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親鸞
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『親鸞』に投稿された感想・評価

浄土真宗の祖・親鸞が世界で初めて僧侶の身で結婚するまでを、前・後編で描く大長編映画。原作は吉川英治の長編デビュー小説「親鸞記」(1923)。監督は「五人の斥候兵」(1938)などの田坂具隆。

主役・親鸞を演ずる萬屋錦之介は当時27歳。約20年後の「日蓮」(1979)では喜怒哀楽の激しい日蓮を演ずるが、本作では煩悩に悩む若き親鸞を瑞々しく再現していた。なお、実弟の中村賀津雄は同作では愛弟子役、本作では弟役を演じている。

田坂監督ならではの誠実な作りで鎌倉時代の僧侶の青春を描いていた。内容の感想は後編の「続・親鸞」(1960)レビューにまとめて記す。

戦時中の浄土真宗と天皇ファシズムについて調べている途中に参考として観たのだが、前編の親鸞は比叡山・天台宗の修行下で女性(にょしょう)への煩悩に悩み続けるばかり。最後に恋焦がれる玉日姫の前から逃げ出し桃色の煙の中に消えていく描写は面白かった。

吉川英治の原作は、大正時代に親鸞ブームを巻き起こすきっかけとなった倉田百三の戯曲「出家とその弟子」(1917)の3年後に執筆された。両者とも仏教の禁欲と恋愛との苦悩が描かれており、大正期に正しい生き方を模索した煩悶(はんもん)青年たちにとって、恋愛がいかに重要な人生の命題だったかを思い知ることが出来た。


◎MEMO神道国家体制下の仏教
1868年 明治元年に神仏分離令が発令→神道国家体制に
    廃仏毀釈(仏法を廃し棄却)運動が起こり全国で寺社破壊
1873年 政府が「僧侶の肉食、結婚の許可」を布告→仏教の世俗化
1877年 廃仏毀釈は収まるが仏教各派は天皇国家の護国団体に

以降、太平洋戦争終戦まで仏教界は戦争協力をし続けた
・信者への戦争参加の奨励
・戦死を究極の安楽への道だと教導
・戦争資金の調達

※仏教は538年に日本に伝来し聖徳太子の時代から神仏習合し始め国教となる。大陸を参考にした寺院建築に倣って神社も作られ始める。以来、現在まで天皇の葬式は仏式で行われた。京都・泉涌寺には鎌倉時代以降の歴代天皇の位牌がある。
2.5
〖1960年代映画:小説実写映画化:伝記映画:東映〗
1960年製作で、吉川英治の同名長編小説を実写映画化の伝記映画の第1部らしい⁉️
最後の紫の煙は?って作品でした😱

2023年2,572本目
浪花千栄子が毒蛇に噛まれたと思いきや息もつかずのうちに岡田英次軍団に攫われる丘ひとみさん。男たちはみんな縛られて。錦兄ィもいいしお弟子の千秋実(性善坊)もスタイル良くてついつい見惚れてしまう。ラスト紫(性の色)の煙に包まれる親鸞!

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