野獣暁に死すの作品情報・感想・評価

「野獣暁に死す」に投稿された感想・評価

仲代達矢は、舞台の人だから海外でも演技が可能。阿部寛が顔が濃いと言っているが仲代達矢の勝ち!
仲代達矢が出演しているというので観たマカロニ・ウェスタン。
やはり、仲代達矢は登場シーンからして存在感あり、イタリア語のセリフもなかなか。

物語は、カイオワという男がインディアン妻を殺された上に冤罪で5年の刑期を終えて出所するところから始まる。
5年の刑務所ぐらしで、木製の銃で銃さばき訓練をして、凄腕ガンマンとなっていた。

妻を殺して自分に罪をかぶせた男=フェゴー(仲代達矢)に憎しみを抱いてカイオワが復讐に向かう、という物語。

フェゴーはコマンチ団なる悪者軍団のボスで、アイオワのもとに集まった合計5人との対決がみどころ。
アイオワとフェゴーのグループどうしが、夜間の林で対決。

まぁまぁの娯楽作。
マヒロ

マヒロの感想・評価

3.0
妻を殺された上に、無実の罪をなすり付けられ収監された男が、釈放後復讐を果たすため腕利きの仲間を集めていく…というお話。

まぁ、話自体はよくあるもんだけど、復讐の相手があの仲代達矢であるというところが驚き。日本人の役なのかと思ったら別にそういうわけでもないらしく、ふつーにイタリア人として周りに馴染みきっているのがなんか可笑しい(セリフは明らかに吹き替えだが)。たまにサーベルを刀みたいに構えて振り回すのはちょっとした日本要素なのかも。確かに顔付きは周りのイタリア人キャストに引けを取らない濃さで、『ウエスタン』のヘンリー・フォンダみたいな凄みがある。

顔芸も満載で十分インパクトを残してくれる仲代に対して、主人公側が人数はそれなりな割にどうも影が薄いのが残念。何故か一人だけめちゃくちゃ攻撃されるが全く死なずにピンピンしている太っちょ男は良いとして、他の男たちは誰が誰だかといった感じで、もうちょっと掘り下げて描いてくれても良かったんじゃないかと思った。

クライマックスはマカロニウエスタンらしからぬ木々が生い茂る森の中で、銃の撃ち合いもなく敵を一人一人木の陰から暗殺していくという地味目なもので、その意外性が面白かった。
前半の仲間集めの過程がなかなかたるいので、そこが面白ければもっと良かったかもなぁ。

(2018.20)
erigio73

erigio73の感想・評価

3.5
BS録画にて。監督は黒澤映画を見て、仲代達矢に出てほしい!って惚れ込んだんじゃないかな。おかしな恰好の刀を持たされて、内心仲代さんも苦笑したはず。殺陣も何もあったもんじゃない。マカロニウエスタンはやっぱり銃でないと。
「敵役の人、仲代達矢さんに似てるな~」と思いながら観ていたら本当に仲代達矢さんだった!マカロニウェスタン凄いな!ストーリーは正にマカロニウェスタンの王道。主人公の妻殺される、主人公無実の罪で5年も牢獄に、出所して復讐を誓う。少し捻りが効いていたのが主人公が仲間を集めるところ。そして敵も30人もの大所帯の仲間を従えていたところ。5対30では知恵も働かせないと勝てないからね。しかし仲代達矢さんはイタリア人として全く違和感なかったです。
Yoh

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3.0
1968年イタリア製作の西部劇。黒衣をまとった主人公が復讐に燃える、典型的なマカロニウェスタン…しかしその相手は、あの仲代達矢!

少な目だが落ち着いた台詞や主人公の設定、気障な感じがなかなか良い雰囲気じゃないか、と思いましたオープニングに入るまでは。…オープニングで流れた、気の抜けた音楽で一気に白けてしまいましたね。ストーリーも正直微妙…5人の設定はそこそこ面白いんですがまったく活かしきれていない。ラストの戦闘も盛り上がりに欠けるので、うーんモヤモヤする…といった後味が残ります。三枚目に成りきれない二枚目、といった所。ただし悪役の仲代達矢のインパクトがすごいですね、やっぱり。スコアはそれに免じて、ということで。
86junk

86junkの感想・評価

-
仲代達矢、濃い。
海外の俳優の中で誰よりも濃い。

で、面白い。

お金を出す度に同じ効果音が流れるの途中から笑った。
シズヲ

シズヲの感想・評価

3.2
名優・仲代達矢が出演!しかもメインの悪役!「盲目ガンマン」のリンゴ・スターといいマカロニの懐の広さにはおったまげる。インディアン集団にさも当たり前のように混じり、流暢にイタリア語を喋る姿には不思議と違和感を感じなかった。他の役者と並んでも存在感がまるで負けてないからスゴい。顔立ちも濃くて普通に馴染んでるんだよなあ。

仲代達矢のインパクトは凄いが、ぶっちゃけそれ以外の魅力には乏しい。主人公はかっこいいけど、フランコ・ネロのジャンゴ系のキャラクターで新鮮味は特に無い。若干単調なペースで行われる序盤の仲間集め、中盤に挟まれる白黒回想シーンなど、展開の切れ味もそんなによくない。演出も特に印象に残らない感じ。仲代達矢以外の個性は総じて弱いけど、それなりに娯楽作やってくれるので一応は見れる。
otom

otomの感想・評価

3.4
仲代達矢のイタリアデビュー作との事。狡猾なラスボス達矢を仕留めるべく、5人のガンマンを従えて濡れ衣の復讐をするって話な訳だが、どうもメリハリがない。トニーノ•チェルビィ監督作品の"火の森"もモヤーっとした感じだったが面白かったのに比べるとやや劣る。最後の奇襲と刀を鉈に持ち替えた迫真の演技で正に孤軍奮闘の仲代達矢は価値ある一本。まずまず。
すてふ

すてふの感想・評価

2.5
妻殺しの罪を着せられたガンマンが仲間を集め復讐に向かうマカロニウエスタン。悪役は仲代達矢さん、顔が濃く馴染んでいる。

ストーリーは至極シンプル。仲間を集めるのもお金で勧誘するだけで捻りがない。良くも悪くも何も考えずに観られる。
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