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The Most Dangerous Year(原題)
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『The Most Dangerous Year(原題)』に投稿された感想・評価

平和な日常が一転、サイン一つで人権が侵害される瞬間を捉えたイチゴ祭りのシーンの演出が白眉。差別する側の署名の軽さよ。発議案を差別だと断言する判事がスマートでカッコよかった。
Omizu

Omizuの感想・評価

4.0
トランスジェンダー映画祭2023夏にて『最も危険な年』としてオンライン上映されている

この「最も危険な年」というのは、全米で突如として起こったトランスジェンダーに対してトイレ使用を禁止する法案が提出された2016年のこと。
これって日本だとまさに今じゃない?まさしくタイムリーな一本。

ドキュメンタリーとしてはオーソドックスなつくりであるが、その法案を提出した人々の主張がどう間違っているかを冷静に紐解いていくスタンスがよい。

「分離すれども平等」という言説は間違っていることを歴史が証明している。そもそもトランスジェンダーがトイレで性暴力をふるうことなど稀であり、問題にすべきはトランスジェンダーではなく性犯罪者。

保守派が土台にするキリスト教原理主義というのは日本では希薄なのになぜこんなに理解が進まないのだろう。

いずれにしても一朝一夕に解決するものではなく、一人一人が正しく理解することが求められる。思ったよりもマイノリティは身近にいて、想像力を働かせることを促す。この地道な努力しかないのだと思うと気が遠くなる。

是非ともネトフリなりアマプラなりで配信してほしい一本。今回みられてよかった。
トランスジェンダー映画祭 2023夏でオンライン視聴。

数年前から日本にも輸入されているトランスジェンダー(主に女性)に対する差別言説のオリジナルが見れるのと同時に、トランスヘイトが恐怖と不安や無知から生じるものであることを再認識できる映画だった。

あと、ヘイター側にトランス男性という概念が無いように見えるのは、やっぱり不安を煽ること以外の目的がないからだと思う。知識がないだけかもしれないけど。
外性器で絶対的な性別を決められてきた今までが完全な間違いだったのであって、全てのトランスジェンダーが病理モデルではない形での医療へのアクセスや性自認と合致した性別で生活を送ることを拒否する権利は誰にもない。

あと、社会的な活動をしている人はともかく、当事者が素朴な疑問という形での差別に対して真摯に答える必要もないので、日本も早く自民党を政権与党から引きずり落としてLGBTQ+差別禁止法を作ろう。

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