konoesakutaさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

1.8

面白くない。

背景理解についてハードルが高すぎでしょう。1989年らへんの国際情勢東西の対立スパイの暗躍あたりを知らない人にはついていけないのでは。かなり不親切。東ドイツから西ドイツへの脱出なんて感
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ポセイドン(2006年製作の映画)

3.3

大傑作パニック映画のリメイクであり超緊張感ある意欲作。今観ても古さを感じさせず。さすがヴォルフガングペーターゼン、海の怖さなら天下一品。

ポセイドンアドベンチャーを観てるから誰かが順番に死んじゃうの
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いぬやしき(2018年製作の映画)

2.9


サスペンス度が強くてイケてる。ただのサイボーグ映画ではない。ただ途中ドラゴンボールになる。

めちゃめちゃなんだけどなんだか納得できるものがある。佐藤健がずっとバンバン言いまくっているシーン。笑っち
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感染列島(2008年製作の映画)

3.1


コロナ全盛の今だから再見。初見時(100万年くらい前)には仰々しくて共感できない映画だなと思っていたが今観るとなかなかのもの。ウイルス蔓延のツボを心得た映画だったのだと改めて感じさせられた。

当時
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.5

センセーショナルに脳死を描いている。

篠原涼子が超演技派でびっくりした。さすが今でも主演多数の売れっ子さん。

本当によくできたドラマだと思う。脳死をめぐる考え方の違いが際立つにつれ恐ろしくなってく
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きみが還る場所(2015年製作の映画)

2.6

宗教礼賛啓蒙映画。

ちょっと思っていた映画とは違った。でもお祈りを通じて相互に支える仕組みになってるということはよくわかった。

ネットでちょっと調べると「クリスチャンドラマ」と書いてあってびっくり
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.2

観るのに覚悟が必要。勘違いして親子で観ないように。

大人が楽しむ傑作ファンタジー。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

2.6

退屈ー。

一場面一場面に込められたメッセージが少ないのでゆったりと鑑賞することができた。というか緩い。というか薄い。

ライオンってそういうことかよ、引っ張りすぎ。

とりたてて新しい試みがない環境
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

2.5


作中序盤からほんの少しの「事件発生カットイン」がある。こりゃとんでもない大事件が発生するに違いないと最悪のミスリードに持ち込まれた。惑わされた。

のんきに話が進むにつれ、これから始まるであろう事件
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.6

スッと物語に入ることができた。

利発なお子さんが出てきてふーんと思ってたら天才で。

天才の指導方針について親子で争うとは。

当事者同士で解決できそうな静かな裁判だが、これで親子の見えない裂け目が
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.8

伝記モノは本当に難しい。ストーリーに幅を持たせにくいからだ。事実は動かせない。そしてドキュメンタリーとも違う。あくまでも物語として映画に昇華させなくてはいけない。その難問を突破するためには周到な準備、>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

2.0

平坦でつまらない映画。


掘り下げきれない人間関係の羅列としか思えなかった。

最後のエピソードの前に飽きちゃってお腹いっぱい。

最後のエピソードもなんだか軽くて参っちゃう。

有村架純の演技力の
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.2

面白かった。力強くオススメできる。

初めは取り止めのない中位の話だと思ってたのでとにかく良い方向に驚いた。ヤスケン目的で観たがあまりの重厚な人間模様に愕然。DVDパッケージの軽さから想像もできない濃
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.8


雪山描写圧巻。

こんなに大変なのに、命もかかっているのになんでエベレストになんてのぼるのだろうと思った。でも登頂シーンがとても美しくて、ああだから登っちゃうのかなとも思わされた。



登場人物の
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友罪(2017年製作の映画)

3.8

見応えがあった。テーマが一貫しておりブレない。生き方だけでなく、生命のあり方について描いているように感じた。元になる事件を無理に歪曲していない部分も良かった。

良作。

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.6


本当に少ない説明だけでシステムが理解できるのは素晴らしい。説明的な部分が長くなればなるほど冷めるしそういう映画って多い。

ただ正直物足りない。せっかく説明を減らして時間を稼いだのにその後の展開はそ
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ピラニア リターンズ(2012年製作の映画)

2.0

まさかのスケールダウン、コメディ度ダウン。入れたりなかったコメディ部をエンドロールに詰め込む悲しさ。

こういう映画あるある。主人公が一番おっぱいが小さかったりするよね。

八つ墓村(1996年製作の映画)

2.1

犯人の正体のバレ方が面白くない。渥美清版のときは犯人が豹変してびっくりしたもの。犯人のオフェンス力の無さにがっかり。

カプリコン・1(1977年製作の映画)

