改名した三島こねこさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

<概説>

D・クローネンバーグがお届けする、ハエ男と女記者の悲劇の恋物語。次第に人間ではなくなっていく恋人に、女は選択を迫られる。

<概説>

クローネンバーグ監督らしいグロテスクな描写はあります
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.7

<概説>

場末の三流ボクサーであるロッキー・バルボア。そんな彼にひょんな巡り合わせから世界チャンピオンより対戦が申し込まれる。ドン底にいたクソ野郎の愛と再起の物語。

<感想>

スタローンがボクサ
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クラウン(2014年製作の映画)

3.1

<概説>

冗談でピエロの服を着たら、本当に殺人ピエロになっちゃった!

冗談でイーライ・ロスの名前を出したら、本当にイーライ・ロスが製作に乗り出した笑撃の話題作。

<感想>

殺人ピエロモノは元ネ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

<概説>

実在の詐欺師フランク・アバグネルの自伝を、スティーヴン・スピルバーグ×レオナルド・ディカプリオという豪華布陣で映画化。稀代の知能犯をFBI捜査官が執念で追い詰める。

<感想>

本作の元
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.6

<概説>

1932年の傑作映画『暗黒街の顔役』を、『アンタッチャブル』のブライアン・デ・パルマを監督に据えてリメイク。キューバ人青年のトニー・モンタナの成功と失落を鮮烈に映し出す。

<感想>

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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.8

<概説>

遠藤周作の傑作小説『沈黙』を『グッドフェローズ』のマーティン・スコセッシが監督する真に異色の作品。真の信仰とはなんであろうか。

<感想>

これをマーティン・スコセッシ監督作としてだけ見
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

<概説>

とある作家が訪問したかつての名門ホテル。そのホテルのコンシェルジュが巻き込まれた、老婦人殺害事件のかしましいまでの一部始終。

<感想>

物語の構成としては二重の伝聞構造になっているので
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ムカデ人間3(2014年製作の映画)

3.9

<概説>

今尚伝説として語り継がれる『ムカデ人間』完結編。歴代悪役の演者二人を主演に据え、ムカデ人間はアメリカの歴史を変える。

<感想>

この作品を絶賛する人は頭がどうかしています。レビューから
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ムカデ人間2(2011年製作の映画)

3.7

<概説>

全世界を震撼させた悪趣味チャンピオン『ムカデ人間』が、まさかのボリュームアップを果たして帰ってきた!今度は12人つ・な・げ・て・み・た・い!

<感想>

2になっても変わらず悪趣味映画の
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超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

2.2

<概説>

前回の超高速参勤交代の帰路、湯長谷藩で一揆が発生した。この事態が御上の耳に届く前に、藩に帰還し、事態を治めるのだ。二度目の超高速参勤交代が始まる。

<感想>

長槍で最後即決着はついてい
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.8

<概説>

悪趣味映画界の金字塔『ムカデ人間』。人と人とを繋げてみたい!頭とおしりで繋げてみたい!まずは三人で繋げてみよう!

<感想>

物語としては正直ありふれています。主人公が急に絶体絶命に追い
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

<概説>

伝説のバンド"QUEEN"の軌跡を描く一作

<感想>

音楽作品の真価は歌唱パートにこそと常々思っているのですが、本作はドラマパートもよかったですね。というよりあの若干沈痛なくらいのドラ
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ダブルヘッド・ジョーズ(2012年製作の映画)

2.9

<概説>

課外授業をしてたらダブルヘッド・ジョーズが出てきてさあ大変。孤島に追い詰められるし、その孤島は沈みかけてるし、急に津波は起きるし。私達どうなっちゃうの!?

<感想>

最新作ではシックス
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ソドムの市(1975年製作の映画)

3.4

<概説>

若い男女18人がイタリアの辺境の館に集められた。そこは貴族が悪徳を謳歌するこの世の地獄。ソドミーやスカトロジーなど、目を逸らしたくなる変態趣味の見本市120分。

<感想>

私は表現規制
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.9

<概説>

4人のストリートマジシャンが、謎の人物に導かれて結託する。彼等は鮮やかな奇術で資本を盗みだし、民衆に分け与える。4人の奇術の行く末は。そして黒幕の真相とは。

<感想>

「よぉボウズ…知
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.7

<概説>

アメリカの独立記念日直前の7/2、世界各国の主要都市に巨大な宇宙船が来訪した。地球外生命体の出現に浮き足立つ世間の裏側で、技術者デイヴィッドは宇宙船からの総攻撃を予見する信号を傍受した。
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

<概要>

世界各地で非常に致死性の高い感染症が発生した。感染者は加速度的に増加し、暴動やデマゴギーもまた異様な速度で蔓延する。感染症の発生から収束までを、多様な立場から描く意欲作。

<感想>

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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.5

<概説>

元名子役のジェーン。元名女優のブランチ。ブランチが下半身付随の中、家庭という閉鎖空間でジェーンの狂気が加速していく。

<感想>

被害者役が下半身付随で、鉄格子もない家という空間が閉鎖空
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.7

