インドを訪れた米国人女性が、バンガロールで拳銃を入手する。そこ からマイソール、マンガロールと、一見ただの観光旅行にみえるその行程は、危険な使命を帯びた旅だった。インドに根深い「女性への暴 力」の問題と向き合う一作。レイプやモラル・ポリシング、性犯罪を5 裁く法律の不備といった社会問題への告発に、戦うヒロインを導く教えとしてヒンドゥー教の神話を重ね合わせる 印象的な構成。映画メディア「フィルム・コンパニオン」が選ぶ、「2010年代のカンナダ語映画ベスト25」にラ ンクイン。
インド北部のウッタル・プラデーシュ州で、カースト外の「不可触民」として差別を受けるダリト(ダリット)の女性たちが立ち上げた新聞社「カバル・ラハリヤ」(「ニュースの波」という意味)は、紙媒体…
>>続きを読む1988年、政情不安に揺れる南米ペルー。貧しい生活を送る先住民の女性、20才のヘオルヒナは、妊婦に無償医療を提供する財団の存在を知り、首都リマの小さなクリニックを受診する。数日後、陣痛が始…
>>続きを読むメキシコの貧しい村に暮らすマグダレーナ。貧困から抜け出すため仕事と夢を求めた息⼦は、友⼈とアメリカへ向けて旅⽴ち、そのまま消息を絶つ。多くの若者が国境を越えようとして命を失うことが多い中、…
>>続きを読む連続女性殺害事件の取材でメキシコの旧友が営む新聞社を訪れたローレン。汚職が横行し真実が闇に葬られる社会で、その新聞社だけは真実を報道しようとしていた。そんなある日、事件の被害者で奇跡的に生…
>>続きを読むそれはあまりにも突然で奇妙な出来事だった。双子姉弟ジャンヌとシモンの母親ナワルが、ある日プールサイドで原因不明の放心状態に陥り、息絶えたのだ。さらに姉弟を驚かせたのは、ナワルを長年秘書とし…
>>続きを読む雑誌記者・ビッツィーは死刑囚のデビッド・ゲイルに指名され、死刑執行前の3日間で彼のインタビューを行うことになる。彼はレイプ事件で大学教授の職を追われた後、殺人の罪で死刑を宣告されていた。し…
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