にゃんこむさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

にゃんこむ

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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.8

ジャンルはミュージカルらしいですが、どちらかといえば劇中歌の時間を多くとり、際立たせた作品です。
主人公達のロック・バンドの熱量がとにかくすごい。
かっこいいし美しい。

○ヘドウィグは男性から性転換
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

大雨で道路が冠水し身動きできなくなった人々がモーテルに閉じ込められてしまうが、一人また一人と殺されていくサスペンス映画。
前情報入れずに見れたのでとても楽しめました。

登場人物が多い系映画は難しそう
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THE3名様 みんなが選んじゃった11 これってどーよ!?(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

7作目にして3名様ベスト版発売記念。
序盤はほぼバラエティ番組のノリで裏話などを話す3人役の役者さん方。

今回の主題は視聴者さんからの投票で『3名様』のベスト11を決定するというもの。

第11位・
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こねこ(1996年製作の映画)

4.5

ロシア制作の猫LOVEな映画。みんな猫にやさしい。

○おばあちゃんに買ってもらった猫をチグラーシャ(トラ猫)と名付け可愛がる家族。チグラーシャはやんちゃで家じゅう荒らしまくり。お皿を割りまくり、物は
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子猫物語(1986年製作の映画)

2.5

黒い噂が付きまとっている作品。
見るかどうか迷っていたんですが、日本の猫映画の先駆けでもありますし、見ないことにははじまらないかなぁと思い視聴。


坂本龍一のBGMがすごくいい。
ただ、ヘッドホンで
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ねこのひげ(2005年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

子供がいるのに、好きな人が出来た事を理由に離婚をして、不倫相手と仲良くいちゃいちゃ猫ちゃんと一緒に暮らす映画。

不倫映画ってわかっているけれど、猫が出ているからと思って視聴しましたが、私的には地雷映
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.0

三浦しをん原作の『神去なあなあ日常』を映画化した作品。
『WOOD JOB』は映画化にあたりつけられたタイトルですが、内容がすぐ分るインパクトとGood Jobとかけた言い易さが良いですよね。

○高
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カフカ 田舎医者(2007年製作の映画)

3.7

フランツ・カフカの短編小説『田舎医者』を原作とするアニメーション。絵本作家・イラストレーター・作詞家でもある山村浩二監督作品。

○田舎で女中と二人で暮らす医者がいた。深夜、重病人がいるとの知らせを受
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.6

象徴となるものがたくさん出てくるので、考察するのが楽しくなる作品。

○海辺で死体を見つけた少年・二コラ。その腹部には大きなヒトデが。
 死体を見つけたことを母親に報告すると、「溺れるので海に入っては
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ロラックスおじさんの秘密の種(2012年製作の映画)

3.4

ドクター・スース原作の『The Lorax』を『怪盗グルー』シリーズや『ペット』『SING』を製作したイルミネーション・エンターテイメントが3DCGアニメ化した作品。

○環境破壊が進み、本物の気が一
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ホートン ふしぎな世界のダレダーレ(2008年製作の映画)

3.4

ドクター・スースの『ぞうのホートンひとだすけ』を原作に『アイス・エイジ』や『ロボッツ』等を製作したブルースカイ・スタジオが3DCGアニメ化した作品。

○ホートンはある日誰かの助けを求める声を聞きます
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ハットしてキャット(2003年製作の映画)

3.0

ゴールデンラズベリー賞作品。
確かに中身空っぽですが、つまらないというより始終下らない感じ。

セット色彩が独特で、もう少し昇華できる良い作品になりそう。『ホートン/不思議な世界のダレダーレ』や『ロラ
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友達の家(2013年製作の映画)

1.6

5分ほどの短編ホラー。

途中までの演出は良かったのですが、ラストのインパクトが不足しているので、ただのビックリ箱系に。
オチも読める展開なのに、さらっと終わってしまうため、ドキっとする仕掛けが欲しか
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世田谷ラブストーリー(2015年製作の映画)

3.2

短編映画。
back numberに興味を持った監督が同曲の詞とメロディーから感じ取ったまま、脚本にし、監督・演出を務めた作品。

主役の俳優さんの浮足立っている演技が好き。

ミス・ポター(2006年製作の映画)

3.5

ピーターラビットの作者でもある、ビアトリクス・ポターの伝記映画。映画化にあたり、若干史実と変更があるようです。

○良家に生まれたビアトリクスは、両親の反対や彼女の発想がなかなか出版社に受け入れられな
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.0

フランス、ベルギー、ドイツで制作されたスリラー映画。

全編通して非常に生々しさを感じる映画。
個人的には、「凄い映画だな」とは思うのですが、皆エッチすることばっかりしか考えていないし、共感できる部分
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007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

3.4

序盤の雪山スキーシーンではなぜかオシャレな音楽が(笑)007のテーマ曲じゃないなんて珍しい!

