ジョンマルコビッチ総統さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.4

久しぶりに昔の(ハリウッド時代の)ジャッキー映画の軽やかさが少しだけ垣間見れたようで良かった。
シベリアからモンゴル、中国を縦断するロードムービー。

アクションはマトリョーシカあたりは面白かったけど
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.0

初3Dキャラクターの作品でありながら、白雪姫から続くディズニーのプリンセス物語の集大成。

プリンセスの恋と冒険、そして幸福な結婚というお決まりのシナリオは本作を最後に消え、次のプリンセス物語である「
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

2.5

戦争の狂気を哲学的に描いた作品。しかしストーリーは分かったかといえば、私には一度観ただけでは理解できないことだらけだった。

ずっと熱に浮かされているようなそんな映像。
音楽の使い方がさすが、素晴らし
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.8

何度見てもハラハラドキドキ。
傑作冒険映画。

出た目が本物になる不思議なゲーム・ジュマンジ。
やっぱ本家初代が一番面白い!
ホームアローン然り、グリーニーズやスタンドバイミーしかり。
冒険ものは子供
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七福星(1985年製作の映画)

3.2

まったくもってくだらないコメディパート(褒め言葉)は良し!
五人組は全員本当にバカだなぁ、ゲスだなぁと笑いながら観れるのが良い。特にリチャード・ンの変態具合が最高!クレイジー!

ロザムンド・クワンの
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.8

マフィア映画の金字塔。

ニューヨークの血なまぐさい抗争。
シチリアの乾いた叙情的な風景。
緩急の効いた映像は素晴らしい。

名優マーロン・ブランド演じるドン・コルレオーネは事あるごと息子たちに「家庭
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

これは面白い。
はらはらして大胆な手口でカールを出し抜いていくフランクが最高!まるでルパンと銭形警部だね。

さすがスピルバーグ監督といった作り込まれた安定感に、ジョン・ウィリアムズのテーマ曲もおしゃ
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

1.2

好みじゃなかった。
スリラーなのに怖くもない。
大した展開も解決もなく、オチも分かりづらく微妙。ただただ苦痛な視聴時間。

極限の人間心理は怖いなという映画なのだろうが、映画としての起伏がなく惹かれる
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欲望の翼(1990年製作の映画)

4.3

ティンパンなラテンのリズムに乗せて熱帯の森のなかに現れる「欲望の翼(邦題)」のタイトル映像が象徴するような、気怠げで甘く美しい青年ヨディ。
金や容姿に恵まれながらも、刹那的な肉欲に溺れ破滅的な生き方を
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酔拳2(1994年製作の映画)

4.0

名作。
ジャッキーの一つの到達点じゃないかというくらいのアクションは最高!
序盤の列車の下での槍と刀の戦い、広場の酔拳無双、酒場での即席武器での戦い、そして圧巻のラストバウト!!素晴らしいアクションに
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ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(2008年製作の映画)

2.4

ハムナプトラは大好きだがこの続編はいただけない。

序盤のイギリス→上海あたりまではワクワクしたのだが、皇帝が復活し敵味方が入り乱れるシーンになると突然粗が見えてくる。
まずセリフの流れがおかしくなり
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ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.7

ジャッキー映画の中で3本の指に入るであろう名作。
若いジャッキーのアクションが素晴らしく、とくにその柔軟性や京劇やスタンドで鍛えた変幻自在な立ち回りは職人技。
ストーリーもギャグ満載で観客を楽しませる
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ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

3.0

カンフー映画を語るなら外せないブルースリー。
霍元甲の弟子、陳は師匠の死の謎を追って日本人道場と対立する。
道場での一人無双や、ラストバトルのキレは凄まじい。ヌンチャクさばきもかっこいい。

ブルース
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

2.6

最強軍団再び。
前作より豪華なメンツで、派手なアクション、お祭り騒ぎ。
本作はバーニーの心の葛藤を主軸にドラマ性も出してきたね。少しだけ。

キャラクターがわかるようになって見やすくなった部分のもある
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

2.8

本作では、最強軍団が前作よりもより最強だった。
なぜだと思う?
なぜならそこにチャック・ノリスが出てきたからだ!!!

序盤、今しかないとばかりにインヤン大活躍だったので、あそこが香港に出向いてロケし
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ダブル・ミッション(2010年製作の映画)

3.8

ファミリー向けのジャッキー映画。
カンフーは控えめだけど、料理屋の戦い、椅子格闘やガラス割りなど香港ジャッキー映画のお約束も登場したので満足。
それよりも恋人の子供たちとの絆が深まるさまをしっかり丁寧
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.6

ベトナム戦争の悲惨さを伝える名画。一度は観ておくべきだろう。
誰が誰だか分からない混乱や泥と血にまみれた鬼気迫る登場人物たち。ベトナム戦争だがメインは部隊内での対立。
人種や貧困格差についても兵士たち
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.4

念願の鑑賞。
小さな子供だった90年代、香港という街に憧れていた。多分テレビでこの映画の予告を見たんだと思う。はっきり記憶にはないけど。
街に突っ込む飛行機。
猥雑でビビットな色の洪水のような街並み。
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カンフー・ジャングル(2014年製作の映画)

3.2

ゴリゴリの男臭いドニーさんが観たいならコレでしょう!

