人生は選択、そして時々、運命…
30歳になったユリヤは人生の方向性が定まらず、これまで様々な才能を無駄にしてきた。一方、年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功し、最近は結婚し、子どもを欲しがっていた。
アクセルのパーティに気が乗らず、帰る途中、招待されていないパーティに紛れ込んだ彼女は、そこで会った若くて魅力的な青年アイヴィンに惹かれる。
その後アクセルと別れ、アイヴィンと同棲に踏み切ったユリヤは、その恋に人生の新たな展望を見いだそうとするが…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
かなり評価が高い作品だけど、好き嫌いがハッキリ分かれる作品じゃないかな。
まずユリヤに共感が出来ない。
いい意味だと自分に正直に生きている。
悪い意味だと自分本位。
自分が、こうだと決めたら曲げない。
それが相手に取って突然な事であっても
まだ20歳そこそこだったら解るんだけど
ユリヤは30歳。いい大人である。
まぁ、今の時代そういう人は多いんだろうけど、個人的にはあんまり好きじゃない。それに何かあると楽な方に行ってしまうとしか見えないとこも有ったし。
そして、新たにユリヤの恋人となるアイヴィンにも共感が出来ない。
彼は恋人が突然変わってしまい、彼女と共に歩いていく人生に疲れてしまう。
そんな時に出会ったのがユリヤ。
彼は、ユリヤに安らぎを感じたといっているが、ユリヤと付き合う事は、恋人から逃げるためだったんだと思う。
ユリヤとアイヴィンは似た者同士だったんじゃないかな。
そんな2人だったから恋に落ちたのかも
…って感じで観てしまったせいか、何かずっとモヤモヤで…
という訳で個人的には嵌まらなかった作品でした。