<概説>

1982年に公開された『遊星からの物体X』。あの悲劇が起こる原因となったノルウェー隊の事件について描く。

<感想>

「ボンカレーはどう作ってもうまいのだ」というのはBJ先生の至言ですが
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迷宮物語(1987年製作の映画)

3.4

<概説>

『AKIRA』の大友克洋をはじめとした日本アニメーション界の有力者が組み立てる三本のオムニバス。それぞれが独自の世界観で観客を魅了する。

<感想>

三人の監督の世界観がまったくの異色で
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七人の侍(1954年製作の映画)

3.8

<概説>

黒澤明の最高傑作とされる時代劇。戦国時代末期を舞台に、農民と野武士のいくさを描く。

<感想>

この時代の映画というのはキャラクター先行の作品はそこまで多くない印象があります。しかし本作
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

<概説>

ウォール街に勤務するエリートサラリーマンのパトリック。順風満帆な人生を送っていたはずの彼にはドス黒い破壊衝動が眠っていた。パトリックは今日も獲物を求めて夜を徘徊する。

<感想>

パトリ
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エイリアン:ファイナルカウントダウン(2017年製作の映画)

1.0

<概説>

意味不明すぎてSF版『デビルシャーク』

<感想>

?マークで頭を埋め尽くされたところに更なる?マークをインセプションしてくる。それが90分連続します。とてもつらい。

ただエイリアンっ
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新エイリアン 最終繁殖(2015年製作の映画)

2.0

<概説>

不良矯正キャンプにやってきた団体様。そこにエイリアンモドキナチロボットが強襲をかける。シガニー・ウィーバー不在の不利な戦況の中、悪ガキ共は反撃に出た。

<感想>

新エイリアン→エイリア
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ロスト・ジョーズ(2014年製作の映画)

1.4

<概説>

学園の教授が過去に関与した事件。その舞台となったマーフィー島に興味本位で向かった学生達を恐怖のフライングシャークが襲う…

<感想>

これまでに数十作のサメ映画を見てきました。その上で言
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.0

<概説>

とある夫婦が事故で息子を喪った。そのショックで気を病んだ妻のために、夫は療養もかねて山奥の別荘を訪れる。しかしそれは更なる狂騒の幕開けで…

<感想>

女性蔑視的な作品とまで言われる、ト
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.8

<概説>

紛争地であるミャンマーに非武装の人質候補NGO御一行がやってきた。案の定拿捕された彼等を救うという神の御業をやるハメになったランボー。さあ今回も大暴れだ!

<感想>

最初は『First
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.7

<概説>

ランボーの次の脱出劇は公開当時紛争真っ只中のアフガニスタンへ。クソみたいな露助からトラウトマン大佐を取り戻せ。ギネス記録は伊達じゃないランボーの大暴走に刮目せよ。

<感想>

スタローン
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恋空(2007年製作の映画)

2.3

<概説>

ガラケーを落としただけなのに。図書館に返却されていた携帯を回収したらもう大変。毎日正体不明の変質者から電話がかかってくるし、なぜだかそいつにときめいちゃうし、女子高生も楽じゃない。いじめ・
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必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)

3.6

<概説>

神父が変身能力をもって街の悪党とNINJAをバッタバッタとなぎ倒していく愉快なコメディ映画。舞台はCHINA!だれがなんと言おうとCHINA!

<感想>

これはセットだけ見るとクソ映画
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.6

<概説>

かつて母が教えてくれた秘密の海岸でナンシーは休暇を過ごしていた。しかしそこに突如出現した人喰いザメによって岩礁に追い詰められてしまう。執拗に岩礁から離れようとしないサメから、ナンシーは逃げ
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

4.1

<概説>

ベトナム戦争にてMIAとなった捕虜奪還作戦に従事したランボー。しかし上層部の思惑からランボーもまた囚われの身となる結果に終わってしまう。此度はあの因縁のベトナムで、ランボーの二度目の脱出劇
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ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

3.9

<概説>

戦時中の負傷とその後の処置で達磨状態になってしまったジョー。五体満足で希望に満ちた夢と、声すらも行使できぬ非情な現実。その狭間を往復しながら、ジョーはなにを思うか。

<感想>

反戦映画
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.2

<概説>

戦後展開された学生闘争において設けられた三島由紀夫との討論会。そこから見えた両者の思想の根幹を紐解こうと試みる意欲的なドキュメンタリー。三島由紀夫ファンならば垂涎の秘蔵映像をふんだんに使用
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バスケット・ケース(1982年製作の映画)

3.2

<概説>

大人の事情で切り離されたシャム双生児の兄弟が復讐にやってきた。あれよあれよと殺戮の宴を済ませた兄弟は、悲しい痴話喧嘩に突入する。

<感想>

ゲテモノ映画のお手本のような作品。

血!
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パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.4

<概説>

突如として発生した天災により街は津波に飲み込まれた。主人公達は閉鎖空間と化したスーパーwithサメから逃げ切ることができるのか。そしてサメ映画ならではの爆発オチは使えるのか。

<感想>
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