メザシのユージさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

メザシのユージ

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

「ゴジラ-1.0」はゴジラは良いが人間ドラマパートが見ていて辛いとの評価が多いが、子供の頃に見ていたゴジラは人間ドラマパートになるとX星人とかキラアク星人とかが出てきて(下の写真参照)、「早くゴジラが>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

「計画通りやれ、誰も信じるな、感情移入するな、予測しろ、即興はよせ…」モノローグで心情を語る殺し屋が主人公。自分の中にあるルールを守って生き延びてきたが、一つのミスで危険な状態に。どんな時でも冷静に対>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.0

26歳の折村花子(松岡茉優)は幼少時から夢見ていた映画監督デビューを控える中、空気は読めないが魅力的な男性・舘正夫(窪田正孝)と運命的な出会いを果たす。人生に明るい兆しが見え始めた矢先、彼女は無責任な>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

4.0

不登校になった息子が世間から隔絶されることを心配する検察官・寺井啓喜(稲垣吾郎)。ある秘密を抱え、世間との関わりを断つように生きる販売員・桐生夏月(新垣結衣)。彼女の中学時代の同級生で、夏月の誰にも言>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.5

1時間45分というマーベル作品の中で最短の物語。三人が入れ替わったり、突然ミュージカルみたいになったり、猫が沢山出てきたり全体的に軽いタッチで作られていて何度も笑ってしまった。

「彼女一人でサノスに
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砂の器(1974年製作の映画)

5.0

「砂の器」1960年の頃の日本にはまだ戦争の影響が強く残っていて、物語にも深く関係してくる。

映画の中で加藤剛が作曲する曲名が「宿命」。運命は自分の力で変える事ができるが宿命は変えることができない。
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アリスのままで(2014年製作の映画)

3.0

アルツハイマー型認知症は孤発性(遺伝は関係ない)と家族性(遺伝が関係ある)の2つのタイプがあります。

遺伝性を非常に心配する方がおられますが、アルツハイマー型認知症に90%は遺伝と関係のない孤発性ア
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理想郷(2022年製作の映画)

3.5

フランス人夫婦のアントワーヌ(ドゥニ・メノーシェ)とオルガ(マリナ・フォイス)はスペインの山岳地帯ガリシア地方の小さな村に移住する。しかし村人たちは慢性的な貧困問題を抱えていた。そんな中、村に利益をも>>続きを読む

ブラックサン(2023年製作の映画)

3.0

Netflixで「ブラックサン」見終わった。なかなか面白かったけど「エクリプス」という映画の前日譚なのね。またこの「エクリプス」も今度観てみよう。

「ブラックサン」は怪奇現象の謎が最後の30分で分か
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(2023年製作の映画)

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堂島洋子(宮沢りえ)は、作家として成功を収めていたがスランプに陥ったことを機に重度障害者施設で働き出す。陽子(二階堂ふみ)、さとくん(磯村勇斗)といった同僚と共に入所者たちの対応にあたる洋子は、自分と>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

20世紀初頭のアメリカ・オクラホマ州。先住民族のオーセージ族は、石油を掘り当てて莫大な富を得るが、その財産を狙う白人たちが彼らに近づく。白人たちはオーセージ族を言葉巧みに操っては財産を次々と取り上げ、>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

未来の世界。人類とAIの戦争が激化するなか、元特殊部隊のジョシュアは、人類を滅亡させる兵器を創り出した「クリエイター」の潜伏先を突き止め暗殺に向かうが、そこにいたのは超進化型AIの幼い少女アルフィーだ>>続きを読む

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.0

日本版「ブルーバレンタイン」と言って良いぐらい凄まじい映画だった。

妊娠したことを彼氏に告げるが、その子が誰の子か分からないことから彼との関係が壊れ始める。

いかにも劇団やってそうな藤原季節の演技
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.0

主人公かなえの元から突然いなくなった夫。行方を探すために雇った探偵から言われる「人のことを分かるとはどういうことなのか?」。

たしかに、人は相手の何を知って「その人のことを分かってる」と思うのだろう
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.0

主人公のシグネはアーティストの彼氏の添え物のような自分の扱いに不満を持っていた。誰かに注目されたい、気にしてもらいたい、優しくされたい、心配されたい、承認欲求の塊のような主人公シグネ。その承認欲求の強>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.0

Netflixでホラー映画「Smile スマイル」観た。

ちょっと長かったけど、面白かった。何にも悪いことしてない普通の人達に「何か良くないこと」が伝播するって「リング」とかのJホラー味を感じた。
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

マッコール曰く、人生はタイミングが全て。そして人はいるべき場所にいる。  

今回は舞台がイタリアのシチリアの港町。この街のロケーションが抜群に良かった、崖に囲まれた古い街並みにマッコールがただいるだ
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クラウン(2014年製作の映画)

2.5

イーライ・ロス製作、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、『COP CAR/コップ・カー』ジョン・ワッツ監督、「クラウン」観終わった。

