ふゆうするさかいめの作品情報・感想・評価

ふゆうするさかいめ2020年製作の映画)

上映日:2021年06月12日

製作国:

上映時間:65分

あらすじ

「ふゆうするさかいめ」に投稿された感想・評価

kana

kanaの感想・評価

3.0
期待してたのとはちょっと違った。BGMが激しめだった。頭を使って含まれてる意味を考えつつ観なきゃならなかった。気づいたら終わっていた。
籠

籠の感想・評価

3.8
北区界隈の雰囲気がノスタルジックでいつ伊藤克信が出てくるのか?と妄想してしまうあの頃の時代の空気を感じさせられ懸念した眠気を促進する話ではなく楽しく観れる自分がいてよかった。渋谷と都電荒川線といえば「・ふ・た・り・ぼっ・ち・」、羽毛が舞うといえば「レイプ25時暴姦」が浮かぶ私の脳みそには見境がない。
高級羽毛布団の拡販を強いられたりしながら嫌々働いていた頃の100倍は現在働いていて、働く以外は寝るしかない毎日だが、これはいつまで続くのだろうか?頭の中だけは楽しくしていたい。
2回目の鑑賞がとても良かった、割と難しい話だと思うので複数回観ても楽しめる。
自分を構成する大事なものも思い出も、すぐ手元に置いておかずに眠りの外へ押しやっていたとして、それらを捨てているわけではない事。
人と街への愛がちゃんと映っていて嬉しくなる。あとマリノちゃんが公園で夜をしんと睨む顔がとても良かった
私の大好きな羽毛布団はふわふわで暖かくて優しく包んでくれるけれど、その中には沢山の鳥さんの命の代償が詰め込まれているんだってこと。

キラキラの原石がいっぱい詰まった映画でした。
お布団大好き
そして、お布団がきらい
あなたが大好き
そして、あなたがきらい

寝るのが大好き
そして、このまま死んでしまいたい

突然の現実が私を引き戻そうとするけど、どうするかは私の自由でしょ?

just wait and see

眠りたいんだからいまは
あんな喫茶店行ってみたい。そこがリアルな日常で、そこから始まるふゆうする境目。喫茶店とそこのママだけがやけにリアルで、こっちの世界。面白かった。
菩薩

菩薩の感想・評価

2.0
おそらく監督の頭の中でこうやりたいと思い描いてるものに技術的にも予算的にも何一つ追いつけていない、これなら絵本とかにするべきだったと思う。ある程度はインディーズ映画だから…と大目に見るべきなのかもしれないが、リップシンクがズレズレなのはかなりキツい、1500円、1時間を観客から頂戴する事にもう少し慎重になるべきでは。死は眠りの延長にあり、生と死の狭間に眠りはある。私とあなた、過去と現在そして未来、そんな境目の浮遊感を楽しむ為には後半話が具体性を帯び過ぎだと思うし、詩的な方向にも振り切れていない台詞が寒々しい。何より厳しいのはエンドロール、あれは観ているこっちが恥ずかしいです本当に…やめた方がいいと思う…。たぶんジャン・ヴィゴやりたかったんだろうなってのは分かる、掘り起こされたくない記憶を他人が勝手に掘り起こす暴力性については良かった、オフトゥンは天国への入り口。
私、ホラー以外に苦手なジャンルあったわ…
インディペンデント映画。

"映像"としてやりたいことが最優先にきてて、それが作品の表現に最適だったのかを判断出来てない気がする。
ただ、これがやりたかった"絵"です、にしか見えない。

ま、映画だし、好きなことやってくれていいんだけど。
私ももっと広い心で見ないとな〜

このレビューはネタバレを含みます

「ふゆうするさかいめ」そのタイトルから受ける印象の通り、終始ふわふわと舞ってる夢の中のような雰囲気。チャーミングでふふっと笑えるユーモアもあり楽しい。

夢と現の境目は、電車、部屋、そして布団に現れる。
マリノは起きてるときも心ここにあらずな足どりで寝惚け眼。常に眠ってるようだ。
マモルは意識は現にあるようで、マリノと一緒に電車に乗れない。マリノの部屋(そして布団)に入ってから、マリノ同様の足どりになる。
3人のうち最もアクティブなミノリは、マリノが張ってる境目を取り払おうとする。手を引っ張って電車に乗り、そして半ば強引に部屋に入る。
同じ布団に入るということは、世界を共有するということ。布団は安らぎであり、からだ踊るほどの多幸感をも齎す。

睡眠はひとりだけでの活動時間なので、”社会的生産力”がないとされがちなところ、この作品は睡眠を肯定するものだったのがとても良かった。

営業マン役の南波さんは実際に営業職の経験があるそうで、それゆえの劇中営業トークのあのリアルさ!w
私も最近布団が身体に合ってない気がするので早急に変えたい。

シネマ・ロサは2回目でしたけど、予告みる限りインディーズ映画を上映することが多いのかな?こういう映画館の存在ありがたいですね…
主人公が現実か白昼夢なのか分からなくなりながら、北区の王子で生活している話。
エンディングテーマが予告を観てから気になっていました。
掛け布団を解体して、布団の羽毛が舞っているシーンも印象に残る。