ラストバトルはスリル満点でカッコいい!
やっぱり棒術といえばドニーさんだね!

ハード・ブラッド(1992年製作の映画)

3.8

エンタメカンフーを観たくて買っておいたDVDを鑑賞。

舞台はロス。
アメリカで医局ポーチーラムを営む師匠を訪ねた弟子のジェットが、事件に巻き込まれる。
若いリンチェイが茶目っ気たっぷりの弟子役を演じ
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SPIRIT スピリット(2006年製作の映画)

4.0

100本目(2020年)
復讐や名声ではなく、中国武術の精神をテーマにした本作。そう言った意味で他のカンフー映画とは一線を画す、まさに武術映画といえる。ジェット・リー が最後の武術映画として全身全霊を
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捜査官X(2011年製作の映画)

3.6

サスペンス風カンフーというはじめてのジャンルだが、なかなかどうして面白い。
ドニーさんの珍しい一般人演技が見られる。「た、助けてー」なんていうドニーイェンが見られるとは笑

金城武が絶妙にヤバそうな、
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片腕カンフー対空とぶギロチン(1975年製作の映画)

3.2

なんだこれは?
なんだこれは!!

ダルシム、ムエタイファイター、カンフー侍。そして空飛ぶギロチン!!
刮目せよ!
まさしくこれは唯一無二のカンフーカルトムービー!!

南北酔拳(1979年製作の映画)

2.5

南北酔拳なのに最終的に蟷螂拳vs病拳という謎マッチになる適当さ好き。
そういえば蛇拳も最後猫拳になってたよね。

タイトルから期待する通り、袁小田師父の蘇乞兒に南酔拳で勝利して欲しかったのでこの点で。
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.6

ジムキャリーのコメディには、不思議な哀愁がある気がする。
それが本作ではものすごくいい味を出している。マスクの時もそうだったけれど、いつのまにか応援したくなってしまう魅力のある素敵な俳優さんだよなぁ。
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カンフー・ヨガ(2017年製作の映画)

2.3

ジャッキー、これインド映画ぽく踊りたかっただけなんじゃ……笑??
ストーリーはつまらないけど、ジャッキーが楽しそうで嬉しい。

途中なぜか突然、なんの脈絡もなくエリックツァンが仲間ヅラで出てきててビビ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.5

じんわりと心に沁みる名画。

純粋でどんな運命も肯定するフォレストと運命に抗おうともがいたジェニーを表裏に、激動のアメリカ史を描いていく。

心に残ったのはダン隊長が神様と仲直りしたというくだり。
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少林寺三十六房(1977年製作の映画)

3.6

少林映画の金字塔。
なんと言ってもバラエティ豊かで創意溢れる修行シーンは最高!
どの修行もものっそいキツそうだが観ていて全く飽きがこない。
リューチャーフィーはキレッキレで特に棍さばきがカッコいい。
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片腕ドラゴン(1972年製作の映画)

2.3

カンフーの金字塔ということで、教養(??)として、鑑賞。
片腕ドラゴンの修行から強くなるシーン、キャラクターはまるで少年漫画みたいで面白い。

片腕ドラゴンvs万国びっくり武闘家軍団。顔に墨を塗っただ
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.2

名作。
イップマンの良いところは、現代にブラッシュアップされていながらも、そのストーリーがスタンダードなカンフー映画なところだと思う。
正義、そして復讐や名誉の回復である。
日本軍へ雪辱を果たし中国人
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.5

知らないのにどこか懐かしいオレゴンの片田舎。
二度と戻ることのない子供時代の死体探しの冒険。

子供の頃観たこの映画のおかげか、行ったこともないアメリカの田舎町に不思議とノスタルジーを感じるようになっ
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

3.2

リメイクベストキッド。空手からカンフーに変わっているが大筋は同じ。
ジャッキーがコメディを封印しているため個人的には少し物足りないが、ジェイデン・スミスの柔軟性はすごい。彼がお調子者のコメディリリーフ
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.8

前作の歴史伝記感が薄れてエンタメ感が強めの第2作。

ラストのイギリス人とのリングでのバトルより、サモハンとの対決のほうが見応えがあってかっこいい。ここだけでも見るが価値ある。

強さに貴賎はなく武術
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

4.1

満を持してドニーさんの主演映画を鑑賞。
カンフー映画もついにここまで来たかという感じで、どっしりと見応えがある。
詠春拳もいいのだが、私の好きな大きめな動きのあまりない武術のため、途中の棒術が嬉しかっ
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.5

林業映画。
ウォーターボーイズ以来の矢口監督のファンなので鑑賞。
やっぱり面白かった!

映画の村ほどではないが、野山に囲まれた地方の田舎民(人に言われたくないけど自分で言うのは良いのです)としてはあ
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.9

名作である。

※もののけ姫以前のジブリ映画は子供の頃から観ており、作品としても完璧すぎて評価のバランスが崩れちゃうので今は評価を控えたい。
今度腰を据えてじっくりたっぷり感想を書きたい。