巻のバイレや影を利用した前衛的な舞台もあり、また伝説的名手によるトケもありで、誠に多種多様で飽きさせない。

此処では21幕全てに言及する事は不可能なので、深く心に残った数幕をレビューする。

・第2幕アレグリア (サラ・バラス)
この人は以前、他作のドキュメンタリーでのストイックな印象の強いバイラオーラである。
背中を一目見れば、その鍛練の程が解る。
シギリージャの名手であるが、本作ではアレグリアを披露。
タップは勿論の事、真紅のドレスをひらりひらりと回転させる様や、指の先まで感情を載せている点は、流石の一言。
圧巻の演舞である。

・第4幕カルタヘーラとブレリアス(ディエゴ・アマドール&ダビ・ドランテス)
ムルシア民謡を、ピアノ二重奏にて演奏。
ピアノに当たる陽の光が曲調に合っていて優しい印象を醸す。

・第9幕"行列"
蒼いベールを頭から纏った、六人からなる群舞。
ベールもドレスも、息のあった演舞に合わせて翻るのが見所。
月夜の演出もマッチしていて、とても美しく感服。

・第12幕"静寂"(イスラエル・ガルバン)
カンテもトケも無し。
バイレのみで月夜の静けさを演出。
絵画に映る影をも利用する点には独創性を感じる。

・第16幕"エル・ティエンポ"
これも六人のバイラオーラによる群舞。
叙情的で切ない曲調に合わせ、各々の立ち位置を入れ替えながら統一された動きで舞う。
第9幕ではベールの為に見えなかった、手指による感情表現に注目。

・第18幕ナナ(ミゲル・ポベダ&エバ・ジェルバブエナ)
舞台に雨を演出。
単なる子守唄でなく、雨に濡れつつ演舞する事で男女二人の感情を扇情的に表現。
ただ、個人的には"スーツ、傷むぞ"。

・第20幕ブレリア・ポル・ソレア(パコ・デ・ルシア)
フラメンコギターの伝説的名手パコ・デ・ルシアがトケを担当し、テンポの早いブレリアを演奏。
「鳴きのギター」とはよく使われる表現であるが、その鳴きの調子に複雑な感情を載せられるのはこの人くらいであろう。
前半の山がサラ・バラスならば、大トリはこの人。

映像作品は、視聴環境によって受ける印象が全く異なる。
本作に於いては蝋燭を灯し、サングリアを傾けながら鑑賞するが良かろうかと思う。
舞台芸術だ、と肩肘を張らず、ゆったりと鑑賞したい作品である。
歌(カンテ)、踊り(バイレ)、ギターと手拍子(パルマ)の三位一体で表現し、アンダルシア地方に伝わる民俗芸術のフラメンコ。
フラメンコ界の新旧アーティストが集結し、「生命の旅と光」をテーマにした21幕の舞台を描くドキュメンタリー。
冒頭から魅せられました!
美男美女が歌うルンバは、男性のハスキーな声と女性の甘い声が魅力的。サラ・バラスが踊るアレグリアは情熱的でいて、しかもしなやか。何度も観返してしまう程のベストパフォーマンスでした!
ロシオ・モリーナのガロティンは煙草をふかしながらの踊りがカッコいいし、ラストのブレリア・デ・へレスではアーティスト達が順に歌っては踊り、楽しさが伝わってきます。そしてスペイン女性は美人の多いこと!その美しさにもうっとりでした✧‧˚
ギターの音色の艶やかさが好きで、パルマを叩くのは実は憧れ。複雑すぎて難しそうですが、心地良いリズムが大好きなんです。
夕暮れから月夜、夜明けへと背景が変わっていくのですが、月と太陽、雲の表現が絵画的で、光と影の表現が美しいの一言。飾られている絵画もいい。
一つのフロアで歌と踊りと音楽のステージが次々と繰り広げられるのですが、セリフも解説もなく、シンプルな演出だからこそ、フラメンコの世界を100%堪能できました。

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