ムンバイのダラヴィ、インドの縮図とも言われる巨大スラムで、王と称されるタミル人カーラ。大勢の子供や孫に囲まれ、大家族の長として平穏に暮らすこの男が、再開発計画をきっかけにその背後にいる宿敵のヒンドゥー原理主義・マラーティー至上主義政治家と対峙する。開発に名をかりた社会的弱者の排除に対抗し、「土地は我らの権利」をスローガンとしたカーラの戦いが始まる。
自分の給料だけでは住宅ローン審査に通らない銀行員のサンジェイとカリーナ。どうしてもマイホームがほしい2人は、家を手に入れるために偽装結婚を思いつく。
インド北部のウッタル・プラデーシュ州で、カースト外の「不可触民」として差別を受けるダリト(ダリット)の女性たちが立ち上げた新聞社「カバル・ラハリヤ」(「ニュースの波」という意味)は、紙媒体…
>>続きを読む人里離れた深い森で、野生のゾウの群れを見守りながら暮らすミトラナンダン。この男を人々は敬意を表して“森の神”と呼んだ。ある日、役人の後ろ盾を得た巨大企業が森を占拠し、リゾート施設の開発を始…
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