ヘビメタおやじさんの映画レビュー・感想・評価

ヘビメタおやじ

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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.0

2222本目。主人公は、ジブリ作品の中ではかなり魅力的だと思いました。CGもきれいでした。アーヤのくじけない姿勢と、ひとつひとつのエピソードは面白いのですが、作品のバックボーンが語られて無さすぎて、世>>続きを読む

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.0

2221本目。やはり余命ものは、どこにもたどり着けないから苦手だと思いました。余命を知らされて、心の枷を外した主人公の大胆な行動は面白いのですが、前提が前提だけに笑えるユーモアではありません。余命もの>>続きを読む

デビルクエスト(2011年製作の映画)

3.0

2220本目。ニコラス映画です。中世の雰囲気、衣装等はよくできていると思いました。しかし、脚本に捻りが無さすぎです。魔女を護送するところは面白いロードムービーになるのかと思いきや、橋の場面くらいでさほ>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.5

2219本目。世界の全情報が集まるパシフィック・ブイ、老若顔認証システムなどガジェットのアイディアが素晴らしいです。本当に実現しそうで、怖い気もしますが。黒の組織が潜水艦まで持ち出してくるのには、さす>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

2218本目。スタートはまるで横溝正史の世界で、アニメシリーズとは違う雰囲気で楽しいです。ストーリーも鬼太郎とは違って、すぐに妖怪とはならず、リアリティーがあります。物足りないと感じたのは、二人がバデ>>続きを読む

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

4.0

2217本目。個人が全面に出た前作から、部活動群像劇に戻ってきて楽しめました。青春そのもののような姿を何のてらいもなく、ストレートに見せてくれます。こういううれしさはドラマや映画でないとなかなか感じら>>続きを読む

居眠り磐音(2019年製作の映画)

2.5

2216本目。時代劇のパターンとして、強い主人公が悪の横暴にが耐えて耐えて、限界を超えて爆発するというのがあります。これもそうかと思いきや、初っぱなからとてつもない運命にさらされ身近な人をほとんど失い>>続きを読む

劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ(2017年製作の映画)

3.5

2215本目。2もやはり胸キュンです。今作は部活動内のストーリーというよりも、個人的な事情がメインになっています。青春のひたむきさが伝わってくるのは、1と変わりません。しかし、どうしても部活動という集>>続きを読む

43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)

4.0

2214本目。派手さはないのですが、落ち着いた佳作だと思いました。アルツハイマーになった初恋の人の記憶を戻すため、アルツハイマーを装って老人ホームに入り込むという話です。アルツハイマーをいじり倒すよう>>続きを読む

劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

4.0

2213本目。音楽テーマの映画と青春映画に外れはほとんどありません。まして、どちらもとなれば鉄板です。スポーツものより、かなり胸がキュンキュンしました。吹奏楽部に関わったことがあるので、楽器の運搬・搬>>続きを読む

ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2212本目。前から気になっていました。何度も声を上げて笑ってしまいました。何でも願いが叶うようになった主人公が願いを唱えた後の、言葉足らずの結果のずれた実現化の映像が傑作でした。例えば、「愛犬と一緒>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.5

2211本目。原作既読です。原作はかなり面白く読みました。グリコ・森永事件をこんな切り口で作品にした目の付け所に感服しました。特に、探索の過程は、サスペンスフルで面白かったです。かなり地味ではありまし>>続きを読む

名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

3.5

2210本目。事件のスケールも、アクションも地に足が着いている感じでした。やたら、アクションに寄せていなくて、犯人判明までの推理も無理がなくて、好感がもてました。富士山を割るビジュアルが、アニメならで>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

2209本目。すずめちゃんはかわいかったです。前半のロードムービー部分は、楽しかったです。まあ、ロードムービーに外れは少ないのですが。実際の大災害の原因をファンタジーとして扱うのは、どうもすっきりしま>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

2.5

2208本目。エル・ファニングの可愛らしさが素敵です。しかし、ストーリーは感心しませんでした。ウッディ・アレンらしさはあるのですが、なんか、とッ散らかった印象です。皮肉・ウィット・ユーモアを感じること>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.5

2207本目。原作は読んでいますが、世評に反してあまり感心しませんでした。「舟を編む」もそうでしたが、文章が薄く感じてしまうのです。しかし、アニメーションになると、作品世界がくっきりして面白く見られま>>続きを読む

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.0

2206本目。CGもそれなりにいいものですが、手書きのアニメーションは落ち着きがある画面が魅力です。ディズニーの中では、ストーリーが夢と希望、勧善懲悪だけではなくて味があります。怪物とは平気で他者に怪>>続きを読む

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.0

2205本目。地方小選挙区の実態がデフォルメされて描かれています。まあ、実態はかなり近いのではないか、と思わせます。請われて立候補した議員娘がうんざりするのがわかるほど、グロテスクです。前半はそのグロ>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

