はるさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

はる

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突破口!(1973年製作の映画)

3.6

銀行強盗で盗んだお金が、実はマフィアの隠し金だったという単純なストーリーですが、推理小説を読み進むような感覚で、意外に楽しめました。

普通のおじさんにしか見えなかったチャーリーがマフィアを回避する様
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

MIシリーズ、久しぶりに観ました。
毎度のアクションシーンはしっかり覚えているんだけど、肝心のミッションの詳細はぼんやりとしか覚えていないんだよね。
というか、観ていてもよく分かんない😅

今回はベラ
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「子育ての責任って人を押しつぶすのよ」

身につまされる思いで鑑賞しました。「ほんの数分でいいからひとりになりたい」って何度思ったことか。

今となっては、人間だから仕方ない感情だったって思えるし、あ
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テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

3.8

めちゃめちゃ面白くて大好き。阿部寛の魅力全開。
ローマの彫刻像そっくりの肉体美も素晴らしいです。

若い人にはわからないであろうネタがまた嬉しかったりする。

「争い事はお湯に流して」ってテーマも今の
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アレックスがリバー・フェニックスに似ていて最初から画面に釘付けになりました。
そして風景が美しくて眩しかった。
アレックスにとって、どれだけキラキラした6週間だったのかがうかがえます。

あらすじの時
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帰らざる河(1954年製作の映画)

3.0

見どころはマリリン・モンローの美貌と歌声かな。
あとは古い映画にありがちなつっこみも楽しめる。
「その乾いた毛布、どっから持ってきたの?」
とか、突然のキスシーンとか。

半分近くを占める河下りの合成
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ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

3.8

アンジェリーナ・ジョリーが出ていたんだね。
昔、アンジーをアンジーと認識してなくてデンゼル・ワシントン目当てに見ていました。

ドラマ『Xファイル』のヒットでプロファイリングが注目されていた時期だった
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ブリット(1968年製作の映画)

3.6

【スピルバーグ監督、マックィーン代表作「ブリット」の主人公を題材にした新作に着手】

という記事をみつけました。
それで今回の放送に繋がったのかな。
NHKの放送は3月22日でしたが、せっかくなのでス
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ダーティファイター(1978年製作の映画)

4.0

そうそう、クリント・イーストウッドとオランウータンのコンビ!
若い頃に見たわ😊

今見ると暴力シーンだらけで、初めはかなり引く。ドン引きに近い。
だけど、少しずつ印象が変わってきます。

ブラック・ウ
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タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(2011年製作の映画)

3.4

皮膚の質感やうぶ毛まで本物そっくり。背景は実写かな?10年前の作品ではありますが、私はアニメーションの目まぐるしい進化についていけてません。

監督がスティーヴン・スピルバーグ、音楽がジョン・ウィリア
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夕陽に向って走れ(1969年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

先日見た『ラスト・オブ・モヒカン』の影響もあって、先住民族のカップル、ウィリーとローラ寄りの気持ちで鑑賞しました。

白人がインディアン狩りを楽しんでいる様子を見せられて、クーパー保安官(ロバート・レ
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長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

3.6

セリフが少ない上に会話の間が長くて眠くなりますが、よく見ているとシュールな場面や日本との習慣の違いに驚かされたりもします。
パンツ一丁の男性が多い事もだいぶシュール。

これは世界最大級と言われる三峡
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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010年製作の映画)

3.8

主人公の中井貴一はエリート会社員。毎日忙しく、娘との会話もままならない。
それが母親の病気と同僚の事故死をきっかけに、会社を辞めて田舎に帰り、第二の人生をやり直す、というストーリー。
一家そろって帰る
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

久しぶりに見たらやっぱり面白かった。そういえばDVDもうちにあったわ。

落ちこぼれクラスを熱血先生が立て直すんじゃなくて、落ちこぼれた大人が生徒の手を借りて立ち直っていました😄

でも優等生の生徒た
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俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.7

脱獄する気なんてなかった二人がひょんなことから脱獄しちゃう。
たどり着いた街ではひょんなことから神父と間違えられて、そこからのドタバタコメディ。
ロバート・デ・ニーロとショーン・ペン共演にデミ・ムーア
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ラスト・オブ・モヒカン(1992年製作の映画)

4.0

もう1回、ちゃんと見直したいと思っていました。昔、感動した覚えはあるけど中身をすっかり忘れていたので。

ネイティブ・アメリカンとひとくくりに言っても、多くの部族に別れていた事がよくわかります。
フレ
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南部の反逆者(1957年製作の映画)

2.9

ヒロインの不遇な状況で始まって、最初の方は興味を持って見ていたんだけどね。
自分に黒人の血が流れていると知ったアマンサの心境がいまいちわかりにくかった。
「私は白人!」って叫ぶ気持ちはわかるけど、それ
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パピヨン(1973年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

スティーヴ・マックイーンの脱獄ものといえば『大脱走』も有名。最初の脱獄の失敗で独房に入れられた時、グローブとボールを差し入れしたくなりました。
ところが、ギアナの独房は尊厳無視のとんでもない所。
この
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