子供いる人は残酷過ぎてムリとかなりそうなレベル。

かなり
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

謎の化学物質を浴びてミュータントになった4匹のカメがカンフーで敵を倒すお馴染みのシリーズ。過去作を知らなくても、途中でタートルズ誕生秘話を説明してくれるから問題なし。 

壁に描いたグラフティアートや
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

4.0

「持病のある中年の女性」ということだけで、会社で正しく人事評価されない主人公のフィリッパ。

そんな彼女がシェイクスピアの「リチャード三世」を観劇する。芝居の中で彼は病気で曲がった背骨と、背中の醜いコ
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.0

カーネイジ→大虐殺。ウディハレルソンが楽しそうだった。スパイダーマンに出てたこらのヴェノムってこんなだったかなと思ったりするけど楽しいから、まあ良いか。
90分でサクッと観られて楽しい映画。

ラスト
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mellow(2020年製作の映画)

3.0

旦那のいる前で奥さんに告白される、悪いのはお前だと言うことに。
嫌なことがあるとタバコが吸いたくなる、毒だと分かっていることでも気持ちを落ち着けてくれる。

ラーメン屋さんの女主人にその出来事を話す。
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

5.0


最初に「これまでのジョン・ウィック」を3分ぐらいにまとめてくれる親切さ。

チャド・スタエルスキ監督はジョン・ウィックは無声映画だと思って作っているそう、監督いわく「最低限のセリフでいかにたくさんの
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A.I.(2001年製作の映画)

4.0


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病気でずっとコールドスリープ状態のひとり息子がいる夫婦のところに、子供のロボットがテストで送られてくる。

その子供のロボットには実験的に親を愛するプログラムが初めて行われていた。

平和
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

「パディントン2」めちゃくちゃ可愛い&面白かった。

「親切な人に世界は優しい」ね。良い言葉。

ブラウン家族が、それぞれの特技を活かせる見せ場もあるし、よくできてる話だった。

ロッテントマトが過去
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ほつれる(2023年製作の映画)

4.0

夫・文則(田村健太郎)との仲が冷え切っていた綿子(門脇麦)は、友人の紹介で知り合った木村(染谷将太)と度々会うようになるが、木村との関係を揺るがす出来事が発生したことで、穏やかな日常の歯車が狂いだして>>続きを読む

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

4.0

ヴェンダース、ヘルツォークらと並んで<ニュー・ジャーマン・シネマ>の代表格と称されたライナー・ヴェルナー・ファスビンダ。『不安は魂を食いつくす』のファーストショットを観た時点で「これアキ・カウリスマキ>>続きを読む

セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

3.0

「セインツ -約束の果て-」観終わった!

1970年代のアメリカはテキサスを舞台に、強盗と妊娠した女性、彼女に恋焦がれる保安官の3人の愛と運命を自然と共に描くドラマ。
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「A GHOST S
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.0

第49回アニー賞、長編アニメーションでは「ミッチェル家とマシンの反乱」が作品賞を含む最多8部門を受賞した。


第94回アカデミー賞の長編アニメ映画賞にノミネートされた。

脚本担当のジェフ・ロウは、
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.5

この映画、宮本信子と芦田愛菜の演技合戦がすごいね。

BL漫画を通じて仲良くなる、高校生の女の子とおばあちゃん。自分と好きなものが同じとわかった瞬間、心が動くよね。

人がその人らしくいられるとか、人
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.0

秘密保持契約が被害者を苦しめる
ことの大小関係なく示談にする、中には自殺を考えた人もいた。
「この事件が立証できなかったらどうしよう」でも関わったことを後悔はしていない。

二人の女性記者が証言を集め
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

相米慎二監督って、ロングで撮影する時に人の顔が見えなくても何とも思わないのよね。

単純にわかりやすい映画にする気はないよね、子供たちが主役なのに。

中学生という大人でも子供でもない曖昧な感じ、男子
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.5

緊急事態には北も南も関係ない。
生き残りたいのは皆んな同じ。

クライマックスのカーチェイスはカメラワークも新鮮で迫力があった。

しかし、ソマリアって「ブラックホークダウン」もそうだけど大変な国ね。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

5.0

パステルトーンの色彩、横に移動するカメラ、無表情で語る登場人物たち、いつものウェスアンダーソンらしい映像なのだけど、これまでの中で一番好きかも。セットのような空だけど、今回はスペインで撮影したそう。>>続きを読む

おやすみ オポチュニティ(2022年製作の映画)

3.5

「おやすみオポチュニティ」良いドキュメンタリーだった。

火星を調査するためのローバーという言わば探索ロボットだけど、何度も危機を乗り越えるうちに仲間意識が生まれていって、最終的にはローバーに対して愛
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.0

もっとSFちっくな設定なのかと思ってた。良い映画だったな。

「ハリエット」に続き、メッセージ性の強い映画にでたね、ジャネール・モネイ。

こんなシャマラン映画みたいなオチだとは思ってなかったな。「ヴ
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