hajime363さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

hajime363

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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

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「本当の恐怖を知ってる?
忘れたいことがあるのに
消したいことがあるのに
忘れることも消すことも出来ない。
一生 つきまとう」

いや、良い映画ですね~
ところどころジャンル映画的な雑味があるんです
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

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原題の直訳は「フランダースの犬」

犬と人間の“関係”に着目して、いくつかの対比を提示することで個々の人間同士の関係性、引いては“世間”との関係性に関する話題を強調しているように感じた。

◆犬
「フ
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かくも長き不在(1960年製作の映画)

5.0

素晴らしい映画でした。

理屈抜きに音楽、演出、台詞、演技などなどが心地よかった。

戦争という時代性の切り取り方も秀逸だと感じます。
一方で、物事を自身のバイアス(こうあって欲しい)を通して世界と向
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イディオッツ(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

“内なる愚か者が友を求めている”

相変わらず人間の業を全肯定で大好きですよ。
初期作品以外は観ていますが今回初めて感じたこととして、監督の表現ってすごく優しい気がする。
というのは前述の通りで基本肯
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ゴンドラ(1987年製作の映画)

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うーん、、、うーーーん、、、
(考えてるふり)

玄人好みする映画がハマらなかった時の気まずさったらないよねー!あははははー


こういうのも味わえる人間になりたいですね。
20年くらいしたら見直して
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

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もうこれ以上マイケル・ファスベンダーに悲しみを乗り越えさせないで!!!

復讐イキり顔→かませ犬噛みしめ顔→雑魚相手に無双どや顔までの悲しみ乗り越え芸が大好物で本シリーズを観てると言っても過言ではない
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

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ドンピシャに好み!やったぜ!!!
(私の感想は以上です)

俗っぽいけど一番分かりやすいと思うから他の作品で例えるね(о´∀`о)

Lars von Trier「奇跡の海」と山本直樹「田園」を足して
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アス(2019年製作の映画)

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あんまりピンとこなかったな~

1つ言えるのはモンスター映画として身構えた方が楽しめると思う。
サスペンス、スリラーとして変に加害者側の意図とか考えず“災害”だと思った方がすんなり入りそう。

監督曰
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

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F**k ideology!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

監督、観客の心を弄ぶの上手過ぎる…

◆1950年代の朝鮮半島。ドキュメントフィルムに写し出される“共和国捕虜を14万人収容し
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

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原題:「while we're young」
直訳すると“若いうちに”

一方で慣用句には…
(idiomatic) soon, without much delay (urging someone
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

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これはノア・バームバック文脈ではなくグレタ・ガーウィグ案件ですね…共同脚本とのことです。

個人的に「レディ・バード」はハマらなかったんです。親子とか疎いんで、一番エモいところで置いてけぼりをくらいま
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マーゴット・ウェディング(2007年製作の映画)

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◆訳あって縁を切っていた時期もある妹の結婚式に出席するため実家(今は妹しか住んでいない)に帰省したマーゴット。
実家での小さな結婚式を想定していたが、愛を誓う象徴にしようとしていた庭に生える大きな木が
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彼女と僕のいた場所(1995年製作の映画)

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ノア・バームバックが若干24歳で監督した処女作。
メロドラマっぽい邦題が付いておりますが、原題:kicking and screamingです。
意味としては“Against someone's wi
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

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制作ドキュメント(ソフト版の特典)に出てくる、ノア・バームバックとウェス・アンダーソンがイケメン過ぎるw必見ですww

初ノア・バームバック監督作品でした!
なんとも掴みきれないのですが、淡々としてい
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

本作の脚本は
「ハリウッドのリッチサイド(丘の上)では何が起こっているのか?」
という監督の疑問に端を発するらしいです。

そんなベールに包まれた“丘の上”に憧れつつも、現実に向き合い切れない男の“不
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.9

“拷問には苦痛と傷が伴う
肉体的苦痛は精神的苦痛を超越し人は傷の痛みに死の瞬間まで苦しむ
だが最悪の苦痛は傷そのものではない
最悪の苦痛は、あと1時間あと10分あと30秒で、そして今この瞬間に魂が肉体
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

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子供の頃に感じた夏休みのワクワク感を音楽を表現できたら最強みたいなこと、坂本慎太郎さんが言ってた気がする。

あの頃、大人に憧れつつも、過ぎる日々に焦燥感を抱えて、漠然と何かを期待しては街に繰り出す高
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

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「モダn(ry… (^q^)(^q^)(^q^)

ここまでド直球にやられるまで“作品(アート)にかける情熱≒恋愛的熱量”ということに気が付かなかった。
思い返せば「once」「Bigi
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

