たいがさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

たいが

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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

相変わらず何のために何をしてるのかよく分からんし敵味方の相関図も全然分からないんだけど、終始興奮しっぱなしだった!!

自分が観たかったもの、それが全部観れたような気がする!
カーチェイス!最新テクノ
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.6

ラストがヤバすぎる笑
あれずっと見てたら途中から怖い通り越して笑えてきちゃった
でも見てて思ったけど、案外そのスタンスでいい気がした

だって最初からパールは狂ってたわけだし、最初の殺人も意図的ではな
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.8

3めちゃくちゃ面白い!!
でも1番好きなのはやっぱり1かな
個人的に思うメンインブラックの最高なシーンのひとつに、最後はKとJがどデカい銃をぶっ放すってのがあるんだけど3にはそれが無いからちょっと残念
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.6

2が昔見た時の記憶が1番残ってる

サーリーナの登場シーンとかフランクがMiB本部で隠れるとことか、Jが変なブヨブヨの筒みたいのから頑張って抜け出すとことか
細かいシーンだけどめっちゃ覚えてる

フラ
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.8

会社でふとメンインブラックの話になり、最後の観たのかなり前だなと思って改めて観てみた

キャラデザとか世界観とか武器のカッコよさとかマジで最高
しかもこんだけしっかりしたSFなのに90分前後というコン
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.5

ドゥニヴィルヌーヴ監督作の中でもとても評価が高く、見るべき外せない一本とされている今作

だけど、自分にはそこまで刺さらなかった
多くの人が言及しているラストに関しても確かに衝撃はあったが、その事実の
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

いやマジでスゲーよ!!
とてつもない画面密度の映像がとてつもないスピード感で展開されてくのが140分ずーーっと維持されてる
しかもひとつの画面の中にテイストの違う画風が何個も詰め込まれてる

確か全部
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アメリカの影(1959年製作の映画)

3.7

ジョンカサヴェテスの長編第1作目
カサヴェテスがあるラジオ番組に出た時に、この映画を撮りたいが資金が足りないと話したところ番組が終わったら多くの人がお金を持ってラジオ局に集まってきたらしい
リアルクラ
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.9

ルカグァダニーノ×ティモシーシャラメって聞いたらどうしたってCMBYNを思い起こしてしまうし、そこと比較してしまう
結論から言えばCMBYNと同じテーマを扱いながらも対極にある作品というような印象を持
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.5

アジア人をここまで魅力的に撮れる人がいるのかという驚き
撮り方もかなりスタイリッシュだし、アジア圏の街や人の持つ独特な風合いもとても魅力的に捉えていたと思う
ただnot for meではあったかな

666号室(1982年製作の映画)

3.6

「映画とは、失われつつある言語で、死にかけている芸術か?」

第35回のカンヌ映画祭の時にヴィムヴェンダースが会場近くのホテルの一室にカメラを設置し、名だたる名監督達にこの問いを投げかけ語ってもらうド
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

当時11歳だったソフィが31歳だったお父さんとトルコを訪れた時の思い出のビデオ
それを当時の父と同じ年齢になったソフィが見ている、のを見ている観客
という2重3重にもなっている視線の構造が面白い
それ
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サボタージュ(1936年製作の映画)

3.3

サボタージュ、社会を不安や恐怖に貶めることが目的の破壊活動のこと
サボるの語源

サボタージュを行おうとしてる映画館の館主と隣の八百屋に潜入捜査し、それを止めようとする警察

ヒッチコックの映画はどれ
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.6

七人の侍がベースになっているっていうのが別に公表はされてないけど周知の事実って感じかと思ってたけどしっかりクレジットに明記されてるんだね

展開も含めてもう定番の形になっちゃったものだから驚きとかは特
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.9

90分間ずーっとストレス指数の高い状況が展開され続ける
しかもそれがオールワンカットなもんだからまるで自分もこの状況を体験してるような感覚になる

これまでスパイクリーの映画だったり何本か人種差別の映
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

世間ではマリオが超絶ブロックバスター映画として話題を集めている一方で、映画好きの間でこのTARという映画が大きな注目を集めているという構図がなかなかに興味深い!!

権力とキャンセルカルチャー
ベルリ
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荒野の決闘(1946年製作の映画)

3.8

ジョンフォードの映画の脇役ってなんでこうも魅力的なんだー!!

