湊健一郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

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【常に挑戦的であるという事の見本】


もはや伝説。誰にも真似できないスパークスを探るエドガーライト監督初の音楽ドキュメンタリー。

謎につつまれた唯一無二のバンドをエドガーライトが撮ったという事
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7


【『ドラゴンボール超』】


※ネタバレなし。


初日1回目に鑑賞。

想像していた以上に『ウァンダビジョン』を予習して挑まないといけない作品でした。反省。


遂にディズニーはDisney+に加
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

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【ドクターストレンジ は帰って来る】

明日公開の、
新作に向けて『ワンダヴィジョン』は観れないけど一作目だけおさらい。

新作はどんな仕掛けを観せてくれるのか期待しかありません。

手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

3.5

【ユナちゃん目的で観ましたが掘り出しものでした】


道路が無く、線路を歩いて学校や隣町に行くしかない村に駅を作ろうとした高校生とその家族の物語。お話は実話がベースになっているとのこと。

地味なドキ
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略(2022年製作の映画)

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【令和の時代においても斬新で独特の世界観。】


「生存戦略しましょうか!!」

を大画面大音響聞けるのはなんとも贅沢な映画体験。10年前にアニメ版を観て以来の鑑賞。

テレビ版再編集+新規カット
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

2.6


【写真家の蜷川実花は好き】



『ホリック xxxHOLiC』原作は昔単行本買って読んでました。大好きなCLAMP作品。

映画の所感は、
とにかく蜷川実花世界観、作家性の主張が激しすぎ。逆を言え
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N号棟(2021年製作の映画)

2.8

【『ミッドサマー』的なやつです。】


今年ワースト候補かなぁ、、。
良く言えばカルト映画。

キャッチコピー
•ホラー映画の新基軸!←まず怖くないし新基軸でも無かった。ホラーではない。

•実話を基
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.4

【家の中にカラスが入って来る怖さにまさるものはない。】

みんなホラー好きだなぁ。

土曜のお昼の時間のシネマカリテは満席でした。

北欧が舞台のホラードラマ。
ホラーの手法を使ったおとなのためのファ
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今はちょっと、ついてないだけ(2022年製作の映画)

3.3

【やっぱりコーヒーがのみたくなる】


ホッコリした気持ちになれる作品。

ストーリーは起伏はそれぼどありませんが、
景色の素晴らしさバブル崩壊以降のおじさん達が人生に検討していくおはなし。

それぞ
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モービウス(2022年製作の映画)

3.4

【バットマンよりリアルバットマン!】

スパイダーマンに繋がる作品。

「弱点があっても冷静に、自制心が勝利を生む」を教えてくれる物語

人口血液を作り出した医師が人を殺してしまう吸血鬼になってしまう
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とんび(2022年製作の映画)

3.5


【山あり谷ありの方が人生の景色は綺麗】



不器用な親父とその息子の物語
ドラマ版未視聴で原作も未読で鑑賞。

愛情表現の下手な昭和の不器用な親父を阿部寛が熱演。そんな親父の一生の話。

絵に描い
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

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【銃社会】

いきばのない気持ちになった。

評価が難しい。

とても気分が滅入るのでメンタル良好な日に観てください。

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.4

【世界の片面の作品】


浜辺美波と岸井ゆきの百合展開に振り切った恋愛作品かな?
思って鑑賞していたら3.11を題材にした作品でした。

いや、、面食らいました。

え!そうなん!?はよ言ってよー!!
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世の中にたえて桜のなかりせば(2022年製作の映画)

3.6

【優しい作品】


乃木坂46のれんたん(岩本蓮加)の作品と以前から鑑賞を決めていたのですが宝田明さんの遺作となってしまいました。。

岩本蓮加は映画初主演ながら透明感がありスクリーンに映える姿がたの
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.5

【ド変態ロリコン映画ではない。】

巨匠、古屋兎丸先生原作。
原作は未読。
城定秀夫監督、公開中の『猫が逃げた』も好評ですがこちらも異色ですが楽しめました。

『女子高生に殺された』性癖ド変態のロリコ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.0

【答えが一つなら抗争などおきない。】


アカデミー賞ノミネート作品という事で鑑賞。

子供の目を通して見る北アイルランドの宗教紛争

正直あまりピンと来ませんでした。
題材が宗教問題の抗争なので受け
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.2

【西部が舞台のマッチョBLかと思いきや、、】


アカデミーにノミネートされた西部劇作品だとおもって観ていたら、、ホモソーシャルなマッチョがゲイの映画なのか、、、?ってなって、だんだん観ていたら実はミ
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

【女と金に目が眩むとロクなことない。】


ギレルモ・デル・トロ監督の最新作。

今回のアカデミー賞で作品賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞の計4部門にノミネートされている作品。

内容は、
女と金に
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桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

