hajime363さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

hajime363

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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

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制作発表の時「キャプテンマーベル実写化?壊れ性能キャラとか、ドラマ性は期待出来なさそう…(GoG2早く観たいな)」

ローンチトレイラ―の時「記憶をめぐるサスペンスフルアクション?え、意外と地味な感じ
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

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考えれば考えるほど、台詞や所作を思い出すほど、味わいが増すというか…非常に複雑で、如何様にも解釈できるタイプの映画でありつつも、一貫したテーマとモチーフが存在することで明確な問いを観客に投げかけるみた>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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いやー楽しかったー!
世の中、感動する映画は沢山あって、それはそれで素晴らしい事なのだけど、画面に釘付けになる体験って久々。全然系統違うけど「エル・トポ」以来かも。
(本当に全然違うのでエル・トポ好き
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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まず不穏、次に滑稽、場面により乾湿を感じたり、所々、人工的で没入感が失われたりしつつ、どことなく美しい。

どうにも上手くまとまらないので単語重視で列挙。ありがとう右脳。粗野に言うと類稀な映像体験って
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

良い映画って、本筋テーマがちゃんとありつつも、一寸の無駄もなく色々詰め込まれてますよね。

本作についての感想は枚挙に暇がありません。ただ、まだ観てない人に伝えるとすれば脚本、演出、演技、音楽…“映画
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

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エル・ファニングが可愛い洋服を着ていました。

以下、蛇足。
登場人物は詩人とか作家で知識人っぽいのに行動は思慮が浅くて、やってることはケータイ小説みたいな(懐かしい単語)

エル・ファニングが安藤サ
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ハード・コア(2018年製作の映画)

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原作が好きで観てみたら、監督も音楽も大好きな人たちでした。不勉強ゆえのサプライズ。
個人的趣味嗜好のオールスター感は「愛のむきだし」以来です。

荒川良々とループする打ち込み音楽は「30minutes
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

消化不良で監督のインタビュー記事をいくつか読みました。検索すると色々出てきます。オススメです。

SNS描写、移民問題といった社会性を取り入れつつシニカルですが、テーマは一貫していて特に前作「AMOU
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愛、アムール(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「ファニーゲーム」のミヒャエル・ハネケ監督が描く“愛”
興味は湧くけど、観た後に後悔しそうで観たくないやつですね。

結論、後味は悪くないけども、モヤモヤは残った。
それは、人生において非常に普遍的な
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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

作り手の作為を0には出来ないけれど、幼少期の性的虐待に関する事実の提示(構成、演出)に関しては少しネガティブでした。
あたかも、それが全ての元凶のような印象を受けました。

ニッピーは本当に歌が好きだ
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エリック・クラプトン~12小節の人生~(2017年製作の映画)

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非常に力強い映画でした。

解釈を加えるのが野暮に思える。
少しだけ人生に対して肯定的になれた気がします。

夜明けの祈り(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原題:Les Innocentes
直訳すると「無垢な者たち」になるけど、キリスト教由来の文脈もあるらしい。以下、付け焼き刃の知識。ありがとうGoogle。
新たな王(救世主であるイエス)の誕生を預言
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トラジディ・ガールズ(2017年製作の映画)

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粗削り、ではあると思います。
でも、ファッション全般が可愛いから許す。

もはやジャンル映画的な“大親友だっのに彼氏出来て変わっちゃったモノ”+ラストサマー(ここはよしなに置き換えてください)+メタ的
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

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音楽が好きでした。

全体としては個人的には前作の方が好きです。
本作も悪くは無いですが、普遍的な印象です(普遍的な共感は決して悪いことではないですが、それだけでは何とも…という)

なんだか、そもそ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

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めっちゃ頭良い主人公が友達のカンニングを手助けする話

人に何かを教えるということが、カンニングという行為と親子(子育て)の対比、そしてラストの決断に繋がる。一貫してて良いです。

他人がやっているか
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

Sicario: Day of the Soldado

Sicarioは暗殺者(蔑称らしい)、Soldadoは兵士。
サブタイとして、追加されてるし兵士がキーワードです。
兵士とは「国家に属する軍隊
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劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

構成が良かったです。

①ライオンの生態(後半で大事になる前提を観客に共有)
オスメスで育て方、役割が全く違うんですね、と素直に感心。

②片腕の無いゴリラの子供(動物の擬人化≒共感の素地)
見棄てず
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ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

