まりぃくりすてぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

まりぃくりすてぃ

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予定は未定(2018年製作の映画)

3.8

七、八年後のあたしなのか。ケックォン。そこへ行くか。そうか。。(☜万感、または、無感。あいだをとって、some感。。。)

『ミは未来のミ』は磯部監督の名刺代わりみたいな中篇でしたが、本作は、彼の演出
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.0

あたし頭弱いからタイムテレビネタ楽しめなかった。俳優さんたち暑苦しかった。主演男優さんだけ寒苦しかった(けど、彼の良さは後半までにはちゃんと伝わった。頭弱くてもあたし心はあるもん)。 最後ニコニコホロ>>続きを読む

おばけ(2019年製作の映画)

1.0

galaxy-masturbation。。
無才シネマをせいぜい飾るエンド曲を聴きながら、リンゴ・スターが大天才ってことを再認識。。。

真夜中モラトリアム(2017年製作の映画)

3.0

カット割り(とキャスティング)にしか興味ないのかもしれない監督に、献杯。
脚本書いた人は濱口さんの『Passion』を五十回みて大切なところを磨き直したほうがいいよ。
とはいえ、タイムカプセル以降、耳
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ミは未来のミ(2019年製作の映画)

3.2

(シアター減点すべきか、録音整音のせいか、はたまた私の耳に何か詰まってたのか)音声かなり聞き取りづらかったけど、それをモッタイナイとは思わなかった。完成度よりも、新進監督の技量と気持ちを楽しめる、とい>>続きを読む

アラサー女子の恋愛事情(2014年製作の映画)

4.8

自分探し映画の秀作!! 上質で巧くて深くてチャーミング。
邦題がバカみたいだから「観ようとする人を選ぶ」みたいになっちゃってるっぽいけど、これ幅広い世代の女性にも男性にも刺さると思う。要は “他人には
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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

1.2

リア充には不要な映画。
ソロ充にも時間の無駄となる映画。
ふり充(ふりをする人)や非充にも、まあ微妙でしょ。

主演女優はいいけど、その姉役とぽっちゃ役が嫌い。

ぽっちゃが「治療費は要らないから、乗
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断絶(1971年製作の映画)

3.4

こう蒸し暑くて頭皮ヌルヌル毛髪キシキシしてくると、水風呂ざぶんみたく九十九里浜とかに招かれてる気がすごくして、でも今夏はオンに入るきっかけがなくて、とりあえずサーフィン映画一つ観とこっかな、とザ・ビー>>続きを読む

舞台恐怖症(1950年製作の映画)

2.0

◇マリの梅雨日記◇

久しぶりにオシャレして出かけて、エレヴェーラーで四階まで昇ってシネマヴェーラってとこでヒッチコックを一本観ました。

人殺しからしゃかしゃか始まるわりには眠い物語で、映画としてパ
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.0

毅然とした凡庸な映画だと思った。どの人物もなかなか私の感情移入先になってくれなかった。
ラストまでの30分間ぐらいはワクドキ。天国クライマックス~地獄クライマックス(さすが韓国映画。ヤッチャッタ)! 
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

1.0

ごめんなさい。特に何もありません。チキン唐揚げ食べたくなったりもしません。本当にごめんなさい。。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

2.9

韓国オリジナル版は「作品」、こっちは「商品」って感じ。ビデオレターのところにはやっぱ泣いた。
演技者としては主演二人(篠原さん・広瀬さん)とフランキーさんがよかった。

若いセリカはリーダーのオーラが
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

5.0

スゴイことが起こっちゃって、オールタイムベスト級!!! 韓国の最高作と思ってきた『新感染』は泣けて面白くてカッコよかっただけだけど、本作は、大泣きさせただけじゃない。もう、人生が、たぶん少し変わった。>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

3.7

◇褒めれるとこ◇
① 冒頭シークエンスのオチ “902/1002” が非凡。
② 以降も、ルックは(アプローチから仕上げまで)常に上質だったみたい。説明に頼ってないし、じっくりつきあわせる。「かんさい
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悲しみよりもっと悲しい物語(2009年製作の映画)

3.2

イ・ボヨン渾身の演技!

歯科医とその婚約者に迷惑かけちゃ駄目ぢゃないか!

人は皆「愛するために」生まれてきた、と今の今まで私は信じて生きてきた、けど、これを観て自信が減っちゃった。生きるのも死ぬの
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悲しみより、もっと悲しい物語(2018年製作の映画)

2.3

後半40分間ぐらい泣きっぱなしだった。が、観おわった時に満足感はほとんどなかった。死や病気を武器にし・す・ぎ。

主役女子の顔問題あり。
主役男子ナカナカいい。
歯科医役、ムダにイケてる。
ボニーが異
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いつくしみふかき(2019年製作の映画)

2.0

ずっとギャァギャァしてる映画。音楽もうるさい。各俳優に地力と輝きはきっとあるんだけど、各キャラが (運命の十字架を背負ってはいても) 葛藤らしい葛藤を抱えず、父は「生きたいように生きて死ぬだけ」、息子>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

1.0

「冴えない人々を冴えた映画に収めようとした」みたいだけど、「冴えない映画に “冴えてるっぽさ” を時々まぶした」だけで終わる。光るお粉に期待させるみたいなつもりでもパール含有量少なすぎ、って感じで美学>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.8

