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眠る虫
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目次

眠る虫の作品紹介

眠る虫のあらすじ

幽霊って、どこから声を出しているんだろうバンド練習に向かうバスの中、芹佳那子が遭遇したのは、とあるメロディ。歌を口ずさむ 老婆が抱える木箱に興味を惹かれた佳那子は、練習をすっぽかして彼女のストーキング を開始。乗客が少なくなっていくバス。夜に包まれた終着駅。名前のわからない街で佳那子がたどり着いた先は――。

眠る虫の監督

眠る虫の出演者

原題
製作年
2019年
製作国
日本
上映時間
62分

『眠る虫』に投稿された感想・評価

この瞬間の一つ一つはこの瞬間だけのもので、そのまま流れていく...

まるで夢を見ているみたいだった。


こういう映画を観るとまだまだ映画を観る力量が足りてないなと思う。
幽霊、風、石、植物の葉、流れていく景色、いろいろなモチーフがあるんだけど、意味まではとれなかった。


とにかく感じたのは夢の中にいるような感覚だった。
しようと思っていたことと違うことをしたのに、その瞬間それがしようとしていたことだったと思いこんでいてそのまま話が進んでいく感じ。
いつのまにか場面や場所が変わっているのにそのまま受け入れて話が進んでいく感じ。
あんまり脈絡のない行動をしているのにトータルとしては破綻していない(と夢の中の自分は思っている)。
あの不思議な雰囲気を感じた。
そしてそれは生きていることの不可思議さに通じているように感じる。

あと、昔話や神話のような雰囲気もある。
大きな石、行き先のわからないバス、鳥居のような人工物。
少しずつ濃くなっていく異界。
死の匂いも濃くなっていくように感じられた。


こういうシュールな雰囲気の映画ってあんまり観たことがなくて面白く感じた部分もあるし、焦点を定めることができなかった部分もある。
慣れの問題のような気もするので、現時点ではスコアとしての評価は保留しようと思う。


余談
これからグランドシネマサンシャインのIMAX レーザー GTでテネットを観てきます。
これはこれで全然違う種類の読み取る力を要求されるんだろうな。
映画って奥が深いですね。
菩薩

菩薩の感想・評価

4.2
バスの車内中央には小さな鞄に堂々とネギをぶっ刺したおじさん、その時点で「勝った!」と謎の確信を得た。しかもあのおじさん、『散歩する植物』では少年の散歩を封じる敵役(?)であったが、『食べる虫』では見知らぬ二人組に衣食住を提供し、二人に「生きる場所」を提供するファンタジーを作るおじさん(浮遊するブロッコリー🥦)、その短編の中に「場所って神様みたいだね」との台詞があったが(確か…)、それは監督の作中のみならず血中に流れる通奏低音なのだと思う。バスは地球、との事であったが、その車内の時計は12時21分(シンメトリー)を指しており、佳那子が老婆を追いかけ降りる瞬間に12時22分へと変わる。これは「異世界への突入」を意味するショットなのかと思ったらどうも偶然だし単なる俺の超思い違いの様で…恥ずかしい…でも良いよねやっぱバスって、ちょっとネコバスを思い出したりしちゃって。勿論ホン・サンスの様なズームがとか、リヴェットみたいな謎の暗号がとか、キヨシ・クロサワみたいな突然の風と扉の開閉が、なんて比較検討も出来ようが、金子監督の独創性は天賦の才だと思うし、ファンタジーの力を信じているのだと思う。でも何よりやっぱり「場所」への執着、これが同じく「場所」に対する憧れを強く持つ俺にはズサズサと刺さって来るし、同じ思いを持つ人は多いのでは?お爺ちゃんの家でのお泊まりに関しては、残念ながら俺の両爺は物心ついた頃には死滅していたので自分にとっては婆ちゃんが住む世界でのお泊まりなのだが、それだって立派な異世界への侵入で冒険であった。小さな食卓での朝ご飯、飛んでくる虫、潰される虫…にちょっとマザー2を思い出してしまう。たかだか小さな石ころにしたってそれはその場所の記憶を宿す小さな媒体であり、そのエネルギーを借り、更に身体を使ってエネルギーを増幅し、人間の脳と両眼は映写機へと姿を変える。スタンダードの画面であろうとも、その視線は常にフレーム外へと注がれ(車窓の外にカメラを向ける乗客)、生者の世界と死者の世界が繋がる事により無限の広がりを見せていく。まだまだ色々書き足りないっちゃないのだが…俺如きがとやかく言う事でもないし、こんなもん読んでる暇あれば明日のチケットを予約した方がいい、野暮な解説も不要だろうし、生きてる人らは何かしら感じるものがあるはず。渡辺紘文の使い方なんて本人より上手いのでは?あの有無を言わさぬ感じ、説得力しかない。
ミッドナインティーズでは20代若者多し
口々に良かったと言って帰っていった