2204本目。名前だけはちらっと聞いていました。しかし、それほど興味を引かれませんでしたが、スカパーで放送されるので見てみました。もっと早くに見ておけばよかったです。みんなグレーの服を着ているので、な>>続きを読む

アンノウン(2011年製作の映画)

3.5

2203本目。知人がみんな、「あんた誰?」シチュエーションは結構ある印象です。前半の自分を証明できないシークエンスは、もたつく感じで、スピードがありません。狙われ始めてからは逆に急展開過ぎて、人が次々>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.5

2202本目。つまらないかと言われると、そうではないのですが、手放しで面白いと言えないです。スケールは壮大で、映像も悪くないです。ただし、圧倒的に敵の数が多い中の白兵戦で、仲間だけが無傷で済むというの>>続きを読む

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.0

2201本目。テレビ・シリーズ未視聴。よくあることですが、テレビ・シリーズのほうが絶対面白いと感じられる作品でした。キャラクター紹介のためにおふざけ演出が強くなり、ステレオタイプの巨悪との戦い、感動を>>続きを読む

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2200本目。出だしは期待させるものがありました。南米コロンビアが舞台で、主人公も白人美女ではないので、新たな視点のディズニー世界かと思いました。しかし、家族の中でひとり魔法を授からなかったミラベルが>>続きを読む

総理の夫(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2199本目。女性総理が生まれたらという設定からあまり期待していませんでしたが、案外面白かったです。しかし、夫が財閥の御曹司というのが、まあ、現実としてはそうなんだろうけれど、親近感が削がれ、感情移入>>続きを読む

ホット・シート(2022年製作の映画)

2.5

2198本目。やっちまったという感じの作品でした。A級っぽく頑張ったけれど、それが却ってB級でもない、どこを楽しめばいいのかわからない作品になっています。まず椅子の下の爆弾というアイディアが、うん?ど>>続きを読む

沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

4.0

2197本目。原作は未読です。4年前に録画して、手を出せずにいました。見るに値する作品でした。前半の不当人事の部分は、見ているのが辛かったです。中心となる事故は、リアルタイムで知っているので、当時を鮮>>続きを読む

そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.0

2196本目。北海道を舞台にした、一次産業ドラマです。農業や漁業に携わる幼なじみたちが、自分達の産物を材料にした札幌のシェフの料理に感動して、地元でレストランを開く話です。彼らの日常の様子が描かれる前>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

2195本目。事件が陰惨過ぎて辛いです。探求部分はそれなりに面白いのですが、やはり事件を追うので気が滅入ってしまいます。登場人物も全てが鬱屈しているので、共感できる人物がいません。主人公が子供時代に面>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

2194本目。実話ベースの作品は、あまり面白い作品に当たらないという印象があります。しかし、とても面白かったです。選手としてのビーナス姉妹は知っていても、こんな事情があったとは思いもしませんでした。特>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.5

2193本目。中世の映像は圧倒的です。しかし、いかんせん中世ですから、陰鬱な映像が多くて、気が滅入るのも確かです。ストーリーは事実を三人の立場から描いたもので、芥川の「藪の中」のような感じです。捻りも>>続きを読む

科捜研の女 -劇場版-(2021年製作の映画)

2.0

2192本目。劇場版になるとひどくなるのはよくあることですが、ここまでの作品は少ないのではないでしょうか。ストーリーそっちのけで、奇抜な構図にこだわる監督によってぐちゃぐちゃです。それでいてドラマティ>>続きを読む

Alice THE MOVIE 美しき絆(1979年製作の映画)

3.5

2191本目。メンバーの若さに、懐かしいの一言です。当時のアリスの勢いが伝わってきます。勢いがある中でも、どこか落ち着いた雰囲気がアリスらしいと思いました。途中に入る小芝居が、時代を感じさせる懐かしい>>続きを読む

アザーズ(2001年製作の映画)

4.0

2190本目。大邸宅に住む母と姉弟のところに、3人の使用人がやってくる。それ以来、不気味な現象が起こるというストーリーです。途中から、「シックス・センス」と同じ落ちだと薄々感じましたが、そう思わせても>>続きを読む

テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2189本目。テスラが電気関係の発明家だったことと、エジソンのライバルだったことぐらいは知っていましたが、詳しくは知りませんでした。彼の功績はある程度分かりました。交流を実用化したとは、我々の生活に大>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

4.0

2188本目。題名からの推測で、期待していませんでした。その反動か、とても面白く感じました。伊能忠敬の偉業は知っていましたが、地図の完成がこんないきさつだったとは思いもよりませんでした。ただし、このエ>>続きを読む

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.5

2187本目。相変わらず、映像が美しいです。気楽に見られる娯楽作品として、及第点です。ストーリーは、一作目の畑の攻防からスケール・アップして、最後の仲間救出作戦はやり過ぎの感じで、感心しません。それで>>続きを読む

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