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近すぎると衝突してしまう…という台詞が印象的

顔見知りくらいが一番何でも話せたりして…
二人で橋を駆けるシーンは間違いなく美しかった

人と人の適度な距離感って難しいですね

七つの会議(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

香川照之の“悔し笑い”が最高でした。揶揄ではなく、顔の表現力が圧倒的。

作品全体としては、前半が謎解き、後半が使命に燃える胸が熱い系の話なんですが、中途半端な印象。
前半に謎解きがあるせいで、観客が
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

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仮に、寧子のような知人がいたら認知療法とか、論理療法といったカウンセリングをオススメします、というのは野暮で。

感情むき出しで、不器用(自意識はありつつもコントロール出来ないという意味で)だからこそ
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

色々詰まってて、思い返すほどに感想が溢れる。登場人物ごとにドラマが巧みに描かれており、キャラが生き生きしている、みたいな。とりあえず最高の映画だと思う。

◆ヒリー (Bryce Dallas How
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エール!(2014年製作の映画)

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原題: La famille Bélier

傑作を期待して観たら良作、みたいな。

フランスの田舎で聾唖家系に産まれためっちゃ歌上手い女の子の話、という設定以上にドラマチックなことが起きなかった印象
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原題:Córki Dancingu(娘の踊り)/The Lure
英題は含みがあっていいですね。

ルックとか音楽とか、とても好き。
好きなんだけれども、何だか“おしい”というのが正直なところ。
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

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OP,EDスタッフロールのセンスの良さ

ジョナ・ヒル、エマ・ストーンが若い笑

個人的にラストの切なさは周囲が結婚ラッシュな今の自分には刺さる。エモい。

SEXテープ(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ポルノ動画投稿サイトに潜入するシーケンスは馬鹿馬鹿しくて大好きです。加えて、映画的な転換点もそこでのJ・ブラックの台詞に集約されているかと。

sex tapeという題材ですが、メッセージは凄く普遍的
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バッド・ティーチャー(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

常に楽をしたいと考えていて、その為には手段を選ばない(モラルが無い)教師の話。

コメディなので“BAD”な部分のエピソードが中心ですが、最後は駆け足で人間的な成長もあります。
オチへの伏線になる訳で
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小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

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原題「EASY A」
“A”はAdulteress(姦婦)、不義を犯した女を表しており「緋文字(SCARLET LETTER )」という作品がモチーフになっている。

処女のオリーブが「大学生とヤった
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ムーンライト(2016年製作の映画)

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とても良い映画。
展開はシンプルで体感時間が非常に短く感じた。
演者の眼差しや所作、台詞の1つ1つがエモい。特にマハーシャラ・アリとジャネール・ネモイが良かったです。

「自分の道は自分で決めろよ 周
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デトロイト(2017年製作の映画)

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史実が元なので仕方ないですが胸糞悪い話です。
観ているのがしんどいくらいの話ですが、演技が素晴らしく画面に食い入るように観ちゃいます。特にウィル・ポールター、ジョン・ボイエガは凄かった。状況、立場の変
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

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新規性は無いように思えたけれど、キャラクターが愛らしい(先生も兄貴も親友も母親も)

まぁ、もちろん共感は出来ないんだけども“分かる”、痛々しいほど“分かる”

「ゴーストワールド」「ナポレオンダイナ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

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QUEENの音楽、格好良いですね。
今までちゃんと聴いてこなかったので、今度レコード買おうと思いました。

感想としては、フレディは不器用で欲張りだな、という感じであまり刺さらなかったです。(実力で勝
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来る(2018年製作の映画)

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オシャレで格好良かったです。
中島哲也監督の作品は初めてだったので、過去作を色々観てから反芻したいと思います。

諸星大二郎先生の漫画が好きな人はハマるのではないでしょうか?
僕は妖怪ハンター大好きな
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

※ところどころ、書き途中。時間があるときに書く!

前作が好きなので、かなり期待して劇場に足を運びましたが、予想以上の大傑作でした。
個人的に途中から「ララランド」的なテーマを重ね合わせてました笑(あ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

お話自体は新規性無いな、という印象で観ていたのですが全てはラストシーンへの布石なのですね…

A Star Is Born

ちょっとしたファンからの写真撮影のお願いすら拒んでいたアリーが、自身の文
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

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何も琴線に触れず…
もっと下品な感じを期待していたのかもしれません。レーティング意識した印象でパンチが弱かった。