続けて観ようと「眠る虫」を購入
此方もほぼ満席、今日は平日なのに人多し上映終了が近いからなのか?
仕方なく端っこのC1を購入
地下に下りると僕の席に若手芸人の宮下草薙の草薙君似の若者が座っていた

ん❓何で⁉️
ちょっと待てよと自身に言い聞かせ席を確認、自身もよく間違えるからだ😅
やはり此方は間違っていない
「あの~席、間違ってませんか?」
と自身の券を見せながら聞くと
「あ、すいません」と彼、そして立ち上がり去った
何や横の木の椅子の人(満席になると横の通路の立ち見の所に木の椅子を置く特別席)か?
誰も来なかったらここに座っとけな奴なんか?ど厚かましい奴やなと思っていた💢😠💢

すると彼が店員さんに何か言っている
店員さんが来て券を見せて欲しいと言われ見せるとお借りしますと言って彼とどこかに消えた
何とまさかのダブルブッキング😅

彼は厚かましい奴ではなく100キロを越える巨漢のスキンヘッドで機動戦士GUNDAMのアムロTシャツを着た住職とも反社ともとれるイカツイおっさんに怯えて反射的に席を立っただけだったのだ

地下から1階に上がると店員2人と草薙君が思案していた。。
彼女も僕には退けて欲しいとは怖くて言いにくかったのだろうか。。
草薙君が先に座っていたし気の毒になり
「横の木の椅子は空いてますか?」と聞き「空いてるならそこでいいですよ」といった

「あぁ、有り難うございます」と一同
いやいや草薙君、君は悪くないよ😅




2本目
19:40上映 B1 42席 男約15 女約15
年齢層はぐっと上がって30半ばが大半
監督の挨拶付き



金子友里奈監督作品

芹佳那子はバンド練習に向かう為バスで移動していた
鼻唄が聴こえてきてそちらを見ると木箱を抱えた老婆が座っていた
歌声に興味を引かれた佳那子は練習をサボり老婆の後を追ってストーキングを開始する

段々と乗客が少なくなりうとうとした佳那子が目覚めると夜になったており知らない町の終点に着いてしまっていた。。





以下ネタバレ?



録音マニアの彼女が幽霊とおぼしきお婆さんに着いていき録音しようとしたりその先の家族達とコミュニケーション取ろうとする話


監督の挨拶がありハイカットのCONVERSEが印象的👟
魅力的な方で質問には直ぐ様答えておられた
喋るのは苦手だが頭の中では伝えたいことや色々なことがぐるぐる回っているんだなという印象

手を上げ何時ものようにタイトルの意味合いと今回はクレジットの最後に流れたクラウドファンディングのメンバーに畑中葉子さんの名前がありそのことについてもついでに質問✋


畑中さんは親が知り合いでそのご縁からだそうで「前から後ろから」Tシャツ持ってますよとのこと😆

眠る虫とは幽霊ですか?と聞くと幽霊というよりはふとしたことで目覚めた者でその者との繋がりとか。。
余り解らなかった😅

解らないところも多いと聞くしそれは自身の力なの無さで伝えられていないし表現しきれていないのは改善していきたいとおっしゃていた
皆から愛されるような宮崎駿さんを目指したいとか。。なるほど

正直解らない部分も説明が少ない所も多いかなという印象
監督の頭の中には確固たるものが出来上がっているけどまだそれの出し方や伝え方、足し算引き算が上手いこといっていないのかなと。。

漫画家がデビューから暫くすると急に線が少なくなった見易い絵になるみたいなことがこの先次の映画であるといいかなと思った☺️


木の椅子で「けつ、いてっ~すねぇ」とトータルテンボス藤田さんを心の中で呟きながら立ち上がると草薙君が「有り難うございました」と深々とお辞儀。。
いやホント君は何も悪くないよ😅

階段上がると監督がいらっしゃった
一言二言交わして帰途に着いた🚴💨

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