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「モダンラブ」から来ました(^q^)

とりあえず、キャサリン・キーナーがマーク・ラファロの裸体を2度見するシーンに助演女優賞です。
※キャサリンキーナーは「モダンラブ」第2話にも出演しており、似たよ
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

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「モダンラブ」から来ました(^q^)

THE・初期作品!
人間関係(特に男女)における恋愛感情とは異なる愛を描くという一貫したモチーフは見受けられるけど、割と荒削りで感情移入しにくい。

ただ上述の
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

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アン・ハサウェイが期せずして出演していると“なんか得した気分”になるのは私だけでしょうか?
メニュー写真には載っていなかったのに、中華料理屋の焼肉定食に杏仁豆腐が付いていた時の喜びに近いものがあります
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

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第三次中東戦争直前の1967年を舞台とした人気テレビドラマの展開を巡ってイスラエルとパレスチナに板挟みのドラマ脚本家を主人公にしたコメディ。

はたしてそれは笑い話に出来るのか?という疑念を抱きつつの
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

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大きい音で驚かせる映画はちゃんとポスターとかに“大きい音で驚かせますよ~!”みたいに書いておいて欲しいです。
ネタバレになる訳でもないし、身構えてても実際に大きい音が出たら驚いてしまうので、観賞前に知
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

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「暴力は愛ではなく憎しみを糧とし、
対話ではなく、独白しか存在しない社会を生む」DO THE RIGHT THING より

(社会的、歴史的背景から失われてしまった)自己肯定感の欠如により、他者に対
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

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2016ってわりと最近ですよね。
目新しさとかあんまりなかったです。

愉快な映像ではありましたよ!

けど、あんまりオススメはしません(´・ω・`)

コンプリシティ/優しい共犯(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

良い映画だった!観てよかった!\(^o^)/

◆共犯
題名のcomplicityはそのものズバリ“共犯”。
本作では大きく3つの共犯行為が描かれている。一言に共犯といっても、当事者間における関係性は
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

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はぅ!観たのに投稿するの忘れてた!(@_@)

前作に引き続きキアヌ様は、横方向からの突進(車)に弱いのでベガを使えばサイコブラスト(←→👊)でハメ殺せます。

あと、前作にあったクラブっぽいところで
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

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「びちょびちょのスーツ」

途中までハライチっぽく書いていたんですけど、才能に限界を感じて自分のことを嫌いになりそうだったので全部消しました😋

黒スーツ着て濡れそぼったキアヌは人類の宝です。

音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

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「インスタント沼」までの作品は全部好き。
「熱海の捜査官」も好き。

期待しないようにして観たのですが、案の定ハマれず…
あまりネガティブなことは書きたくないのですが、やはり“驚異の歌声”に説得力持た
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ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

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とても良いドキュメンタリー映画でした。

この映画は、例えば“認知症”というものを罹患者が何人で、症状と治療法は…とかそういう問題提起がある訳ではなく。
被写体の今を、とりわけ“夫婦”という視点で切り
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

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原作読まなきゃ!!!

新井英樹先生の作品はもちろん大好きなのですが「愛しのアイリーン」だけ食わず嫌いしてました。
(たぶん、「ひな」の“おじさん好みのちょいぽちゃ”が当時の自分にはハマらなくて、アイ
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

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手話の通じるゴリラと手話に精通したゴリラが拳で語り合う映画。

今回は元特殊部隊の霊長類学者ということですが、ロック様の二の腕は“元特殊部隊の”という枕詞が無いと成立しない次元だということを再確認させ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

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オープニングシーケンスの自己紹介(ドジっ子アピール)はやや過剰で少し不安がよぎったんですが杞憂でした\(^o^)/

キャラクターが非常に魅力的で愛着が増すにつれて加速度的に面白くなる!つまりクライマ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

監督のいじわる!もう知らない!
(嘘です。次回作100%劇場で観るし、その際もインタビューとか読み漁ります。)

失恋体験からこれほどまでの傑作を創造出来るアリ・アスター監督の凄まじさ。
あ、とりあえ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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「なんだか…1枚の絵画を見ているようでしたね…」


…あ、今誰かおならした?


以下、すかしっ屁(音のしない放屁)です。

“移動”する様を俯瞰する視点はオープンワールドのTPSっぽい。
二人組っ
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いただきます ここは、発酵の楽園(2019年製作の映画)

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化学肥料及び農薬を使わずに野菜、米といった農作物を育てること。
それは土壌に含まれる微生物の活動を最大化し、植物が本来持つ生命活動(過酷な環境に適応する能力)による(人間にとっての)栄養成分の生成を促
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