hajime363さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

hajime363

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俺俺(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

三木聡監督の作品は大好きですが、本作は正直置いてきぼりでした…メタファーとかよく分かりませんで…難しい…

母親を“おふくろ”ではなく、“マサヨさん”と呼べるようになるお話という印象でした
(自我の増
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絶対の愛(2006年製作の映画)

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もしもメンヘラ映画祭があれば、外すことは出来ない1本でしょう。

いつものキムギドクと、社会風刺の時のキムギドクを7:3くらいで混ぜたら笑ウせぇるすまんになりました、みたいな

邦題は間違っちゃいない
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

もし未見でしたら、とりあえず観た方がいいです。

点数を付け始めると相対評価で矛盾が生じるので、いつもスコアは付けていませんでしたが満点の映画はどうやったって満点です。

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

娯楽作かとナメておりました。傑作です。
テーマもメッセージも盛り沢山だけど、普遍的でとても共感出来る。笑い要素も過剰ではなくテンポも良かった。

以下、とりとめもなく。

まず最初、病院でありがちな韓
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

良い映画です。

呑気に鼻唄を歌う気の良いタクシー運転手に始まり、貧しいながらも独りで娘を育てる父親、そして、使命に燃える国民へ。
(あまりにも残酷に)刻一刻と悪化する環境の中で、人間関係の変容を通じ
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前作と比べるとカタルシスが弱くなった印象だけども、青春映画の傑作であるのは間違いない!…と思います。
前作がチームになる過程を描いているのに対して、今回はチームと個人の対比(原作好きとしては、新の心理
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007 スペクター(2015年製作の映画)

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すげーーー大味だけど、全シーンが美しい。

バティスタの登場シーンが好き。
あとはレア・セドゥが映ってるシーンは全部好き。

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

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・アバンタイトルめちゃめちゃテンション上がる(全体的にCGが綺麗で楽しい)
・序盤、劇っぽい過剰な演技にやや不安感ありつつもテンポが非常に良いので、さほど気にならず
・終盤、机くんのくだりで涙腺崩壊。
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

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クレアおばさんの汚れ(服装が乱れ)ていく過程が個人的にドストライクです。(新たな扉が開きました。ありがとうございました。)

恐竜の擬人化(高い知能、コミュニケーション能力)とか、トラブルを引き起こす
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

シンプルに考えると、出生時の母の死や父の影響(直接的には描かれないが兄が“逃げた”と表現する環境で父子で暮らしていた、にも関わらず父の職業は知らないなど闇深を感じさせる?)といった家庭的背景に起因して>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

サムメンデス監督ということで鑑賞

前評判に違わず傑作。
旧時代の遺物(ともすると時代にそぐわない)という扱いを受けつつも“復活”する007、カッコいいです。

大きな流れは上記の通りメタ的(技術の進
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日日是好日(2018年製作の映画)

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所作が美しい。

自然と、自然体のための茶道。
無心になれる趣味いーなー、瞑想しよう

魚と寝る女(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

キムギドク監督の作品は全て大好きですが、本作は特に良いです。

痛々しさに美を感じさせられる稀有な映画だと思います。傑作。

恋人と浮気相手を殺して逃亡している男、そんな男に惚れて罪を犯す女。

主軸
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

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イーライ・ロス監督の出オチ感…
毎回、あらすじだけ聞くと、スゲー面白そうなんだけども観てみると期待を下回る。 ※ファンの人ごめんなさい。主観です。
逆に言うとグラインドハウスの嘘トレイラーはイーライ・
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

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大前提、すごい良い映画です
でも、前作のほうが好きです笑

登場人物の年齢的に時代背景が変えられない中で、ディズニー作品としては最先端な社会的なメッセージを織り込まねばならい辺り、凄い頑張ってるのが伝
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

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理屈抜きに好きなやつ。

お話はシンプルだけど画が唯一無二です。シュルレアリズム。
お気に入りは上裸で大きいカボチャを持ってのカットインです。

安直かもですが騎乗+傘はエルトポ彷彿とさせますよね…
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ヴェノム(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大満足。

英才教育の甲斐あって、ドラゴンボールよりはヴェノムに夢中な子供だった私には夢のような映画。
つまり、ファンムービーとしては最高!だけど、ヴェノム知らない人が観たらピンと来ないのかも…という
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グースバンプス モンスターと秘密の書(2015年製作の映画)