村上春樹の小説が苦手です。しかもこれは3時間という長尺なのでだいぶ身構えておりましたが、皆さんのレビュー通り長さを感じさせない面白さがありました。

正直、前半は戸惑いました。最後まで見ても理解できな
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誰が為に鐘は鳴る(1943年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

イングリッド・バーグマンがやっぱりキレイ。だけど19歳というのはなんか違和感。あどけない表情を作っていても大人の魅力が隠せていなかった。自立した大人の女性にしか見えなくて感情が入っていかなかったな。>>続きを読む

アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.5

『アダム&アダム』
タイトルから同性愛系かと思ったら、気楽に楽しめるSFでした。
2050年からやってきた中年アダムと2022年の12歳の子どもアダム。年齢の違う同一人物がコンビという不思議な設定でし
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影武者(1980年製作の映画)

3.5

盗人から信玄へと顔つきが変わる瞬間が好きです。
ホントに信玄が乗り移ったかのよう、流石です。
だけど長かったな〜
途中、何度か寝そうになっちゃった。
これと『乱』の放送に先立って再放送された黒沢監督の
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.0

ショーン・コネリーがいるだけで別格に思える。
しかもこれは元英国のスパイって設定なんだから、「ジェームス・ボンドといえばショーン・コネリーでしょ」って人には嬉しいよね。

「Welcome to th
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ツインズ(1988年製作の映画)

3.3

懐かしい。昔テレビで何回か観たな。
デザイナーベビーの時代を予測するかのような設定が面白かったんだよね。
優秀な遺伝子が兄のジュリアスに、ダメ遺伝子が弟のヴィンセントに受け継がれたというが、ジュリアス
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ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

-

冒頭のサソリとアリの映像が印象的。あれで結末を想定したつもりになっていました。
途中、退屈なシーンや不快なシーンもあり、ちゃんと集中して見なかったんだけど、想定したような単純な終わり方じゃなかった。
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底抜け大学教授(1962年製作の映画)

3.3

こっちは初めて見ました。と言ってもエディ・マーフィ版も全然覚えていないんだけど。

ジェリー・ルイスは往年の名コメディアンなんだけどね、時代のズレを感じてほとんど笑えなかった。
だけど「自分を好きにな
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(1985年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった。
絶望的な作品に面白いって感想はおかしいんだけど、
このご時世に見る事でやっと本質が分かった気がします。

史実にない時代劇がこんなにも面白いのは、ちゃんと訴えるものがあるから
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ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

3.3

タイトルから主人公の名前がニックかと思ったら大間違いでした。
in the nick of time →ギリギリ間に合って、という意味なんですね。勉強になったわ😊

リアルタイムで進行していることも知
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大停電の夜に(2005年製作の映画)

3.6

『ニューイヤーズ・イヴ』や『ラブ・アクチュアリー』が好きな人はハマるかも。
大停電が発生したクリスマスイブに都内に起こるオムニバス形式のラブ(?)ストーリー

現在進行系の恋愛じゃなくて終わった恋愛に
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エントラップメント(1999年製作の映画)

3.5

直近でキャサリン・ゼタ・ジョーンズを見かけたのは『オーシャンズ12』

今回も似たような美術品盗難ものでしたが、ショーン・コネリーがいるだけで、安心感が全然違う。完璧にやってくれそうな予感。ハラハラド
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

4.3

2013年にウクライナで発生した抗議活動のドキュメンタリー映画
この作品を見ることで今のウクライナ人の背景を知ることが出来そうです。

先日の報道で、ロシア軍に対して「人間の鎖を作ってウクライナ国歌を
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ウィンチェスター銃'73(1950年製作の映画)

3.5

次々に持ち主が変わるウインチェスター銃の行方を追う面白さだけじゃなかった。
ヒロインの立ち位置や人間関係も面白いことになっていました。

ライフル銃のお話というだけあって撃ち合いのシーンが多くてちょっ
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.0

この人、口ではあんな事言ってるけど内心はこう思ってるんだろうな、って探るのが面白いのに、心の声が筒抜けになるとこんなにもイライラするんだね。
本音と建前を使い分ける日本人には到底受け入れられない現象。
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21グラム(2003年製作の映画)

3.3

「諸行無常の響きあり」そんな仏教の言葉を連想させるような内容でした。

時系列がバラバラなので鑑賞には頭の中でそれらをつなぎ合わせる作業が必要でした。
初めはずいぶん戸惑ったけど、ピースが集まってくる
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戦争と平和(1956年製作の映画)

3.5

小説は読んでいません。ロシア人の名前が覚えきれなくて早々に断念した口です。

BBC制作のテレビドラマ版と比べての感想になります。あちらはポール・ダノやリリー・ジェームズといった馴染みの顔。5〜6時間
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.5

これを始めて観たのはちょうど2年前。この頃はRo(再生産数)なんて言葉は知らなかったし、コロナの変異株が次々に発生することも予想してなかった。
そういえばここではワクチンの順番を誕生日くじで決めていま
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