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五線譜のラブレター DE-LOVELY
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目次

『五線譜のラブレター DE-LOVELY』に投稿された感想・評価

犬
3.5
ローズ

映画音楽など、約870曲にのぼる曲を作ったコール・ポーター
1920年代のパリ社交界の名士として鳴らした彼の人生と、妻リンダとの愛情関係を描いた伝記ラブストーリー

こんな人が

歌がメインと言ってもいいぐらい

楽しい作品
でも終盤は、、

回想する
時代を感じます

メイクあり

俳優陣の演技も良かったです
コステロが楽しそうでよかった
4.6
『人生を彩るは、
  いつの日も♪♪“歌”♪♪』

いやぁ、痺れました!何て素敵な映画なんでしょう(’-’*)もう、この映画の構造がドンピシャで“超”好きでした!

アメリカの作曲家、コール·ポーターの半生を描いた作品なのですが、この映画をどれかのジャンルに分類すると言うなら、それはもう間違いなくミュージカル映画に含まれると思います。ただちょっと、いや大分変わっているのは、まずオープニングで年老いたポーターと演出家の男が登場し、劇場の客席に腰を掛けるのですが、そこからステージで始まるショー!これがポーターの半生を回想するショーなんです。

とはいえ、この映画はその劇場でのショー形式で全編繰り広げられるわけではなく、その後彼の人生の伴侶となるリンダとの出会いからをしっかりと歌とドラマで描き、時折そこに劇場で観ているふたりが挿しこまれます。だからこの映画は、晩年の主人公が自分の人生をショー仕立てにしたものを客観的に観ているという構造。それはおそらく現実ではなく、もしかしたら最後の走馬灯かも知れない。でもそこは、明確な答えを示さないのですが、そこがまた好きでしたね(‘∀‘ )

ポーターを演じるのは、アカデミー助演男優賞受賞俳優のケヴィン·クライン。彼の事は『イン&アウト』を観てから好きになったのですが、この人はやっぱりうまい!この作品ではピアノも実際に弾いているそうで、その芸達者ぶりが遺憾なく発揮されています。そして、リンダを演じるのはアシュレイ·ジャッド。正直彼女の事は、90年代にちょっと売れた女優さん位にしか今まで思っていませんでしたが、素晴らしい名演でした!゚+.゚(´▽`人)゚+.゚

それはそうとこのポーターという人、一言で言えばかなり奔放、というか自分に正直に生きている人なのでしょうね。リンダと愛し合い結ばれるのですが、彼はそもそも同性愛者でもあります。リンダはそこも含め、愛する事を決めたわけです。だからポーターは、彼女と結ばれた後も男性とも愛を交わすのですが、そこに悪気はありません。彼はあくまで自分に正直に生きています。

その点で、この映画の主人公である彼の事は、途中まで感情移入の対象にはならないはずです。何たって奔放で偏屈な人ですからね(((^_^;)むしろ、リンダの気持ちを考えるとそっちの方がせつなくなってきます。もしかしたら、そこが好き嫌いの分かれどころになるかもしれません。そこからふたりは年齢を重ね、やがていつしかすれ違い、 そして起こるある出来事…

あくまでも“歌”が中心となるこの映画。なので、全編ミュージカル仕様の映画や、ダンスも見せ場となるミュージカル映画が好きな人には、ちともの足りないかもしれません。ただ、ボクはやっぱり“歌”が好きなので、どストライクでした!

『インディ·ジョーンズ/魔宮の伝説』のオープニングでもお馴染み「Anything Goes」での華やかな幕開けから始まり、やっぱり名曲の「Night and Day」は最高!リハーサルでの歌唱指導から徐々に盛り上がり、そのままパンするカメラが本番を映し出す魔法のようなカット🎥そして、歌え楽しやとミュージカル調に展開される「Be a Clown」。

さらに、この映画のもうひとつの大きな魅力。それがそうそうたる顔ぶれによる歌唱シーン♀_(`O`)♪♪♪「Let's Misbehave」をコステロが唄い、「Let's Do It, Let's Fall In Love」ではアラニス·モリセットが登場!かと思えば、ダイアナ·クラールが「Just One of Those Things」をジャジーに歌い上げ、シェリル·クロウが「Begin the Beguine」を熱唱という豪華さ!その他にも素晴らしい面々が参加♪そのそうそうたる面々がサラッと出てる感じがなおまた素敵💕

晩年が描かれる終盤では、主人公がリンダとの出会いを思い出しながら歌う「So In Love」が、せつなすぎましたρ(・・、)でもやっぱ最後は楽しくなくちゃと繰り広げられる「Blow, Gabriel, Blow」、そして、静かに奏でられるラストナンバー「In the Still of the Night」…
この終盤の流れと幕の閉じ方、そしてまさにひとつのSHOWを観終えたかのような心に残る余韻。ピアノと歌が、時に楽しく、時にせつない人生を彩る本当に素晴らしき映画!ヾ(☆ゝ∀・)ノ

この映画を観て、人生の限られた時間、そしてその“時のうつろい”というものを想わずにはいられませんでした。ボクには、あとどれ位の時間が残されているのだろうかと。

人にはそれぞれ、人生における“その時ごと”の歌というものがあると思います。ボクにもたくさんの思い出の歌があります。この映画では、それを歌を生み出した本人の半生で描く事で、何よりの説得力を持たせる事に成功していると思います。そこが本当に素晴らしい!もし、自分の人生をこんな風に描いてもらえたなら、素敵な事だし何よりうれしいだろうなぁ(*‘ω‘ *)

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