今回は完全にドクに魅せられたよ、、、
元外科医で賭博師、めちゃくちゃ暴力的で周りから恐れられてる
だけどその裏には病気とか故郷に残してき
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はなればなれに(1964年製作の映画)

4.0

劇場に遅れて入ってきた人のために10分経ったあたりで状況説明をしてくれるなんて、なんて優しい映画なんだ!!笑

今まで観たゴダール映画の中で1番メタ的な作品だったかもしれない
状況説明のナレーションと
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

3.6

やっぱりゴダールはショットがカッコ良すぎる!

画面全体の設計と質感、その中に必ず入ってくるビビッドな色合いのオブジェクトが絶妙なバランスで存在していて思わず見惚れてしまう

この映画、後半から一気に
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

85分とめちゃくちゃコンパクトなんだけど、余計なシーン無駄なシーンが一切なく"怖がらせる"というところにど直球!!

序盤のドライブのシーンから耐え難いほどの夏の暑さとラジオから流れてくる物騒なニュー
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一晩中(1982年製作の映画)

3.9

時間が経つのを忘れる映画は数多くあるが時間が経過していくのを感じられる映画はこの作品ぐらいじゃないだろうか

この作品では一晩の中で起こる何十組ものカップルの逢瀬が切り取られているが、その切り取られた
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

まず最初に言っておきたいんだけど、おれはこのマンガの大ファンです
だから正直映画化されると聞いた時にある種の怖さがあった
だってあのマンガを映像化するのはハードルが高すぎると思ったし、それを観て失望も
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リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

4.2

やっぱ西部劇っておもれーー!!って思った一作でした!!
あと素直にジョンフォードすげぇってなりました

暴力の支配→法の支配へと時代が変化していく中でのリバティ、トニー、ハンスそれぞれがレペゼンする役
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.5

ん〜〜、難解すぎん?笑
ただ画面はあまりにも綺麗
活き活きとした美しさではなく、少し退廃的な寂しさの漂う美しさ

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

マジでこれ現段階のアニメの表現の最高峰なんじゃないか?!
3Dアニメでここまで出来るのかという驚きしかなかった!!
確かに3Dなんだけど、ちゃんと井上雄彦の絵が動いている実感があったし、着てるユニフォ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

無限な拡張性を持ったマルチバースという題材を扱いつつもそこで描かれるのは"あなたと私"という最小単位の関係性
なんなら場所も国税庁から出てないし、あれの全てがたった1日の中で起きている

どの世界でも
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対峙(2021年製作の映画)

3.7

『エレファント』や『君が生きた証』をはじめとして銃乱射事件をテーマにした映画はたくさんある

そんな中でこの作品は"被害者遺族と加害者遺族の対話"という今まで見たことのないとてつもなく重いスタイルで望
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おいしい生活(2000年製作の映画)

3.7

銀行の3軒隣の物件を借りて地下から金庫に向かって穴を掘るという強盗計画を思いついたレイだが、カモフラージュで始めたクッキー屋さんが大繁盛してしまう。

マジでこのあらすじ面白すぎるでしょ!!
最強のキ
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.8

父を殺され、母を誘拐された男がバイキングになって復讐を誓う

時代考証に力を入れていたという話も納得の画面強度の高さ
変に配慮とかはしないで残虐表現もしていたのはとても良かった
でも少し直接的な描写は
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.8

単純な刑事モノかと思えばそうではなく、所々に当時のアメリカが抱えている社会問題が組み込まれていた
破壊されるJesus savesの看板や何度も出てくる十字架からもう神にも救えないほどアメリカ社会が抱
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.6

水の表現エグかった!!
前評判通り映像のクオリティは物凄かった
本当に目の前に実物の水があると思えるほどの質感と動きの再現度の高さだった

映像の綺麗さってある程度高止まりするようなイメージだったんだ
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.6

友達から何か人間に必要な感情が欠落してると言われ続けてきた自分にとっては、稲垣吾郎演じる主人公の茂巳のことをどこか他人事には思えなかった
いやでもさすがに自分の妻に浮気されたら自分でもショックな受ける
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キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

4.5

これが今から100年前に作られたことが驚きでしかない!!
これどうやって撮ったんだ?!ってシーンだらけ!!

この先の映画作品が参考にしたんだろうな〜というアイデアやアクションシーンもたくさんあって観
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

最小限で最大限に。

この映画には劇伴がない
それに加えて主人公のケイコは耳が聞こえず、ほとんど喋らない
そのため、他の映画に比べて音数が圧倒的に少ない
普通そうなると映画全体も静かで落ち着いた雰囲気
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.9

さすがフィンチャーだ
序盤の30分がとてつもない!!
彼女に振られた勢いで女の子の顔を比較するサイトを作り、サーバーを落とすまでのすさまじいドライヴ感!!

実話ベースの映画ってどうしても劇的な展開と
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