pencilさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.2

モヤモヤが止まらなーい!
何かが違うって、ハッキリと違う訳じゃないけど、でも以前とは確実に違う人格。
怖いと言えば怖いし、怖くないと言えば怖がる要素なし。
そしてモヤモヤしたままラストへ。
劇中の音楽
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LETO -レト-(2018年製作の映画)

3.6

T.REXの20th Century Boyのイントロで始まるトレーラーを観て絶対映画館で観たいと思っていた作品。

長いMVを観たような感覚。
ほぼ白黒のせいかも知れないし、映像がきれいで、全編通し
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

以前から観たいと思いつつ、何となく後回しにしていた作品。今回BSで視聴。
とにかくこの作品はイーストウッドの演技と存在感につきると思う。

戦争という大きな十字架を背負い、残りの人生を敢えて人を遠ざけ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久々のウディ・アレン作品。軽快なセリフのやり取りの中に、映画や音楽の歌詞からの引用がちょいちょい出てくる度に、「あー、ウディ・アレンだぁ」ってうれしくなる。
特にラスト間際、セントラルパークで馬車に2
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3

原作の若草物語についてほとんど予備知識なく鑑賞。四姉妹の少女時代の瑞々しさが最初から最後までスクリーンいっぱいに溢れる。邦題の「若草」という表現が本当にピッタリ。

南北戦争の只中という重く、暗い時代
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.9

議論の内容は難しくて置いてかれがちだったけど、そういう事は置いといてもこの時代の熱量は充分感じる事ができた。

三島由紀夫のような終戦をティーンエイジャーで経験した人の、戦後生きてく上での気持ちの置き
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭で鑑賞。

3部作の中で一番ハラハラドキドキ。
前2作の伏線やお約束もちゃんと織り交ぜながらラストに向かって気持ちよく突っ走ってゆく展開が気持ちいい!
そして納得のエンディングだけど、
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭で鑑賞

公開時、2015年には車が空を飛び、ホバーボードに乗ってる自分を想像したけど、現実はそこまでにはならなくて、でもせめて2015年になったらポケットを表に出してるのが流行ってい
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.1

午前十時の映画祭で鑑賞

大好きで何度も何度も観てるけど、これ絶対に映画館で観なきゃダメなやつ!
連続上映だからpart2もpart3も楽しみ

当時ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「Power of
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

とにかくジョジョ役の男の子がキラキラしてる!脇を固めるの登場人物の個性的なキャラも魅力的。
ちょっと前に観た「マリッジ・ストーリー」にもスカーレット・ヨハンソンが母親役で出演していたなーと思い出したけ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

一組の夫婦が離婚に至るまでの淡々とした映画ですが、主演二人の演技と脚本が素晴らしかった。
夫婦にしかわからない色んなことがあって、その時その時の色んな感情が相手に対して生まれるって、それが例え憎しみで
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.6

デフォーのゴッホのなりきりっぷりがすごくて、ゴッホの自画像でしか顔を知らない私はゴッホってこんな顔なんだって逆に刷り込まれそうな程だった。
会話も英語だし、ゴッホ37歳没だけど、それを60代のデフォー
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

午前十時の映画祭で鑑賞。観るのは当時リアルタイムで鑑賞して以来。
大筋のストーリーは分かっていたつもりだったけど、途中何度も心を揺さぶられた。
でもラストがこんなに清々しい終わり方だった事だけは忘れて
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

色んな意味で前評が凄くて、週の途中とかで観たら仕事にさし障るんじゃないかとか思って、金曜に観る程のビビリぶりでしたが、蓋を開けてみたらホアキンの演技の一人勝ちという感じ。ストーリーは確かに重いし、色ん>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

劇中にちょいちょいイギリスのアーティストのバンド名や曲名入れてくるし、主人公の部屋に貼ってあるポスターも音楽好きには、あーっ!ってなる小ネタがいっぱいでそれを見つけるのが楽しかった。
知らないで観たけ
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キング(2019年製作の映画)

3.7

ヘンリー5世と言うと、どうしても2年前に観た、「嘆きの王冠 ~ホロウ・クラウン~」のトム・ヒドルストンのヘンリー5世を思い出してしまうが、トムの圧倒的なカリスマ性で兵士を引っ張っていく逞しいヘンリー5>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.3

ロレンソ・フェロの危うい美しさもよかったけど、ラモンを演じたチノ・ダリンの色気がある演技がすごくよかった。

Palito OrtegaのLa Casa del Sol Naciente をバックに車
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

もっとこの時代の政治的背景を知っていれば、深く色んな事が理解できたと思うけど、そんなの抜きにしても心震える作品でした。

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

全く予備知識なしで見たので、エンドロールが終わってもやりきれなくて気持ちの整理がつかない。
余韻という言葉ではなく、ただ消化できないやるせない感情を引きずっていて、明日からまた一週間始まるのに、どうし
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.9

登場人物、台詞、音楽全てがかなり絞られてて、ヨークシャーの田舎の閉鎖的で重苦しい感じや、辛い日常から逃れられない主人公のやりきれない現状がすごく伝わってきた。
台詞は少ないけど、その一つ一つが主人公2
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エリック・クラプトン~12小節の人生~(2017年製作の映画)

3.7

先月観たボヘミアンラプソディーは世間での話題性もあって、Queen世代だけでなく色んな年代のお客さんがいたけど、こちらはほとんどがおじ様がでした。(地方だからかな)これだけ偏ったメンバーで映画観るの初>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

世代的にあんまりピンとこないかもと思いながら観始めたけど、終わってみれば劇中の曲はほとんど聞いたことある曲でQueenのすごさを改めて思い知った。
その反面、バンドについてはほとんど無知だった事も実感
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

映画館で観る機会を逃してブルーレイで鑑賞。

2人の機微な心理描写が、決して多くないセリフの中にすごく出ていてその分グッときた。さらにそれを引き立てているのが彼らをとりまく周囲の人達の温かさや、北イタ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

母と娘の思い合ってるけど、お互い素直になれない関係がとてもリアルに描かれている作品。同性同士って親子でもなかなか面倒なものだなぁと改めて感じた。
劇中のアラニス・モリセットのHand In My Po
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

ウェス・アンダーソンの世界観炸裂です!!これまでの作品も好きですが、これはまた別物で大好きです。
今回も隅々までこだわってます。もう一回、色んな所に注意しながら観たい。
特に音楽がよかったなぁ。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.5

設定が1979年と言う事を忘れてしまう位、現代に当てはまる作品。
ファッションや音楽もいわゆる「懐かしい感じ」は全くなく、この映画の中ではむしろ新しく感じるほどステキだった。
エル・ファニングが森でタ
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.2

冒頭の曲から持っていかれる!そして全編通して楽曲が全ていいです。
扱っているテーマは決して明るい物ではないし、かつて若くてキラキラしていた主役陣は、年月と重力によってギラギラしたおじさんになったけど、
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

映画の世界観はとっても好きだし、すごく引き込まれるけど、劇中何度か出てくるストリートミュージシャンの場面で、一気に気持ちが途切れる。しかも何度も。そこの奇跡は必要なのかな?

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.9

ドランの映画はいつも音楽がとても印象的だけど、この映画もやはり冒頭の曲から持っていかれました。そしてこの冒頭の曲の余韻を引きずったまま、ラストまでいった感じです。そしてラストのMobyの曲もよかったで>>続きを読む

oasis FUJI ROCK FESTIVAL'09(2016年製作の映画)

4.2

ノエルが日本で初めて演奏すると言って始まったHalf The World Away のイントロで泣きそうになったのを思い出した