3.5

【ほんとうの泣ける映画は作品の中の人は泣いてはいけない】

中島健人と松本穂香が主演。

早老病というやまいに松本穂香が冒されてしまう。数倍も早く見た目も身体も歳をとってしまい亡くなる病気。
ほんとに
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フォレスト・ガンプ/一期一会 4K ニューマスター版(1994年製作の映画)

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【人生とは】


“人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみるまで中身は分からない”

"今を一生懸命生きることで道が開け、未来が素晴らしいものになる”

1994年公開。
10代の時にTSUTA
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.3

【声優陣が豪華なミュージカル作品】

チケット買う直前まで字幕か吹き替えかで迷いましたが、B'zの稲葉さんも参加しているという事で吹き替えで鑑賞。

やっぱり稲葉さんが全部持っていったので吹き替えで良
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.6

【アガペーはエロースに】


「ダブル不倫」という辛辣なテーマをハートフルにして人間を滑稽に描いた作品。

グサグサと突いてくる会話劇が面白い今泉監督と、ピンク映画に定評のある城定監督が創りだす企画二
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.5

【ジェストコースターウェディングムービー】


ジェストコースターウェディングムービー
何にも考えなくても観れるシンプルに笑える作品。

バカリズム脚本、バカリズム脚本と言われてますが『勝手にふるえて
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6

【名探偵バットマン】


3時間は長かった!

2時間半くらいでも良かったんじゃない?
のが所感でした。

しかしバームクーヘンのように丁寧にいくつも重ねて展開していくストーリーはバットマンへのリスペ
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

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【映画ファンは観ておくべき作品】
(3.4点)


昨年見逃した作品。
これは映画館で観たかった。。


時代の流れに逆らえず閉館が決まった映画館「朝日座」を何とかもう一度立て直そうと南相馬にやってき
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あしやのきゅうしょく(2021年製作の映画)

3.3

【食べることは生きること】


舞台挨拶付き新宿武蔵野館にて。


芦屋の小学校にて松田るかさん演じる栄養士一年目と子供たちのおはなし。

悪い人は一人もでてこないハートウォーミングで子どもたちにも癒
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余命10年(2022年製作の映画)

4.2

【こんなん絶対泣くやん】

初日に!年間ベスト級。
実話をもとにされた作品。

難病ものは失敗したら物凄く薄っぺらいチープな作品になるんだけど、小松菜奈、坂口健太郎はじめ、演技派揃い、脇役も実力派で固
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Ribbon(2021年製作の映画)

3.2

【多才なのんちゃん】


のんちゃんの初監督と言うことで。
企画、編集、脚本、監督、主演までこなし多才としかいいようがない。

コロナ禍の今の時代を舞台に美大生の行き場のない苦悩や怒りが共感し、生きに
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.2

【群を抜いて下手】

年間ベスト級。
「どうでもいい人への愛」をテーマを描いた作品。

グサグサと突いてくる会話劇が面白い今泉監督と、ピンク映画に定評のある城定監督が創りだす企画シリーズの一本目の作品
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.3

【短パンパパ】


アカデミー賞にも絡んでいるので期待して鑑賞。

まず、観終わって『ドリームプラン』ってうまいことタイトルつけたなぁ。と。
原題は「King Richard」。

娘二人を世界的テニ
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ロスバンド(2018年製作の映画)

3.1

【かわいい作品】

評価も高くしかも全国で3観しか上映されてないので期待して鑑賞。

クリスティアン・ロー監督「ロスバンド」またまた北欧から素敵な少年少女の
最高に優しくて最高に可愛く、それでいて最高
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

【トレジャーハント系映画の新時代の幕開け!】


現代版インディージョーンズ!
現代版ハムナプトラ!

大胆な冒険と謎解き!手に汗握るラストに向かって加速していくアクションが最高!
どんでん返しの人物
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牛首村(2022年製作の映画)

3.6

【Kōkiちゃんとキムタク親子の血筋が凄い】


初日レイトショーにて鑑賞。
村シリーズ最新作。
テーマはシリーズ同様「血筋」による恐怖物語。


『犬鳴村』『樹海村』前作二作は全く刺さりませんでした
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6


【パンフレット2,970円は高過ぎるー!】


誰もが知る名作も名作過ぎるミュージカルをスピルバーグがリメイク。

しかし、スピルバーグ監督といい日本の庵野秀明監督といいある程度のキャリアを積むと憧
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.3

【人生は所詮長めのホームステイ。そしてしぶとく生きよ】


森絵都『カラフル』が原作。

タイ版の『ホームステイ』を観た記憶はすっかり消えての鑑賞。

「人生は所詮長めのホームステイ」
そう思いながら
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

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【まあがんばりましょうよ】


生きている意味が見出せなくなった人が、命を絶つことも、その人の自由な選択なのか?
こんな世の中だから、仕方が無いのか?

二時間半奈落のどん底に落とされたかのように息苦
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