ミーハー女子大生さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

his(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

主人公がゲイカップルなのでそちらに都合良く描かれすぎなのが気になりました。
ゲイなのに結婚し子供を作っておいて、違和感を感じて男と浮気しながら誤魔化してきたけどやっぱり本当は元彼を愛していたから離婚
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.9

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もともと悪い人間だったけど、初めは良い母親っぽくあろうとしていた…とは思います。
食事も作っていたし何度か自分を抑えようとしていた所もあり。

問題は、父親が母親に子供の世話を丸投げしていたこと。
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

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冒頭、モノクロ映像で、朝鮮戦争の背景について説明される。
1951年、朝鮮戦争当時、最大規模の巨済捕虜収容所が舞台。
アメリカ人により、北朝鮮、韓国、中国人民軍が収容されている。

新しく赴
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(2020年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

まず主人公、高橋漣の親、兄弟、親戚などノ身内が一切出てこない。
漣は孤児って設定なの?
いや確か「うちは工場だから勉強はうるさく言わない」とか漣の台詞にあったはず。

冒頭、漣誕生の写真からスター
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返しストーリー。
私はどんでん返しが好きだと何度も書かせて貰ってます。
ただ、どんでん返しなら何でもいいという訳では無いんです。
色んなどんでん返しがありますが、私は「予想出来ない」ものがまず
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

2.1

アクションシーンは スローモーションの使い方が手慣れていて、 インパクトのある映像が楽しめました。

見る前に懸念していたインド映画特有のダンスシーンや歌のシーンはそれほど多くなかったので、 強制
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

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思っていた以上にいい作品でした。
門脇麦ちゃんと水原希子さんダブル主演、それも麦ちゃんが箱入り娘の華子、水原さんが地方の一般家庭の出身の美紀、というのでキャストのイメージが逆じゃない?という最初の印
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.0

まず、この映画を見るにあたって必要なのは、FOXというチャンネルがどういった経緯で誕生し、どのような視聴者層に指示され、政党と結びつきがあるのかである。
英国のサッチャー時代に、福祉削減や富裕層の減
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.6

「形だけでよいのだ」
長崎奉行はキリシタンたちに何度もこう言います。
「むごいことはしたくない。お願いだから踏んでくれ」と。
しかしキリシタンたちは踏み絵を踏みません。
そうして、無残に殺され
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.1

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「君の名は。」
思えばこのタイトルから既にこの映画は始まっています。

多くの人が1度見たときは感動はしたが、完壁ではないと感じたと思います。
あれがいらない、こうした方がいい、二人が恋に落ち
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

とても共感出来る甘酸っぱくも切ない、 すごくすごく素敵な映画だった。

学生時代に付き合い始めて、辛い就活を一緒に乗り越えて、社会人になって、いろんな思い出を作って...
付き合いも長くて 一緒に
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.5

派手な血しぶきと、見るも鮮やかに敵を倒していく「パッと見」だけで、「タランティーノ節」というのはたやすいが、よくよく反芻してみると、実に芸の細かい演出が施されていることに気付く。
いかにも映画を愛する
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

大切な人にだけ送ったはずのあるプライベートな動画の流出によって、名門私立校に君臨する女王の座から引きずり降ろされてしまったひとりの女子高生。
自分だけが責められ、大人しくしていることを余儀なくされてし
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

2.6

過眠症で引きこもり気味の寧子(趣里)は、恋人でゴシップ雑誌の編集部勤務の津奈木(菅田将暉)と一緒に住んでいる。  
感情のコントロールが苦手な彼女は、そういう自分に本気で向き合おうとしない津奈木に苛立
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.5

大学受験に失敗した都会育ちの軟弱な青年、平野勇気が、 パンフレットの美女につられて踏み込んだ林業の世界。
そこで、さんざんな目に合いながらも、仕事の大切さや、自然の魅力、 そして人とのつながりに目覚
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イコライザー(2014年製作の映画)

2.1

映画の冒頭に
“人生で一番大切な日は生まれた日と生まれた理由が分かった日” (マーク・トウェイン)
と文字が出たところからこの映画に引きずり込まれ、デンゼル・ワシントン演じる孤独なロバートと同じく孤独
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

1.8

役者さんが体当たりで大胆なセックスシーンを演じれば、 芸術的な傑作なんですか?
こういう映画を観ると、私はよくそう思います。
映像・演出・俳優の個性に偏って、 ストーリーが抜け落ちがちな気がするん
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

緊急コールセンターに勤務するアスガーが受けた、一本の電話。
一見シチュエーション・ミステリーのようでありながら、「ギルティ」はその実アスガーの贖罪についての物語だ。

