せっさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.2

おじいちゃん版『グリーンブック』。

保守派と進歩派、一見相容れない2人の教皇が対話をする中で友情を深めていく話。

教皇だから宗教の話も絡んでくるので若干分からないところがあるものの、普通におじいち
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ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.7

ジョン・カーペンター版24(トゥエンティフォー)。

ミッションが生きてるか死んでるかも分からない大統領(とテープ)を22時間以内に連れ戻さないと死ぬという無理ゲーかつ理不尽極まりなくてまず最高。
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.5

家族なんてクソ喰らえ。

1995年に起きたGUCCI3代目当主暗殺事件に至るまでの30年間を描いた話。

最後にも示される今のGUCCIにいわゆる"グッチさん"はいないように、血縁関係にある家族関
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.0

ご老体は労りましょう。

かつてロデオスターとして人気だったが今は孤独に暮らす老人が、元雇主から息子を誘拐してきて欲しいと頼まれ、実行するうちに少年と友情を育む話。

イーストウッドはもはや奇跡のよう
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アルバート氏の人生(2011年製作の映画)

3.6

パパ活の悲しき末路。

女性だが男性としてホテルの執事をするアルバートが、同じように男性として生きる女性に出会うことで自らも誰かと共に生活する夢を見ていく話。

同性愛だったりLGBTQの人たちの話っ
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ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

3.7

霧が襲ってくるという発想がまず面白い。その周りが真っ白な霧から急に出てくるお化けたちがまさにカーペンターという感じ。カーペンター作品で何かが出てくる擬態語って「ぬっ」って感じがする。

新宿武蔵野館席
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます


全世界にピーター・パーカーがスパイダーマンと知られてしまったピーターがストレンジの魔術で記憶を消してもらおうと頼んだら失敗してマルチバースから色んな敵が入ってきちゃう話。

かなり前からMCUはファ
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマンシリーズで1番嫌いだけど、映像は一番カッコイイ。

なにせ途中で製作が中止になっちゃったもんだから色々回収しきれてないのよ。ピーターとハリー両方とも血縁の呪縛の話でもあるし、明らかに最初
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

星条旗を背負う者。サム・ライミ版では星条旗はスパイダーマンの背後に掲げられてたけど、今作はトレーラーのおじさん越しに掲げられる。

9.11から時間も経過しているので、既にアメリカの責任が問われてた時
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.0

悪がいっぱい。

今回ピーターですら闇堕ちしかけるし、ハリーも闇堕ちしたかと思えば仲間になったり、敵2人も元々は普通の人間のように、単純な悪vs正義じゃないのがよかった。その分話が込み入っててとっ散ら
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.4

メガネを外す時。

ドクターオクトパスもピーターも道を迷ったり誤っている時にはそれぞれサングラスとメガネを掛けてて、自分の進むべき方向が定まった時にそれを外しているのが印象的。なのでドクターオクトパス
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ヴォイス・オブ・ラブ(2020年製作の映画)

4.0

エスターか?

『タイタニック』の主題歌で有名なセリーヌ・ディオンの半生を描いた話。

セリーヌ・ディオンのこと『タイタニック』の歌を歌ってること以外知らなかったので、この人を知る上では良かったけど別
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.0

MCU見てここに戻ってくると、お決まりの主人公の葛藤にわかりやすい悪役にお決まりのヒロインを助けるシーンがあって、テンプレすぎて安心する。この時代らしく悪役もただ「悪」というだけで乗り切れるし、ヒロイ>>続きを読む

チャイルド・プレイ3(1991年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

軍隊の戦闘から遊園地へといく場面の展開結構すき。それでもメガネの子の手榴弾は可愛そすぎる。チャイルド・プレイにそんな悲劇的な死があってええんか。

アンディなんか途中アキレス腱切られてる感じだったのに
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チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

4.0

チャッキーなかなか死なないからなんだかんだ1番苦しい思いしてるだろ。迫力はあるけどアンディに1発もくらわせられてないから1人でめっちゃ重症で笑える。

個人的にチャッキーより小学生を教室に鍵つけて閉じ
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ドーナツキング(2020年製作の映画)

4.0

ドーナツドリーム。

アメリカのドーナツ店はカンボジア系が90%以上で、その全てのルーツとなったテッド・ノイのドキュメンタリー。

要はテッドが家族や親戚をアメリカで面倒みまくってついでにドーナツ店の
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.6

殺意という名の執着。

日本で殺し屋をするインナムがあるヤクザを殺したところ弟がいてそいつに追われながら誘拐された昔の恋人の娘を救いに行く話。

『孤狼の血 Level2』の松坂桃李と鈴木亮平の戦いだ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.7

地球滅亡SFをアダム・マッケイが撮るとこうなる。地球滅亡するというのに選挙が最優先で挙句には彗星の衝突を政治に利用する大統領に、芸能人のゴシップと彗星の衝突を同列で扱うニュース番組などブラックコメディ>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

