舞台は東京、全く売れない芸人たちだけが生息する「お笑いアンダーグラウンド」。そこで、「地下芸人の帝王」と呼ばれる横須賀歌麻呂は、日夜過酷なバイトと全く金にならないライブでの新ネタ作りに追われていた。彼の創作の原動力は、とにかく客を笑わせたいという本能と、絶好調のライブに必ず現れる一人の女性客。彼女の励ましによって、横須賀は単独ライブの大成功を強く決意する。しかし、彼を取り巻く現実はあまりにも過酷だった。やがて横須賀は肉体的にも精神的にもボロボロの状態に追い詰められる。 現実と幻想、愛と暴力、破滅と救済、あらゆる矛盾を脳内に抱え込む横須賀、その創作活動は狂気と妄想に取り憑かれていく、、、果たして、彼を救うものは現れるのか...!?
とあるバーに現れた1人の男性客。そのバーのマスターは、客を殺害し、顔の皮を剥ぎ取り、マスクにして被る猟奇殺人鬼。いつものようにその男を殺害し、顔の皮を剥ぎ、被る。すると、マスターの頭に、悪…
>>続きを読むワイルドな商家の若旦那・弥次さんと薬物中毒の旅役者・喜多さんは恋人同士。2人はリアルを探してお伊勢参りへ旅立つが、行く手には笑いを取らないと通れない関所、歌って踊る主人がいる茶屋、アーサー…
>>続きを読む日本。秩序と混沌の国。美と醜の国。過度な経済成長で得た豊かさの代償として、国⺠は様々なコンプレックスを抱えている。 醜きを覆い隠し、美しきことのように振る舞う。奥ゆかしさとも言えるその性…
>>続きを読むすべてを失った青年に残されていたのは“記憶” 懐かしい匂いに導かれて、自分を取り戻す旅が始まる–– 骨董屋を目指し、四畳半のアパートに住みながら路上で古物を売って暮らす大貫大。ある日、看護…
>>続きを読む「笑いのみ、他はどうでもえぇ」 笑いに人生を捧げるツチヤタカユキは毎日気が狂うほどにネタを考える日々を過ごしていた。念願叶ってお笑い劇場の小屋付き作家見習いになるも、愚直で不器用なツチヤは…
>>続きを読むお笑いコンビ・品川庄司として活躍する一方、映画監督としても才能を発揮し『ドロップ』『漫才ギャング』など数々の話題作を送り出してきた品川ヒロシ。自身初となる、女性を主人公に据え、北海道・下川…
>>続きを読むその島は、至るところに「置屋」が点在する。本土からは日に二度連絡船が出ており、客の往来の足となっている。住民たちはこの閉塞され た島で一生を過ごす。女は客から「外」の話を聞いて思いをはせる…
>>続きを読む©2018 映画『東京アディオス』製作委員会