冒頭にいきなり記者と思われ
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.0

カトリックの神父たちが子供たちを性的に虐待し、それを総本山であるバチカンが隠蔽し続けた、という事実は確かにショッキングではあるが、おそらく多くのアメリカ人が受けたであろう衝撃をクリスチャンではなくキリ>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2054年のワシントンD.C.。
殺人予知システムのおかげで、殺人事件の存在しない社会。
ところが犯罪予防局の犯罪取締チームの主任、ジョン・アンダートンが、システムにより殺人事件の第一容疑者に挙げられ
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

マルセイユ沖の海上に漂う一人の男を漁船が救い上げるが、男は記憶喪失に。
唯一の手がかりのチューリヒ相互銀行の貸し金庫を開け、パスポートに「ジェイソン・ボーン」との署名やパリ在住との記載を見つけ一安心す
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

見応え十分な重厚感!
それは、畳み掛けるようなスピード感と、一人の若きアントレプレナーに対する知的財産権と経営権をめぐるリアルな争いの、その裏事情とも言うべき物語を手際よく展開してみせる脚本と編集の
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.2

率直な感想としては、確実な宣伝勝ちだ。
大々的な宣伝方法、ダ・ヴィンチやモナリザなどにまつわる様々なテレビ番組から読み物まで、色々な媒体による宣伝(この作品についての宣伝ではなくとも、意識的には繋がる
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サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

4.0

下手をすると、とんでもなくくだらない作品になるんだろうなと思っていた本作。
メジャーな女優も出ていないし、期待度低く鑑賞。
しかし、思いの外良かった。

物語は他人と交わることが苦手な大学生の颯太(北
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ビリギャル(2015年製作の映画)

4.5

ストーリーはお分かりのとおりでございます。
そして結末もお分かりの通り、慶應義塾大学に合格します!
ですが、それまでのストーリー、なぜ慶応を目指したのか、そしてなんでここまで頑張れたのかっていうのが
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

原題は「Primal Fear」=根源的な恐怖。

「法廷の真実とは陪審員の頭の中にある真実だけだ」
誠心誠意努力し、アクロバティックな法廷戦術を駆使して被告の無罪を勝ち取った弁護士が、実は被告に一杯
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

25年前の少年を救ったことで現在の自分の人生が変わってしまった女性が、存在の消えた愛娘を取り戻すべく奔走する姿を描いたSFサスペンス。

嵐の影響で現在と過去が繋がり時空を超えて通信して過去を書き換
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

1947年9月、ジョン・ナッシュはニュージャージー州にあるプリンスト ン大学大学院の数学家に入学した。
出身地のウエスト・バージニアで“数学の天才”と謳われた彼は、この年のカーネギー奨学生だった。
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.9

国家の論理やイデオロギーから離れ、純粋にエンターテインメントとして評価するなら正に超一級品。
貶しどころの無い傑作だと思う。
10年 「ザ・タウン」 でも達者なところを見せたベン・アフレック監督 (
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.2

もちろん好きなのだ、こういう映画。
主演堺雅人に、生瀬勝久ときたろう。
すなわち、これ癒し系。

オープニングはなかなかのもの。
ブリザード吹き荒れるシリアスなシーン。
逃げ出したくても、逃
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.0

ガイリッチー作品、スパイもの、60年代ドラマリメイクなどなどたくさんの期待要素が詰まっていて、口コミの高さも相まって、楽しみに鑑賞したのですが、期待しすぎたのかも。

スパイものと言うにはスリルもサス
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キャロル(2015年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

期待しすぎたかな。
観賞後に読んだ原作はすごくよかった。
映画でも少しだけ使われていたけど、テレーズへ宛てたキャロルの手紙は素晴らしい。
心に沁みて思わず落涙。
原作おすすめ。

映像は美しいけど
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.1

今まで完全に子供向けのアニメとくくリ付けていたし、変に曲がった顔の輪郭がどうにも苦手で食わず嫌いでした。
ですが皆さんのの評価の高さに惹かれ、まずはこの「オトナ帝国」を鑑賞。
コレガクレヨンシンチャン
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ソウ(2004年製作の映画)

2.9

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パッケージに、足を鎖でつながれた2人の男の間に自殺した死体が・・・みたいなことが書いてあって、「キューブ」とか「セブン」のような哲学的なストーリーを期待して鑑賞しました。 

が、実は鎖でつながれてる
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ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.5

私自身ファッションが好きであることと世界一のキャリアウーマンへの興味から鑑賞。

そこで繰り広げられていたのは、 流行を発信する者としての“誇り”をかけた壮絶な女の戦い。
自己の利害でなく、その誇り
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.6

まだ観てない人!絶対観てください。
Netflixは9/29配信終了らしいのでお早めに。

クリスティの『そして誰もいなくなった』が 頭に浮かびました。

豪雨のため孤立してしまったモーテルに集ま
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