みおこしさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

フローレス(1999年製作の映画)

3.7

ニューヨークのアパートで暮らす元警官のウォルトは、同じアパートに住むドラァグクィーンのラスティを心底嫌っており、顔を合わせるたびに口論になっていた。ある日、ラスティの部屋にマフィアが押し入ったことがき>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

何を書いてもネタバレになるのでレビューが書けないという異常事態(笑)。
開始から終始熱狂して、上映中に喜怒哀楽の全ての感情を経験できる特別な映画。エンドロールにマーベル・スタジオの創設者であるアヴィ・
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暴力教室(1955年製作の映画)

3.5

シドニー・ポワチエが逝去。彼無くしてはきっと今の映画界は全く違ったものになっていたと思うし、ウィル・スミスやデンゼル・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソンなど、多くの大スターが生まれていなかったかも>>続きを読む

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.7

インターポールが最重要指名手配犯を確保するように世界中に発する国際手配書 "レッド・ノーティス"。FBIの辣腕プロファイラーのハートリーは、長年逃げおおせている美術品泥棒”ビショップ”の確保のために、>>続きを読む

ケイト・レディが完璧な理由(2011年製作の映画)

3.8

ケイト・レディは、2人の子供と夫を支えながらボストンの投資銀行で働くキャリアウーマン。しかし、家庭と仕事の両立は至難の業で、責任あるプロジェクトを回しながら家庭をフォローすることに悩む日々が続く。そん>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.7

問題を抱えたティーンエイジャーをケアする短期保護施設で働くグレイス。ある日、同僚でボーイフレンドのメイソンとの間に子供が出来たことが分かるが、実は彼女には誰にも打ち明けられない悩みを抱えていた…。>>続きを読む

007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)

3.3

007ことジェームス・ボンドの番号が刻まれた黄金の銃弾がイギリス秘密情報部に届く。「黄金銃を持つ男」の異名を持つ暗殺者フランシスコ・スカラマンガの存在が裏にあると踏んだボンドは自らマカオへ向かい、そこ>>続きを読む

日本誕生(1959年製作の映画)

3.5

東宝が1,000本目の記念作品として、当時持てる力を全て発揮して創り上げた、182分の超大作。古来から伝わる日本神話を豪華キャストと円谷英二監修の特殊効果とともに再現し、伊邪那岐・伊邪那美の2人の神が>>続きを読む

ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)

3.7

皆様新年明けましておめでとうございます。昨年は340本の映画を鑑賞したようで、今年こそ365本に到達できるように善処します!(笑)ということで映画始めはコーエン兄弟の初期の名作。

禁酒法時代のアメリ
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ワンナイト・オブ・ブロードウェイ(1988年製作の映画)

3.6

1928年の大みそか、禁酒法が施行されるニューヨーク。致命傷を負ったマフィアのボス、クラブで働く妖艶なショーガールとその恋など、さまざまな境遇の人々の一夜の出来事が綴られていく、グランドホテル形式の1>>続きを読む

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

3.9

ロックの歴史的祭典ウッドストックが開催されたのと同じ1969年の夏、そこから160キロ離れたニューヨーク・マンハッタンのスラムでも大規模なイベントが開催された。長らく封印されてきたこの「ハーレム・カル>>続きを読む

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

3.6

金田一耕助は静養のために岡山と兵庫の県境にある寒村、鬼首村の温泉宿「亀の湯」にやってきた。この場所を紹介してくれたのは昔から親しい磯川警部だったが、やがて彼からこの場所であったというかつての殺人事件に>>続きを読む

狙撃者(1971年製作の映画)

3.7

ロンドンを牛耳る大物ギャング、フレッチャーの右腕的存在である凄腕ギャングのジャック・カーターが、故郷のニューカッスルに戻ってきた。飲酒運転で交通事故死した兄フランクの葬式に出席するのが目的だったが、い>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.2

公開当時からずっと更新できてなくて遅ればせながら今更レビュー。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』でのあの衝撃から早くも2年が経過し、今一度ブラック・ウィドウという謎に満ちたヒロインに迫るオリジン・ス
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火宅の人(1986年製作の映画)

3.5

昭和31年夏。作家の桂一雄は、妻ヨリ子と5人の子がいる身ながらも、新劇女優の恵子との不倫に走り、同棲を始める。しかし、恵子との間に子供ができたことから2人の運命の歯車は大きく狂っていく…。

深作欣二
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ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-(2021年製作の映画)

3.7

ブリトニー・スピアーズが10年以上に渡って苦しめられた”成年後見制度”という悪しき法律と、それに伴う父親との確執を描いたNetflixのドキュメンタリー作品。

公私ともにさまざまな話題を届け続け、世
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GONIN(1995年製作の映画)

3.4

バブル経済崩壊後間もなく、社会からつまはじきとなったディスコバーのオーナー、元刑事、元サラリーマン、男性相手のコールボーイ、パンチ度ランカーの5人の男たち。暴力団・大越組の事務所を襲撃して大金を手に入>>続きを読む