基礎点3点として──

先の展開は読めちゃう(これからこんなこと起こるよ~のアメリカンプロレスなフリフリ感が安っぽく充実だ)けど、意表つくキレある結末が面白かった。☜あら、こんなところに白という字が。
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ミッキーの愛犬(1939年製作の映画)

3.9

ヒューマントラスト系(またはアプリン吉祥寺っぽ)な感じの映画館に時間ギリに行ったら、最前列の真ん中へんの一席以外もうないってことでそこ買った。キャパ八十人ぐらいの横長めのキレイめのガヤガヤする真っ暗な>>続きを読む

あなたのママになるために(2015年製作の映画)

1.5

呆れてものが言えない。言うけど。
出会ったばかりの大人たちが濃厚接触しまくる。闘病映画のふりした “発情映画” って感じが序盤からかなり。
文化と文化の間には(強弱関係はあっても)優劣というものはない
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

4.5

「どう生き、どう愛すべきか」を考えさせるテキストとしてオトナエイガはある。語られる説教は要らなくて、作り手が私たちを愛してくれれば効率的に大切なことが伝わる。
この作品には、私たちへの愛がけっこう漲っ
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スージーの真心(1919年製作の映画)

4.7

たとえ通じなくても、報われなくても、真心を差し出しつづける。それしかできない。好きだから。
ひねくれることも心を閉ざすことも恨むこともできたかもしれないけど、結果として、真心でしか生きなかった。真心が
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.1

ロマンティックとハチャメチャの両方叶う、流行りの伝統的なやつ? 花嫁になる親友同士がプラザホテルの式場を取り合う骨肉バトル。とことんやってくださいませ!

ブラッドオレンジ投下vsブルー責めのところか
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ハイヒール(1991年製作の映画)

3.8

お洒落好きをオシャ死に (キュン死) させる系、では全然なかった。冒頭のトランペット(音楽/坂本龍一)からして、メンズ寄りの凶悪犯罪映画の予感。美少女。主役美女。ハゲ。オカマ。うーん、、、
靴はなかな
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ワンダーウォール(1968年製作の映画)

4.0

ほんの子供だった私がお小遣いをはたいて3800円で人生初購入した映画ソフトがこれのVHSだ。(その数年後には『赤い運動靴と金魚』のVHSに16000円もかけることになる。へへ、昔さ。)
一度観たきり実
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続六人姉妹(1962年製作の映画)

4.5

大傑作の三年後のグイグイな続編! もう私の頭の中は、みほちゃん・あっちゃん・むっちゃん・のりちゃん・かずちゃん・お姉ちゃん(せっちゃん)・お母さん・お父さん・叔母さんで full!!
完璧リアルだった
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ロックン・ロール・サーカス(1996年製作の映画)

5.0

先々月、ウイルスうつされちゃった。


ところで、、
27クラブの門前をしばらく前に通り過ぎた私なんだが、「人生で最ヘビロテしてきた」と胸を張れる一まとまりの映像が、これダヨ! 映画としては5点までは
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六人姉妹(1959年製作の映画)

5.0

毎日観たい。二度観たよ。明日、三度目しよう。ソフィア・コッポラの代表作(五人姉妹の)に競り勝つ出来かも。昭和三十年代のJSの作文を原作にしたこの古い “和製ガールズムービー” をオールタイムベストに挙>>続きを読む

カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

4.4

◆shibamike流九段マリ(果てしなく昇段中)句集◆


「泣きました “今やれること全力” ね!」
(季語/全力→万緑→夏)

「笑ったよ 世にも奇妙な珍ちゃんじゃい」
(季語/珍ちゃんじゃい→
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The Heart of the World(原題)(2000年製作の映画)

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地球はあと一日で滅ぶ。




と世界に警告する美人科学者が、「滅ぶ前に、あたしは急いで結婚したい」と兄弟二人を天秤にかける。兄は俳優(十字架のキリスト役を練習中)。弟は葬儀屋(能率よくモダンに働く)
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ジュリエットの仲間(2016年製作の映画)

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若いファッショニスタ向け。てか、VILLAGE VANGUARD かどこかで彼氏や友達と囀りながらプレゼント選んでるみたいな(そしてハンバーグレストランのグラスワインか何かにほろ酔ってたりしながらの)>>続きを読む

Blind Devotion(2015年製作の映画)

4.0

まるでヤスミン・アフマドが米国人として storytell したみたいな。まろやかなザラつきを画面が感じさせるわけじゃないけど、あの『ムクシン』の終わりのナレーションにとても通じる妻の語り、もう一方の>>続きを読む

Girls of Cinema(2018年製作の映画)

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英語弁論大会で優勝しそう。とてもいい。
主張してることと創ってるものが一致しないみたいだけど。
幼稚だからダサいんだ。私はこんな撮られっ子ちゃんたち&山戸監督に連帯したくない。
「女の子」という観念に
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想い出が悴んでて(2018年製作の映画)

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くすっ。
弥尋が特に良味。「4545でぇす」
広瀬アリスがナレーション部分をもっと気だるげに陰気にやってくれれば、完璧な二分半だった。惜しい。

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つま先だけが恋をした(2018年製作の映画)

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ポップじゃなく、ゴリゴリで、湿ってる。じっくり観た。じっくりしか観れないように、緩急も華もなく “濃いめにだけ” 作ってある。ファーストカットはけっしてぶっきらぼうじゃなかったんだけど。
重いヒロイン
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