
舞台は東京、全く売れない芸人たちだけが生息する「お笑いアンダーグラウンド」。そこで、「地下芸人の帝王」と呼ばれる横須賀歌麻呂は、日夜過酷なバイトと全く金にならないライブでの新ネタ作りに追われていた。彼の創作の原動力は、とにかく客を笑わせたいという本能と、絶好調のライブに必ず現れる一人の女性客。彼女の励ましによって、横須賀は単独ライブの大成功を強く決意する。しかし、彼を取り巻く現実はあまりにも過酷だった。やがて横須賀は肉体的にも精神的にもボロボロの状態に追い詰められる。 現実と幻想、愛と暴力、破滅と救済、あらゆる矛盾を脳内に抱え込む横須賀、その創作活動は狂気と妄想に取り憑かれていく、、、果たして、彼を救うものは現れるのか...!?
小夜は東京でファッションデザイナーの卵として暮らしていた。そんなある日、地元に暮らす姉のあすみから連絡が入る。それは今度結婚するという内容の電話。「おめでとう。何て人?」あすみは言いにくそ…
>>続きを読む主人公の美咲は、母の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業したものの、就職氷河期世代で希望する仕事に就 くことができず、恋愛も結婚も、なにもかもがうまくいかず、40歳…
>>続きを読む長年の闘いが体を蝕みドクターストップによって強制的に引退を迫られたボクサー・楠木創太(木幡竜)は、闘いへの未練と執着を捨てきれぬ中、恋人との結婚を機に引退を決意する。新しい生活を築くために…
>>続きを読む廃れていくピンク映画業界で⽣きる映画監督・栩⾕と脚本家志望だった男・伊関、そしてふたりが愛したひとりの⼥優・祥⼦。タイトルに引⽤された万葉集の和歌「花腐し」とは、きれいに咲いた卯⽊(うつぎ…
>>続きを読むとあるバーに現れた1人の男性客。そのバーのマスターは、客を殺害し、顔の皮を剥ぎ取り、マスクにして被る猟奇殺人鬼。いつものようにその男を殺害し、顔の皮を剥ぎ、被る。すると、マスターの頭に、悪…
>>続きを読む宇田みこ(24)は、遊園地の跡地に出来たショッピングモールに残る数時間に一回動くメリーゴーランドの受付をしており、受付時間外はゆるキャラくまに扮して、メリーゴーランドの前で風船を配 ってい…
>>続きを読むヨシダヨシオは、寝たきりの母親と暮らし、市の水道局に勤める一見、真面目な男。その一方で、筋金入りの“ドM”な一面を持ち、夜になると自分が住んでいる街で、ただ一軒のSMクラブの“女王様”ミホ…
>>続きを読む港町、仕事を干され生活に困った兄は、自閉症の妹が町の男に体を許し金銭を受け取っていたこと を知る。罪の意識を持ちつつも互いの生活のため妹へ売春の斡旋をし始める兄だったが、今まで理解のしよう…
>>続きを読む©2018 映画『東京アディオス』製作委員会