minorufuku

ウィッチクラフト 黒魔術の追跡者のminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

現代社会で生きる黒魔術師の主人公は、周囲の人間に疎まれつつも一人娘と二人で暮らしていた。その娘が人身売買組織に誘拐されたことを知り、主人公は黒魔術を行使しつつ行方を捜すのだが、組織は権力者や警察とも癒着があって・・・という話。アルゼンチン映画。

地味ながらもおどろおどろしい魔術が独特の雰囲気をかもしだしていたオカルトホラー。母親が自身への偏見と組織の巨大さに苦しめられつつ、身体をボロボロにしながら魔術を娘を探す姿に徐々に引き込まれていった。魔術の代償として自らの血肉を差し出す必要があるため、かなり痛々しい描写が満載だし、暴行シーンもあるので家族で気軽に観るタイプではないのだが良くできた映画だった。
お金を高額紙幣に変えられる魔術は便利。
minorufuku

minorufuku