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.4

20世紀のとある国では、巨大な組織が国をつかさどり、情報統制など国民は厳しく統治されており、それに反抗する爆発テロが相次いでいた。情報省はこのテロの容疑者がタトルという男であると突き止めるが、誤字が原>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

陶酔感あふれる映像と音楽とフュージョンした圧倒的な演出でおなじみのエドガー・ライト監督最新作。

ファッションデザイナーを夢見て田舎からロンドンのソーホーにある服飾学校に入学したエロイーズは、1960
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ロキとバートたちの大乱闘(2021年製作の映画)

3.7

大好きなシンプソンズにロキが出てくる!ディズニーと20世紀スタジオとの統合がきっかけで、こんな見事なフュージョンが見られて嬉しい限りです!
でもやはりディズニー仕様というか、ネタをすごく抑えた印象があ
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なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

3.7

水泳の授業で飛び込みに失敗した13歳のシャルロットは、ケガをして教室に戻る途中で、音楽室で放送されている彼女と同じ13歳の天才ピアニスト、クララ・ボーマンの演奏をふと目にする。同い年の彼女に圧倒されて>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

フランク・ハーバート原作のSF大河小説をドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が超豪華キャストで映画化。『スター・ウォーズ』が登場する遥か昔(1965年)から、こんな壮大な世界観を想像し、科学的根拠も勉強しながら文>>続きを読む

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

3.7

幕末の品川の遊女屋・相模屋。佐平次とその一行は、ここで散々遊ぶも、実は無一文だったため、楼主伝兵衛を激怒させてしまう。そのツケを返すために、「居残り」と称してこの相模屋に居座って、たびたび起きるトラブ>>続きを読む

すべてをあなたに(1996年製作の映画)

3.9

トム・ハンクスが長年温め続けた企画を映画化したという本作。個人的にツボど真ん中の爽快な青春映画でした。

1964年、ペンシルベニア州にある町エリー。ジャズとドラムが大好きな青年ガイは、友人からバンド
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.5

舞台はカリブ海の島国サン・モニーク。とある事件の調査員が相次いで3人殺害されたことから、ミッションを担当することになったジェームズ・ボンド。陰謀の黒幕とされているのは、現地の大統領Dr.カナンガだった>>続きを読む

実録ブルース・リー/ドラゴンと呼ばれた男(1993年製作の映画)

3.5

ブルース・リー没後20年に作られたドキュメンタリー。

数多く彼のドキュメンタリーはあるものの、本作は関係者のインタビューがとても豪華!チャック・ノリス、ジェームズ・コバーンなど、本当に生身のブルース
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ホーム・スイート・ホーム・アローン(2021年製作の映画)

2.5

言わずと知れたあの名作を題材はそのままに、新たなアプローチとキャストでディズニーが映画化。主演は『ジョジョ・ラビット』のヨーキー役で世界中を魅了したアーチー・イェーツくん、12歳。まるで『カールじいさ>>続きを読む

クレイジー・ハート(2009年製作の映画)

3.5

ジェフ・ブリッジスが念願のアカデミー主演男優賞を獲得した1本。

かつて人気を博したカントリー・ミュージシャンのバッド・ブレイクは57歳となり、アルコールに溺れ、女性関係も結婚と離婚を繰り返す自堕落な
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ダイナマイトどんどん(1978年製作の映画)

3.5

昭和25年、終戦間もない米軍占領下の北九州・小倉。対立が激化する岡源組と橋伝組のヤクザ抗争に頭を悩ませる警察署長の鶴の一声で、暴力を伴う争いに代えて野球大会が開かれることになる。岡源組の加助(菅原文太>>続きを読む

クイーンズ・ロジック 女の言い分・男の言い訳(1991年製作の映画)

3.4

ニューヨークの下町、クイーンズで生まれ育ち、仲間の結婚式のために久々に集った男女の群像劇。

各所レビューで色々謎の要素が多い映画だと聞いていたのですが、大筋はある一方で主人公たちの行動が諸々不可解で
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ことりのロビン(2021年製作の映画)

4.0

『ウォレスとグルミット』シリーズや『ひつじのショーン』シリーズなどで知られる、英国最高峰のスタジオ「アードマン・アニメーションズ」の最新作。
ひょんなことからネズミの親子に育てられたコマドリのロビン(
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

3.5

15年に渡ってジェームズ・ボンド役を務めてきたダニエル・クレイグの裏側を追ったドキュメンタリー。

当初は世間からの猛反発を受けながらも、全く新しいジェームズ・ボンドとしてイメージを大きく一新。人生に
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エンドレス・ラブ(1981年製作の映画)

3.0

『ロミオとジュリエット』(1968年)を手がけたフランコ・ゼフィレッリ監督が手掛けたラブストーリー。

17歳のデイビッドと15歳のジェードは若いながらも深く愛し合うカップル。そんな2人を家族も暖かく
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