七人の男の活躍を描いた西部劇”荒野の七人”シリーズの第三弾。　
ジョージ・ケネディが主演、モンテ・マーカムバーニー・キャシー、ジェームズ・ホイットモア、レニ・サントーニらが共演。　

舞台はメキシコ。
メキシコ政府に反感をもつ人々が革命を望み集会を開くが、革命指導者の一人がメキシコ軍に捕まってしまう。
革命を支持する青年が、六人のガンマンを雇い、七人でメキシコ軍の拠点を襲撃し、革命指導者を救出しようとする…

シリーズ恒例のクリスを中心に七人の男が大勢の敵を相手に戦う西部劇。
もっともこれまでクリスを演じてきたユル・ブリンナーが降板し、ジョージ・ケネディに変わったのが残念。
今回の相手はメキシコ軍。
政府に不満を持つ青年がガンマンたちとメキシコ軍の拠点に殴り込みをかける。
邦題のサブタイトルは「馬上の決闘」ではあるが、決斗は馬を降りて行われており、西部劇の邦題にありがちなタイトルとは全く異なった内容。
南北戦争で片腕を失った元南軍兵士のガンマンと黒人ガンマンの二人が、本来であれば対立しがちな立場ですが、協力し合うのが清々しい。
シリーズお決まりの展開で、討ち入った七人の男たちが次々と戦いで死んでいく。
果たして誰が生き残るかも見どころです。
お馴染みのエルマー・バーンスタインのテーマ曲が流れるだけでもワクワクです♪　
「臆病者は何度も死ぬが勇者は一度しか死なぬ」　

2023.1　BS12で鑑賞（字幕）

• #メキシコ革命
• #政府軍
• #600ドルの報酬
• #馬泥棒・鉱山の黒人鉱夫・妻子持ちのナイフの達人の初老・ショーマンの片手の早打ちガンマン・持病を持った黒服のガンマン・依頼人の青年
• #山賊

シリーズ第３弾。今作はクリス役がユル・ブリナーからジョージ・ケネディに変更されている。だから『新・荒野の七人』なのか。でもサブタイトル『馬上の決闘』は意味不明。これはいったい？
それはともかく、ジョージ・ケネディは主役タイプじゃないけど、好演はしている。他の6人も地味ながらそこそこの個性で可もなく不可もなく。
ストーリーはわかりやすいうえに、要所要所でおなじみのBGMがかかるので安心して観ていられる。クライマックスの銃撃戦も恒例通りガンマンたちが一人二人と死んでいき、まあまあ盛り上がる。１作目にははるかに及ばないが、これはこれでありの出来栄えだ。

荒野に悪が
蔓延りし時…
民の心が悲しみに
染まりし時…

必ず七人の男たちが
現れる！勇壮なる
あのテーマに乗り…

「新・荒野の七人　馬上の決闘」

黒澤明監督の名作、七人の侍を西部劇に置き換えた荒野の七人シリーズ第3弾。もはやユル・ブリンナーもいません（笑）リーダー格のクリス役にはジョージ・ケネディが変わって入りました。何となく、そんな役にハマってしまう役者さんですね…。

基本的なプロットは毎回同じ。今作は圧政を敷くメキシコ政府打倒に燃える民のリーダーを奪還すべく、クリスを中心に七人が集まります。そして民と協力して悪を倒す。七人のうち、何名かが犠牲になりと言う。

基本的にこの黒澤明監督が作り出したプロットが優秀なので、つまらなくはならない（笑）カッコ良さ抜群の設定ですからね。後は七人がどんなやつでどんな背景を背負って戦うか、どんなアイデアで戦うのかです。

七人とその背景はかなり雑。尺が足らないし七人の侍みたいに各人に時間もないので仕方なし。またそれ程書き込む気もなかったかな（笑）とは言え…黒人さんと片腕くんは比較的書き込まれてましたが…ラストが雑すぎで…もうそれかい！とツッコミが（笑）戦い部分はそれなりの迫力はあるものの何か取り立ててと言う部分も無く…普通。またあの盗賊団みたいな奴ら…いりましたかね（笑）無くても良かった所に尺が使われてる気が…。まぁ民が一致団結する象徴のつもりでしょうが…あまり効果的ではなかったかなと。

やはりどんなに優秀なプロットであろうとリメイクの第3弾ともなると最早擦り過ぎて原型を留めていないこともあるわけで…ユル・ブリンナーだけでもいればねぇ…と。西部劇としてつまらなくはないけど…(T_T)

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