赤足さんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.8

12分という短いながらも心温まるストーリーと音楽。積み上げた家の数だけ思い出があり‬下の階層に行くのと同時に蘇る思い出は切なくウルっときた。特に最後は印象的!‬

オール・イズ・ロスト 最後の手紙(2013年製作の映画)

3.4

海で遭難した男の命をかけた壮絶な戦いを淡々と描く大人のサバイバル映画。「ゼロ・グラビティ」が宇宙に一人取り残された物語ならば、この作品は海に一人取り残された物語といっても過言ではない。しかも冒頭から終>>続きを読む

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

4.0

1940年代〜50年代当時、アメリカで共産主義者を排除する運動が盛んであり、ハリウッド内でも思想的に疑わしい人々を排除しようと動きがあり、その中にトランボの名も

永遠の名作「ローマの休日」を作った脚
>>続きを読む

悪魔の存在を証明した男(2014年製作の映画)

2.4

基本的に悪魔の存在の実証&検証という行為に視点を置いた話で、次第に悪魔に取り憑かれていく演出なんかは低予算ながらなかなかスリリングであったが、それ以外は特に変わったところがあるかというとそうでもなく、>>続きを読む

黒部の太陽(1968年製作の映画)

3.6

前に黒部ダムに行って以来、是非とも見ておきたかった作品。一度長すぎて、途中で眠ってしまったが、再度チャレンジ(笑)3時間以上の超大作だけあり、見応えがあり面白かった。三船敏郎と石原裕次郎の存在感は圧倒>>続きを読む

アフロ田中(2012年製作の映画)

2.0

漫画の実写化でここまでシュールなモノになった作品も珍しいがアフロ田中なら納得。
だって内容がモテない男の日常をただ描いた話だから、しかし、主役の松田翔太は原作の田中っぽさがちゃんと出ており演技もよかっ
>>続きを読む

es [エス](2001年製作の映画)

3.5

新聞広告で集められた被験者を「看守役」と「囚人役」に分け、模擬刑務所で生活をさせる…。アメリカの大学で実際に行われた実験を題材に描く、スリリングなドイツ映画。

実際に起こった実験を元に制作されていた
>>続きを読む

ソラニン(2010年製作の映画)

3.0

OL2年目で会社を辞めた芽衣子と、音楽の夢をあきらめられないフリーターの種田は不透明な未来に確信が持てず、互いに寄り添いながら東京の片隅で暮らしていた。ある日、芽衣子の一言で仲間たちと「ソラニン」とい>>続きを読む

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.4

クローバーフィールドシリーズはぶっちゃけ「クローバーフィールド/HAKAISHA」を過去に途中鑑賞中で止まったきり、今に至る為に他にもシリーズが出てるとはつゆ知らず(笑)そして今回もそれと繋がる映画と>>続きを読む

サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

3.4

上と下がサカサマの主人公とヒロイン、常にお互いしがみ付いていなければ落ちてしまう状態で終始ハラハラであった(笑)しかしこの設定を上手く使った演出は見事であった!兎に角、今までにない設定が斬新で面白かっ>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.6

映画館とTV放送での鑑賞。
作品によって、映画館で見る為に作られた様な作品等あるが、この作品は正にそれであったといえる。そのため、劇場とTV両方を見比べれたが、TVは面白さが半減していた為に圧倒的に映
>>続きを読む

永遠の夢/ネス湖伝説(1996年製作の映画)

3.6

あらすじ
動物学者のデンプシーは、雪男の存在を信じ続けたために学者としての信用を失っていた。そんな彼に大学側は、クビにならないための条件として、ネス湖に恐竜がいないことを証明するように命じる。彼はロー
>>続きを読む

ピクセル(2015年製作の映画)

3.2

あらすじ
地球や人類の文化ついての情報を電波に乗せて、宇宙人との交流を図ろうとしていたプロジェクト。それを宇宙人が受信したものの、彼らは人類からの宣戦布告だと勘違いしてしまう。「パックマン」「ギャラガ
>>続きを読む

グースバンプス モンスターと秘密の書(2015年製作の映画)

3.4

ニューヨークから田舎町に転居したばかりの少年ザックは、一風変わった隣人のホラー作家スタインと顔見知りになる。ある日、ザックはスタインの家の隠し部屋を発見し、無数の小説が鍵付きのまま封印されているのを知>>続きを読む

クジラの島の少女(2002年製作の映画)

3.5

あらすじ
ニュージーランドの小さな町でマオリ族の族長の家系に生まれた少女パイケア、族長は代々男であるというしきたりゆえ期待されずに育ったパイケアだが、成長した彼女はやがて一族の役に立ちたいと願うように
>>続きを読む

落下の王国(2006年製作の映画)

3.3

あらすじ
左腕を骨折して入院中の5歳の少女アレクサンドリアは、脚を骨折してベッドに横たわる青年ロイと出会う。彼は彼女にアレキサンダー大王の物語を聞かせ、翌日も病室に来るようささやく。再びアレクサンドリ
>>続きを読む

モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦(2011年製作の映画)

1.3

世界各国のモンスターが世界一をかけ、プロレスのリングで殺し合いのファイトを繰り広げる異怪物格闘技デスマッチ。

モンスターも負ければ棺桶にの合言葉で展開され、見事なクソ映画(褒め言葉)であった。ほぼ、
>>続きを読む

サンダーパンツ!(2002年製作の映画)

3.2

あらすじ
パトリック彼には大きな悩みがあった。それは、オナラが異常なほど出る事!そのせいで、父は家を出てしまい、母や姉もパトリックを毛嫌い。学校でも当然のようにイジメの対象。そんなパトリックに一人だけ
>>続きを読む