4.0

途中はこれホラーじゃなくてホームアローン系のコメディじゃんとか思ってたけど、最後畳みかけが凄かった。『ターミネーター』ばりのしぶとさ。

チャッキーは小さいので近づいてくる気配がないのと素早い動きで相
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ステイツメントをロックで。

第一次世界大戦を終わらせるべく、英国貴族のオックスフォードが裏で暗躍するキングスマン誕生譚。

時代も違うので前2作のグロと下品さとイケイケ洋楽ではなく、歴史上の出来事と
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.6

『ロケットマン』を先に見たからエグジーの人がエルトン・ジョン演じてて、今作その本人もいてほぼエルトン・ジョンだった。しかもエルトン・ジョン単純にゲスト出演じゃなくめっちゃ活躍してるし。「Saturda>>続きを読む

悪なき殺人(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

無いものを愛させる。

フランスの雪山の中の田舎で女性が行方不明となる事件が発生。その事件の真相が様々な登場人物の視点で明かされていく話。

事件を比較的中立に見る最初のアリスの視点ではダークなサスペ
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消えない罪(2021年製作の映画)

4.2

『すばらしき世界』とは真逆のハードモード出所物語。20年服役して出所しても、用意されたチャイナタウンのアパートはおそらく同じような前科者が沢山いて、しかも共同部屋というシャバに出てもまだ刑務所にいるか>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.6

主題歌桑田さんだったら絶対良い映画説。

ビートたけしさんが駆け出しの頃過ごした浅草フランス座で出会った師匠との絆の話。

前半は夢追い青年タケシの成功物語が始まるように見せてるけど、割と最初から切
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Every Day(2016年製作の映画)

3.5

ダラダラするかけがえのない日常。

恋人とあと1週間しかいられないというのに主人公はパッとしない、普通に仕事に行き普通に友達と飲みに行き、普通に彼女と過ごし、日常が過ぎていく。でも普通にしながらも微か
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ボス・ベイビー ファミリー・ミッション(2021年製作の映画)

4.3


前作から時を経てテッドとティムは大人になり、ティムの娘がボス・レディの仕事を手伝うために子どもの姿になって活躍する話。

前作では子供として主人公だったテッドとティムが今度は大人で主人公なのでなんだ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.5

かめはめ波に頼りすぎでは。

再びマトリックスの世界から現実に抜け出したネオが今度はトリニティーを救うために頑張る話。

おそらくほとんどの人が新作が決まってから思ったであろう、綺麗に完結したのをもっ
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もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

4.0

だらしのない女の生態描くの上手すぎ。タマ子のリビングでのくつろぎ方、モロ自分の普段の家での姿勢と同じで笑った。実家にいる時ってだいたい皆こんな感じよね。

次のステップに行くまでの腰の重さがこれぐらい
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

途中からセクハラおじさん亡霊のコメディ。

デザイナーを目指しロンドンの大学に通うことになったエロイーズがある古めかしい家の屋根裏を借りたことで60年代に同じ部屋に住んでいた少女の人生とリンクする話。
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

英国紳士の皮を被ったポップな人死カーニバル映画。

イギリススパイ映画なのでもっとスマートな感じかと思ったら、おかしな秘密道具を駆使してノリノリの音楽で悪い奴らを成敗するめちゃくちゃポップな映画だった
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片桐はいり4倍速(2009年製作の映画)

4.4

あっという間だった!!あと100話は見てられる。

片桐はいりさんの顔面の絵ヂカラの強さよ。最初の毎日どこかに片桐はいりがいるという感じ、まさに邦画を見てる時に出会う片桐はいりがあれで、いつも邦画に高
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.6

常に最悪の想定をして衝撃に備えよ。

自分と同じようにいずれ視力を失ってしまう息子のために手術費用をコツコツ溜めるシングルマザーで移民のセルマが、そのお金を盗まれたことから悲劇に見舞われる話。

この
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向かいの窓(2019年製作の映画)

4.3

向かいのマンションの若いカップルを眺めることが日々の楽しみになった奥さんの話。

誰かを羨んでいる自分もまた、誰かに羨まれている。っていうのは分かるんだけどやっぱりこの映画を見ても、自分のことを羨んで
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おもちゃの国(2007年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ナチス・ドイツ政権下、ユダヤ人収容施設に行ってしまう息子の友達のことをおもちゃの国に行くと嘘をついたことで、息子がおもちゃの国に行きたがっていなくなる話。

お母さんが機転を利かせるシーンで、ナチス兵
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アンダー・ユア・ベッド

交換殺人ゲームか起きなかったifのパラレルワールドで、翔太くんと奈々ちゃんの結婚パーティークルーズで起きる殺人事件。

これはドラマ版を見てないと面白さ半減(てかこういう劇場
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ハンニバル(2001年製作の映画)

4.2

レクターはスルーするブタちゃん達。

『羊たちの沈黙』はレクター博士そんなに登場せず、残虐描写もそこまでなかったのでちょっとガッカリしたんだけど、今作でだいぶ満足したし、前作は前作でそれがなくてもあれ
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