若大将シリーズが見れないのですっかりロスになってしまいました

若大将というよりすみちゃんロス

妻に「月額390円なんだよ」って話したら「うちは貧乏だからね、ほかの見るんだね〜」
瞬殺で笑いながら却下

先日西郷輝彦さんが亡くなられたのもあってこの作品で少しでも同じような気分を…

って180度違うわ、この作品は

幼い頃に生き別れになった母を訪ねて台湾へ
母はこの地で童謡を教えていた
終始マジメな作品
みんなこれでもかって深刻に演技してる

これは若大将の代用品にはならないよ
台湾で知り合った美人姉妹の妹はちょっとお調子者だけど姉はいたって真面目
とてもすみちゃんロスを解消してくれるような雰囲気は持ってない

それにしても西郷輝彦さんの歌は独特で味があるなあ
「赤とんぼ」をこんな節回しで歌う人はなかなかいないぞ！！
あと俳優としても成功してるし

そういう意味ではこのへんの日本歌謡史は黄金時代だったんじゃないか
あと橋幸夫さんと舟木一夫さんで御三家だ

ヒロインの美人姉妹は台湾の人かな
特に姉は口とアテレコがぜんぜんあってなくてこの人まったく日本語喋れないだろ？ってオモタ

それにしても東宝と日活の色の違いを肌で感じることができました
すみちゃん！！カムバックアゲイン！！
てかそんなに貧乏だったのか、うち…

（編集再投稿）2022年2月21日、西郷輝彦がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。アマプラで観られますので良かったらご覧下さい。
「おもひでぽろぽろ」や「ちびまる子ちゃん」でお馴染み、西郷輝彦のヒット曲を映画化。若き日の西郷輝彦、眉毛の濃いいい男です。これに甘い歌声ですからモテた事でしょう。
西郷輝彦が船員で戦後直後に行方不明になった台湾人の母親を探しに台湾へ。9割台湾ロケで60年代の台湾という貴重な映像を見ることができます。母親探しが行き当たりばったりなんですけど、無事母親と再会できるのでしょうか？
すっかり日台友好ムードの昨今ですが、戦後直後の混乱期には忘れられている歴史もある事だと思います。
序盤中盤終盤と3回「星のフラメンコ」が歌われるのがしつこいですが、ラスト間際に西郷輝彦が歌う「赤とんぼ」は映画の内容も重なって胸に染みますね。
台湾の歴史で言えば、永瀬正敏主演の「KANO 海の向こうの甲子園」もオススメです。

妹のいる船乗りの男。20年間帰ってこない母親を探しに台湾へ。
少年に案内される。
フラメンコとは…。

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