RENT/レント(2005年製作の映画)

3.9

トニー賞、ピュリッツァー賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカルをクリス・コロンバス監督が完全映画化。舞台は1989年のニューヨーク。毎月の家賃(レント)も払えない生活の中、夢に向かって今日を生き抜く>>続きを読む

ベッカムに恋して(2002年製作の映画)

2.9

あらすじ
厳格なインド人の家庭に育った、サッカーとベッカムが大好きな18歳の女の子ジェス。ある日地元の女子サッカーチームの選手、ジュールズに誘われチームに入る。ジェスは両親の反対、恋に友情に悩みながら
>>続きを読む

妹の恋人(1993年製作の映画)

3.4

あらすじ
ベニーには、自閉症気味の妹ジューンが居た。ある日彼らの前にサムという、サイレント映画に憧れる不思議な雰囲気を持つ青年が現れる。無口なサムのパントマイムは、たちまちジューンの心を開いていくが…
>>続きを読む

ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

2.2

ダークヒーローのバットマンを匂わせるような世界観と主人公(コウモリを操っている時点でこちらのがバットマンぽい)ストーリーは往年のドラキュラ物語に現代訳を付け加えたようであり、最新VFXを使い新しいドラ>>続きを読む

GO(2001年製作の映画)

4.0

あらすじ
朝鮮民族学校へ通っていた"在日"の杉原は、広い世界が見たいと日本の普通高校へ。将来、恋愛、アイデンティティ、社会の根強い偏見。少年は大人への道を走り出す。

金城一紀の原作を映画化。あまり知
>>続きを読む

ジョン・カーター(2012年製作の映画)

3.5

エドガー・ライス・バローズ原作の伝説的小説を完全実写化したアクション・スペクタクル巨編!愛する妻と娘を失い無力感に苛まれるジョン・カーターはある日、バルスームという惑星で意識が戻る。滅亡の危機に瀕して>>続きを読む

マイアミ・ホット・リゾート(1985年製作の映画)

1.5

ジョニーが出演リストから削除したいという、青春おバカコメディ!ティーン時代の貴重なジョニーが堪能でき、初々しい姿やお尻丸出しなどのシーンはファン必見の一本。しかし内容はふつうのB級の破茶滅茶系で中身が>>続きを読む

サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS(2000年製作の映画)

3.7

思っていることを周りの人々に思念で伝えてしまい、しかも自分ではそれに気付かないという特異能力の持ち主「サトラレ」。しかし例外なく高いIQを持つ彼らを、国家は保護している。そしてここにも1人、「症例7号>>続きを読む

東京原発(2002年製作の映画)

3.6

東京に原子力発電所を誘致しようとする都知事の意向に沿い、大量のプルトニウムを載せたトラックが東京に向かう。しかし、その途中で爆弾マニアの若者にトラックを乗っ取られてしまい…。

3.11と原発問題が起
>>続きを読む

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

1.6

POVの走りと言っても良い作品だ。友達に頼まれ、当時劇場で二回見る羽目になった一回目はまだしも、二回目は苦痛でしかなかった記憶がある。内容もストーリーも今となっては素人が作ったようで酷いが当時はリアル>>続きを読む

ドンファン(1995年製作の映画)

3.5

自殺を図ろうとした“伝説の伊達男ドンファン”を名乗る男の恋愛遍歴を引退間近の精神科医を交えて描いたラブ・ロマンス。

ドンファンと名乗る男の過去を紐解く精神科医との友情を記した物語。次第に精神科医自身
>>続きを読む

ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.2

1・2の勢いがなくなってると思ったら、今回はお酒はいってないから至って真面目というか、パート1をお酒抜いてそのままリメイクした様な感じのドタバタ劇。その為、薄味になりごく普通の映画となってしまった。3>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

3.7

スリー・ビルボードの後に鑑賞。

1967年に起きたデトロイトの暴動を題材にした実録サスペンス。暴動の最中、あるモーテルで警察が宿泊客に行った過酷な自白強要の行方を、息詰まるタッチで映し出す。

上映
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

重かった。重かったが、それを感じさせないパワーある展開と人間ドラマの交差、先が全く読めず事前に情報を入れずに鑑賞したが正解であった。看板三枚でよくもまぁこんな話を作ったよ(褒め言葉)あらすじに「物語は>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.5

全米でベスト10に入った作品だけあり、一大スペクタルな映画であった。インド映画が近年力をつけてきているのは知ったが此処までとは思いよらなかった。

しかしウィークポイントもあり、前半の歌と踊りをもう少
>>続きを読む

いのちの食べかた(2005年製作の映画)

-

我々が普段食べている食材が食卓に運ばれるまでの過程を映したドキュメンタリー作品。

鳥や豚、牛など工場の機械化などで豚の胴体を真っ二つに切り裂くシーンから、牛の額に電気ショックを与え気絶した隙に首から
>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.3

うーむ、かなり好きな作品だこれ!久しぶりに本当に自分好みの傑作と出会ってしまったぞい!と言っても過言ではない映画だこれ(笑)

物語は、地球に調査に来た宇宙人が到着早々、盗人に宇宙船のリモコンを盗まれ
>>続きを読む

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

2.8

転居先で夫婦サイモンとロビンの前に、サイモンの高校時代の同級生だというゴードが現れる。再会を祝いゴードは1本のワインをプレゼントし、その後もたびたび二人を訪ねては贈り物をし続ける。次第にその内容はエス>>続きを読む