3.6

往年のサスペンス大傑作。

序盤から事件までが速い。設定がわかりやすい。かなり壮大な話なのだがテンポ良く進む。

陰謀と戦う男たちがカッコいい。奇しくも追われることになった男とそこに感づくジャーナリス
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.5

1にハマった人なら全開で楽しめる。

コメディ度5倍。

もうここまで来るとバックトゥーザ・フューチャー。と思ったら劇中でもバックトゥーザ・フューチャーって登場人物が言い出したからウケた。観ていると心
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.4

軽くおすすめ。

いい加減変なマスクつける殺人鬼で映画撮るのやめればいいのに。それだけで映画のレベルがわかっちゃう。目新しさがない。っていうか大切なのはマスクのデザインだけ。こんな空っぽの映画を作ろう
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.0

何気なく久しぶりにレンタルして観た。よく考えたらこれ、ウイルス拡散モノだった。

未来からウィルスがウイルス拡散を防ぐ。コロナも防いでおくれ。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2


素晴らしい。デルトロさん、相変わらずセンスいいねえ。ずっと観てなくて、この映画。見逃していた自分が恥ずかしくなった。

〝ジイ〟行為から始まるファンタジーなんてものがあるとは。ファンタ〝ジイ〟。なん
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ゲーム(1997年製作の映画)

4.2

傑作。

こういう映画に理屈なんて求めちゃいけない。そううまくいくかよなんて思っても、片目をつむってでも楽しんだモノ勝ち。騙されないぞーなんて思っている人は絶対に騙された方がいい。あっと驚くラストには
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.4

普通。

白人と黒人の関係とか、白人でもどんな系統の人たちとか、そういうのがわかればもっと興味深く観ることができたんだろうなと。

いかんせん私バリバリ日本人なのでよくわからない。こういうとき、日本で
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来る(2018年製作の映画)

3.9


(松たか子が出てくるまでは)大傑作。

不穏な空気が素晴らしい。近頃の怖い映画はとかく関係ないところで「ドカーン」とか「キャー」とか音圧で怖がらせようとするけど本作は良心的。必要最低限の音圧だけでひ
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モンスター(2003年製作の映画)

4.2


名作。

アイリーンウォーノスといえば泣く子も黙るシリアルキラー。残虐スリラーに仕上げることもできたが、本作はアイリーンとセルビーの純愛物語にできた。ここが多くの評価名声に結びついたのだと思う。
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狼よさらば(1974年製作の映画)

3.6

舞台である殺伐としたニューヨークの社会がクールに描かれる。

ブルースウィルスのデスウィッシュとはワイルドさが違う。パイオレンス映画は少し強引な方が緊張感も増す。サクサク展開するから画面から目を離さな
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.8

ダークな爽快さを伴う力の入った一作。

激しい暴力描写が続くが、芯のある映画なので最後まで観ていられる。

鬱屈した精神は解放されないとね。主人公に負のエネルギーが溜まって爆発する様がよかった。

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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.0

普通に面白いけど記憶に残らない。

なんだかこうよくない方向にスカッとしているのでは。もう少しダークな展開の方が良いのではとチャールズブロンソンも言いそうな。AC/DCが流れるから余計明るく爽快になっ
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紀子の食卓(2005年製作の映画)

2.2

ここ数年観た映画の中でダントツに鑑賞が苦痛だった。初めからずっと1人語りが続いて辟易した。

ひたすらに主人公が心の内を語り続ける。もう延々と日記でも読まれているようで退屈極まりなかった。クソ長いし。
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.7

とにかく原作ゲームの一ファンとして納得のいく作品だった。

原作の要素を詰め込みつつ評価したい点は以下。

クリーチャーとの戦闘を無くしたのは大正解。ママさんが無双しても冷めるばかりだと思う。できない
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.9

この後ウッディは仲間から絶大な信頼を得、仲間を決して見捨てないナイスな保安官になるわけで。

そんなウッディの成長物語として観ても面白い。

古さを一切感じさせない、ピクサーの大傑作。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.7

公開当時はビッカビカの最新鋭アニメでアキラファンのみならず動員し映画館はかなりの盛況ぶりだった。ただオリジナル漫画があまりにも最先端を走っていたので、この世界観をアニメで描くことができるのか不安だった>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.4

デートでカップルで観るのにはちょうどいい。大した映画ではないが気楽に楽しめるホラーである。

こういう映画では低予算のせいかキャスト全員が知らない人ということがある。これだと大方学芸会になってしまう。
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.5

及第点。

序盤はドキドキできたがそのままで盛り上がりに欠ける。序盤からピークを持ってくる映画あるある。緊張感とお話の深みは違うし、上がっているものをさらにあげるのは至難の技。ステルス系のゲームみたい
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