konoesakutaさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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最も危険な遊戯(1978年製作の映画)

3.6

松田優作の魅力ってのが全くわかっていなかったあの頃。太陽にほえろのジーパンすら知らず。探偵物語も知らず。初めて観たのがブラックレイン。ブラックレインはカッコ良かった。

そんな松田優作の原点の一つを鑑
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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

3.9


相当に出来がいい。パニックエログロコメディ。パニックもエロもグロもコメディも一級、そしてB級という無敵コンボ。

Amazonで観たので2d。でも迫力満点。

おっぱい。
ダブルおっぱい。
ペニスシ
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エアポート’77/バミューダからの脱出(1977年製作の映画)

3.6

全く飛行機ってやつは空にも海にもロマンをもってイヤガルゼ。

ってなわけでエアポートシリーズ3作目は飛行機が海に墜落。海底からの脱出がキモになる。

面白いよ面白い。前作前前作にも劣らない映像脚本演技
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金田一耕助の冒険(1979年製作の映画)

1.9

く…くだらない…。

こういう作品ってのは何をパロディにするかで寿命が決まるような気がするが、あまりにも当時だけの世俗(というか本当に短期のコマーシャルとかも)を取り込みすぎてついていけない。

だか
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.2


大満足。8の段階で謎だったことが全て解決。8ってなんか人気なかったんでしょう?それを盛り返すだけのパワーの作品だった。

もう少し時間が経って皆さんのレビューが出揃ったら私のレビューも書き直そうと思
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

4.1

あの時代を彩る刑事ハードボイルドの大傑作。法のギリギリを駆ける男の美意識を乾いた映像で描いた。

権利ってなんなのよっていう時代を超えたテーマが投げかけられている。圧倒的に法をおかした犯人が権利を主張
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.2

8まで観た!

8を復習して、9に向けて感じたこと

よし!後は
「ルークに中途半端にしか教わっていないレイがどこまで成長するのか(ジェダイとしても)」
「なんでレイのフォースの力がここまで強いのよ」
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.2

新作出る前に予習しちゃうよね。前にも観てるから復習か。そういう感じで2、3日前にレンタルで観て、今日テレビでやってていい意味でびっくり。結局テレビ版も観てるし、観ながらこれを書いてる。

造形美に関し
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ゾンビ-日本初公開復元版-(1979年製作の映画)

4.4

どちらかといえば私は歩くゾンビ派。

ゾンビ界隈の噂では本作がゾンビ映画の頂点に君臨している傑作。ゾンビ界隈じゃなくても本作が鉄板タイトルであるのを知っているのではないか。 

歩くゾンビがキュートで
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

1.4


カメラワークの演出やりすぎ。あざとい。やりすぎ。作品に入っていく入り口でゆらゆらフニフニ。

素直に写せばいいものの、いちいち何かしないと気が済まないのか。肩越しに人を映り込ませる。とにかくズームを
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エアポート'75(1974年製作の映画)

3.9

大空港よりもスリリング。あの頃のパニック映画好きならおすすめ。

大空港は人間模様が主でそこに少量のトラブルが絡む感じだった。でも本作はパニックが主体でドキドキ出来る。最初から最後まで一貫して危機が連
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

2.8

どう考えても沈没する映画。

理由は「前作の上映からから40年も経っているから」。前作を(リアルタイムで)鑑賞していない人がどれだけ本作に込められた要素に気づけるだろうか。つまり本作は50歳オーバーの
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

2.6

ツイスターとデイアフタートゥモローあたりに近い。のは当たり前か、竜巻だから。

そこそこ面白い。結構迫力ある。Amazonプライムで何気なくみたら結構イケてて得した気分。

死霊館(2013年製作の映画)

3.6

背伸びをしない。的確に怖いポイントを重ねるホラー映画。

低予算なのかな。時折チープさがあるけど、家という作りの全部を使って怖がらせるのは見事。

エクソシスト描写が仰々しくなくてグッド。そのような意
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.8

ほんわかナイスゾンビ映画の続編。またしてもほんわかナイスゾンビ映画。

続編にも関わらず過不足なし(ほら、続編っていうと肩肘張った作品ばかりでしょう)。前作と同じメンバーで10年後設定で撮られるとは素
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.1


ホラー映画好きなら観ないという手はないやろ。

さて。

ホラー映画っていうのは怖いだけじゃダメ(怖いだけのホラー映画ってあるのかなというアンチテーゼでもある)。

なんとか比喩で表したい。辛さでい
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

1.3


みんな勘違いしてるけどいじめられた奴はすぐに加害者になるんだよな、ってのを理解してる作品ではある。

だがしかし。

まあお気楽ティーンスプラッタとしか言いようがない作品だ。何に例えたらいいかわから
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白蛇抄(1983年製作の映画)