今までも悪役は残忍でサディストでしたが、今回の悪役は桁外れ。ムスカ並の自分以外みんな死ね!具合でした。
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CAT SHIT ONE -THE ANIMATED SERIES-(2010年製作の映画)

3.4

うさぎ部隊VS中東ラクダゲリラ

動物に置き換えていますが、なかなかハード路線な戦闘アニメ。
短いながらクライマックスを切り取ったような作りなので、満足度は高いです。

CATと付くので猫が出てくるも
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007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.8

敵の女性達のコスチュームがいつにも増してダサい!スーパーマンみたいなタイツから水着へ。007のお約束がわかってきました。

ワニ型潜水装置には笑いました。使い道が限定的!
前半のアクションシーンはコメ
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

2.7

リアリティなパニック映画。
電気もガスも水道も止まり、なぜか電気を使うような製品やバッテリーで動いているはずのスマートフォンや車も使えなくなってしまう。

この期に及んで飛行機に乗って田舎まで行こうと
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ネクスト ロボ(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

人間の少女メイとロボット"7723"の友情を描いた中国発の3DCGアニメ。

全体的に完成度は高く、愛犬が出てくるシーンはクスリと笑えて良かったです。家電類や歯ブラシまでロボットをいうのもオリジナリテ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.2

傑作だと聞くと、見るのに気合が必要そうで躊躇っていた作品。内容を知らなかったので、初めの一時間は「戦争映画だけれど、当時の人たちの日常を切り取った映画なのかなぁ。ほっこりするなぁ」と思ってみていました>>続きを読む

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.4

下品オンパレードなトイストーリー。テッド的な面白さがあります。「面白かった!」というと人間性が疑われそうなので、気軽にオススメできない作品。

ストアから一般家庭に行き、殺戮の限りを尽くす人間のシーン
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最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション(2012年製作の映画)

3.9

R15作品。局部の映像はありますが、エッチな要素はありません。
アイスランドにあるペ○○博物館にはネズミからマッコウクジラまで古今東西様々な"モノ"がありますが、唯一足りない標本があります。それは人間
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セサミ・ストリートへ愛を込めて ~エルモに命を吹き込んだ人形師(2011年製作の映画)

4.0

人形に命を吹き込む『人形師』のお話。
主役は『エルモ』を演じた人形師のケビン。
セサミストリートなど、子供の頃に海外の人形劇を見て好きだった人にはとてもオススメな作品。

人形だから、だれかしら動かし
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.7

原作未読です。ゾンビ映画としての面白さと日本のホラーの背筋が凍る感じが合わさっていて怖かった!
CGのクオリティ高い、日本の映画もここまで出来るんだ!とビックリ。

ゾンビの動きや感染してからの顔つき
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.7

既に書いたとすっかり思いこんでいたのですが、漏れていたので300作品記念にレビュー。
ギレルモ監督の作品は今でこそ何作か見ていますが、『パシフィック・リム』は初視聴作品でした。

日本語版吹き替え声優
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.9

ギレルモ・デル・トロ監督の作品ということで視聴。
大人のファンタジーと聞いていたのですが……。ファンタジーとバイオレンス映画を交互に見せられる感じ。もう一回見たいと思ってもゴア描写のせいで手が伸びない
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ねこにみかん(2013年製作の映画)

2.5

オール和歌山県ロケ。
一つの家族を通して絆を描くヒューマンドラマ。
エンディングの協賛やサポーターに和歌山県各所の企業が名を連ねていますが、この内容で大丈夫なの?と心配になる作品。

○舞台は「有田み
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ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

3.6

白人と黒人の結婚が違法とされていた1950年代のバージニア州で、愛を貫くために戦ったラビング夫妻のお話。

○バージニア州に住む白人でレンガ職人のリチャードは黒人女性のミルドレットにプロポーズをし、彼
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.7

高校2年生のネイディーンがやらかしまくる青春映画。
自分の学生時代思い出して恥ずかしくなる。

高校2年生のネイディーンは、パリピではなくどちらかといえばインキャで自己嫌悪したり被害妄想したり、かと思
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.6

1975年のアメリカ映画。『シャイニング』もまだ見られていないので、ジャック・ニコルソン出演の映画は初レビューです。

○主人公のマクマーフィーは刑務所の作業から逃れるために精神病を偽り精神病院に入院
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.8

エミール・クストリッツァ監督作品初視聴。
動物たちが良い仕事をしている映画でした。

現実と非現実的な描写が上手い具合に合わさってシュール。けっこう残酷な描写もあるのですが、軽快な音楽や場面作りで重く
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島だって夢を見る(2008年製作の映画)

3.2

島おこしドタバタコメディ。

○香川県の離島「浮島」は定期船も少なく海上タクシーを使っても一万円以上もかかる辺鄙な島。「浮島」に行く定期船を逃したことで、おじさんとお遍路を巡る若者が海上タクシーに乗り
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.9

見ていると今のシーンが何年なのか教えてくれませんが、子供達の成長や、ハリー・ポッターの出版時期や、遊んでいるゲーム機、選挙などで何となくわかるのが面白い。

ストーリーに主張が少なく、ホームドラマを見
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

3.7

フランスの大人向け長編アニメーション映画。
極力セリフが少ない作りになっていて、その分アニメーションで人物達の動きや表情が繊細に作りこまれています。

フランスのアニメ映画は『パリ猫ディノの夜』や『キ
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