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小学生の時にNHKでやっていたgoose bumps のドラマが大好きでした。
「トワイライトゾーン」や「アウターリミッツ」の様な後味の悪さや不気味さが好きで、本作にもそんな期待をしてたのですが…完全
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原題「colossal」
非常に巨大な、並外れたとか、そんな感じの形容詞。

罪悪感と自制心、及びそれらのメタファーとしての怪獣モノというざっくりまとめ。
マイルドヤンキー的なポジションと自意識は世界
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

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話題になるので、一応毎回観るのだけれど、ウェス・アンダーソン監督の映画はハマらない…すごい映像だとは思うんですが…

もうなんか、しょうがないですね!好みの問題!考えるの諦めます!笑

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

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ホッコリ映画!
嫌な人が居ないね、みんな良い人!
(知的水準と金銭的な余裕は問題解決能力と比例する!誰も怒鳴らない世界って素晴らしい!笑)

まず設定が最高だし、劇中劇の世界観もたまんない!アウトサイ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「美しいものがありすぎると、それに圧倒され僕のハートは風船のように破裂しかける。そういう時は体の緊張を解く。
すると、その気持ちは雨のように胸の中を流れ、感謝の念だけが後に残る」

↑美しいものを見て
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とりあえず何も言わずに観た方が良い。
映画ならではの良さが詰まってます。

最高の140分でした。

以下、蛇足。
とにかくポップカルチャーへの愛に溢れた映画。それは仮想現実の創造主が好きなものなんだ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

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「よく考えろ。今の自分がどんな人間かということを、どんな人間になりたいかも。人生は一度きりだ。」

多様性という言葉の元で個性が認められる(求められる)時代に何を尊重して何を選択するか?…良い青春映画
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

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個人的に苦手な要素が多く、没入感が薄かったです。

好きなところ
彩度の高さも相まって、1枚の絵画のような素晴らしいカットがいくつかあった。屋根の上から街を見渡すシーン、親子で河川敷を歩く頭上を飛ぶ飛
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

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終始、物凄い緊張感。
冒頭のシーケンスが効果的で、何気ないシーンでも突然の暴力や“死”を意識してしまう。“殺すこと”というテーマと演出が調和してて凄い。

メキシコ麻薬戦争を背景に日常的に行われる残虐
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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“他人を蹴落としてまで成功したいか?”という問題提起は韓国映画に多いような気がします。
そして、本作はそのテーマがパニックホラーと非常に相性が良いことを証明しています笑
つまり、“韓国産ゾンビ映画”と
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

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テイラー・ジェリダン監督が描く【現代アメリカの辺境】をテーマにした3部作の最終章。
本作の舞台となるのはネイティブアメリカン保留地。そこは先住民族による自治権が認められており州の権限が及ばない。さらに
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万引き家族(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

恋人、親子、お店の人と客、あるいは孤独老人とケアスタッフ的な人、色々な“繋がり”の中で描かれる何とも形容しがたい偶発的な繋がり(拾い、拾われた関係)の話。是枝監督の集大成といった評判もあるくらいに色々>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

“ドライバー”って警察無線聞きがち、に対して本作は音楽を聴いている(両耳で)

一貫して、メタ的で観客を裏切る展開&演出なんだけど、基本姿勢は「好きなものは好き!」というね。最高ですね。

個人的に好
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

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何故か食わず嫌いで今更ながら…
結果、非の打ち所の無い傑作です。さすがピクサーです。

もちろん、主軸の夫婦モノとしても素晴らしいんですけど、個人的にはヴィランが魅力的だと感じました。
特別な力を持つ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こんなに映画館で笑ったのは「劇場版テレクラキャノンボール2013」以来です。
(これは自分だけでなく、劇場が笑いに包まれていたという意味で)

評判に違わぬ素晴らしい映画でした。
映画への熱量も最高に
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ウィッチ(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

怖い。自宅で鑑賞する時は照明を消す派ですが、途中何回か電気付けました。

17世紀の開拓民というだけで無力感あるのに、村を追放され森に囲まれて暮らす閉塞感。
そこに赤ちゃん食べちゃう裸の老婆。冒頭から
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