人は生きているとさまざまな出来事に見舞われるもの。けれど、行く先を見失って真っ暗闇になった時、道を示してくれる人がいた。予期せぬ荒波に飲み込まれても、助けてくれる人がいた。そんな優しさや愛…
>>続きを読む1998年、両儀式と浅上藤乃の決着の後。式のもとにやってきた黒桐は、半ば押しつけるように黒猫を預け…?/礼園女学院の女生徒・宮月が友人の自殺現場を訪れると、そこには浅上藤乃の姿があった。/…
>>続きを読む夜がなくなった眩しい街で、今日は流れ星の雨が降る。「みなさんの願い事が叶うといいですね。」とテレビはにこりと笑うけど。これは眠らない街の眠れない雄鶏のものがたり。
戦時中のある冬の夜、工房の中で爆弾製造士は手りゅう弾を作っていた。すると、たくさん作った手りゅう弾の内のひとつに魂が宿ってしまう。製造士は、「君を作ってしまってすまない、好きなように生きる…
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