3.8

本当に女性を細やかに描写した秀作。一見の価値あり。

小柳ルミ子は美しい。そして本作に出会ってさらにその魅力を引き出されたと感じる。私が本作に出会った頃はそのエロさに打ちのめされたが、今なら違う感想が
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薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.2

作品全体を貫く雰囲気作りが満点。そしてミステリーとして面白い。

この頃であればセブンとかシャッターアイランドとか。もう少し前ならエンゼルハートとか。本作も含めこれらの映画はとにかく世界観の作りが上質
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.7

頭がポン。



ポンポンポーンぽんぽんぽんぽんぽんぽんポンボわんぷくぷくぽわんぼんぼんメラメラメラメラポンポンポンポーンぽんぽんプラプラメラメラメラメラじゅうじゅうじゅうじゅう血管血管メラメラメラメ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9


とてもイカしてる(死語かな?)グッドミュージックラブラブ映画。だけど主人公はずっと困り顔。

ダニーボイル好きならニヤッとしちゃう。ダニーボイルの音楽チョイス力は素晴らしい。なぜかパルプのコモンセン
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デッドゾーン(1983年製作の映画)

3.9

佳作。

意図せず得た能力は悲劇を回避できることにも使えるのだが、次第に周りを遠ざけてしまった。

世の中って未然に防ぐと叩かれるよね。この世のあらゆる世界に「未然に防げばよかった」なんてことがあって
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

5.0

また一つ伏線に気づいた。あー、なんて構造の素晴らしい作品なんだろう。そして、計算され尽くした構造の中で登場人物がここまで生き生きとしてるのは奇跡。間違いなく世界最高のクライムサスペンス。

2019
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ファイナル・カウントダウン(1980年製作の映画)

4.0

最高。信じられないくらい海軍描写がすごい。どうやって撮影してるんだろう。

戦国自衛隊がなけりゃ本作こそが元祖になれるのに。まあ元祖じゃなくてもいいか。

書きたいことはたくさんあるが、どう書いてもネ
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借王(シャッキング)(1997年製作の映画)

1.1

なんだこれは。オチがどこにあるんだろう。見所はおっぱいだけじゃん。

なんだこれは。

?これがVシネマってやつか?

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.2


古い映画だと思って観てないなら絶対に観たほうがいい。

小さい頃二枚目といえばアランドロン。よくわからないけど世の中で一番カッコいいのはアランドロンと決まってた。でも本当のアランドロンを見たこともな
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.2


ハードボイルド探偵ってやつは執念深くなきゃ。そういう意味では本作は一級品。自分だけの倫理を通す辣腕なダークヒーローとしての活躍に期待させてその期待に応えてしまうわけだ。ミステリー映画であるにもかかわ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

大傑作。バットマンとかそういうことを抜きにして、1人の男の悪への進化を堪能してほしい。

これでオスカー主演男優賞が獲れないわけがない。ここ数年の受賞者を見てみたが勝てる(エディレッドメインがいい勝負
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8


過去2作を一気にボルテージアップしたハイテンションハイパー作品。アクションファンなら見所しかない。

追われる側になってもジョン・ウィックは強い。体落としして腕をきめてナイフをズブズブ刺す。頭撃って
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

4.2

前編に負けない力作。

中学生のリアルに迫っていたと思う。「結論だけでなく過程をあらわにする」する必要性。これは実はとても大切。

しでかしてしまった人を諭すにはその流れを細かく思い出して明らかにする
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

4.1

もし映画館で本作を観たら、後編までのタイムラグがきつかったと思う。面白い、前編。後編がすぐに観たくなった。今回は前後編一気に観れたので本当に良かった。特に松子ちゃんに感情移入してしまった。後編がどうな>>続きを読む

最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

3.8

軽い!軽くて観やすい!軽快なスナック菓子のような映画。私スナック菓子好き。

愛を手引きする一言一言に感心した。とにかくどんな女性に対しても「チャンスはある」というのは名言。これって恋愛だけのことじゃ
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バトルフロント(2013年製作の映画)

3.5

起承転結の承が半端ない。

だってこれから繰り広げられるボッカンボカンの戦いのが全て「子どものケンカ」がきっかけなんだもんね。さすがスタローン、ナイス脚本。

でもそれよりも衝撃は起承転結の起かも。「
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デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)

4.1

名作。

死刑廃止論についてはよくわからない。でもショーンペンがスーザンサランドンらの助けを経て良き方向に変容していくのがよくわかった。

私は死刑囚ではないがいつかは死ぬ。その時に私にとってのスーザ
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コミック雑誌なんかいらない!(1986年製作の映画)

3.1

まあこの時代のことを予習しとけって意見が悪いわけじゃないけど、そういう映画ではないように思う。芸能リポーターという立場からマスコミを見る男を描くことの意義。これを感じるならこのままでも。当時の風俗を令>>続きを読む