r1aceさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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映画(1987)
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.7

「俺たちが炎で炎を制するぜーヒャッホーイ!」
的な映画を想像して観たらエライ目にあった(;´Д`)

映画としての出来はいいんよ、
どうしようも無い男が子どもが出来て
人生再スタートして家庭と仕事を頑
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名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

3.7

刑務所で出会ったヤクザとチンピラが意気投合、
出所後に合流して一緒に闇世界で生きるが
色々と過去の行いやら陰謀が出てきて…的な話。

信じたのに裏切られる。
信用されてたのに裏切る。
そんな事が延々と
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.6

「顔」以外は全て素晴らしいオギー10歳。
そんな彼と、彼を取り巻く多くの人々の1年を描いた映画。

人は見かけじゃ決まらない、誰しも口に出す言葉だけど
実際はそんなものでは無いってのは、誰しも知ってい
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

鑑賞前「タクシー運転手?ほのぼのロードムービーかな?」
鑑賞後「タクシー運転手かっこええぇ…。」
となる中々の傑作。

1980年の韓国の暗部、光州事件に関わってしまった
タクシー運転手と、ドイツ人ジ
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

4.5

クッソ面白いっ!もうダメ、完敗。
バットマンは最近の三部作しか知らん俺だが楽しめたー!
何処が面白かったのか?箇条書きに説明しましょ。

その1 時代の最先端を行く映像。
何なんっすか、このグリングリ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.9

45歳のファミレス店長にバイト女子高生が恋をした、だと…。
これだけを聞くと
「それ、なんてエロゲ?」と思わざるを得ないんだけど、
ここで描かれていたのは真面目な「純愛」でしたわ。
…使い古された言葉
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.9

時おりチープ。時おりご都合主義。
穴も結構ある映画なんだけど、
それ以上に見どころが多くて大満足。
いやー田舎怖いね、新潟怖い(風評被害w)

特筆すべきは主演の山田杏奈。
有村架純っぽい顔立ちで可愛
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人狼(2018年製作の映画)

3.0

序盤の暴動シーンのスケールのでかさと
中盤の銃撃戦のアクロバティック感も
終盤の無双バトルのかっちょよさも、
アクション面は存分に楽しませてもらったよ。
装甲歩兵って感じで、男のロマンやね。
…対物ラ
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ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

4.4

もしあなたが医師で、勤務先が
「1940年代のブラジルの精神病院やでー」
って言われたらどうします?
…俺ならすっ飛んで逃げますわな、情けないけど。
そして映画内で序盤、描かれるのは凄まじい環境。
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MASTER マスター(2016年製作の映画)

3.7

抜群の安定感と言っていいのかな、
韓国のこういう犯罪を扱った映画は面白い。
真面目なんだけどエンタメ要素もあって。
その上、珍しくグロやゲロがない!
…その辺を期待するとがっかりかも。

悪人組は悪人
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.5

小さなレベルの嫌がらせから、
大きなレベルの迫害まで。
「生まれ」という個人ではどうしようも無い次元の
差別を生々しく描いてますわ。

サーミ人の差別は、遥か昔に買った
「FF5 Dear Frien
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.7

なるほど、面白いねー良くできとるっ。
時おり「歌わんでええねんっ」と言いたくなる事はあったが
どの歌唱シーンも出来がよいので文句は言えん。
が、結果としてテンポを悪くしてる気もするけどね。

物語も良
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.8

エル・ファニングと48時間限りの恋物語!
…的なのを想像してたんやけどね、
なんなんでしょーこのはっちゃけ具合はw
まさかの宇宙人とのコンタクト的な話でびっくり。
服装も行動もめっちゃくちゃで楽しいわ
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.7

遥か昔(20年くらい前)に観たんだけど
アニメ版を観たついでに見直してみた。

なるほど、こっちも好きだな。
小学生の頃は女子よりも友達優先で、
照れやら恥ずかしさの余り
自分の心と相反する行動したな
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.1

作ってくれてありがとう。
制作陣に対してはこれしか言いようが無い。
「日本をリスペクト」って言葉で片付けられない次元の映画。
どれだけ日本について学び、研究をしたのか…。
日本の事が相当好きでないと
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.7

世間での評判が悪いので敬遠してたけど。
実際見てみると十分に面白く、
それどころか好きな映画でしたわ。
甘酸っぱい雰囲気を楽しませてもらいました。

サクッと言うと「空気を楽しむ映画」なので
「君の名
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0

俺は前作より好きやけどね。
敵も味方も、なりふり構わず手段を選ばず
目的達成の為に一線を超えまくりで、ええね。
張り詰めっぱなしの空気がたまらん。
上映初日に見れて良かった!

映画の内容的には戦闘は
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散り椿(2018年製作の映画)

4.1

岡田准一の殺陣がキレッキレ。
速さというか、本当にキレが凄い。
目が付いていけない事もあったり。
西島秀俊の一振りで切り捨てる殺陣もかっちょええ。

物語も良かった、良質な時代劇ですわ。
テンポもちょ
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教誨師(2018年製作の映画)

4.2

映画として面白いし、
役者の演技も素晴らしい。
でも本当に、死刑囚6人との
会話しか無い映画なので玄人向け。
死刑に対する価値観や先入観次第で
評価は大いに変わると思われ。

…あかん、上手いことレビ
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

3.0

ずっと櫻井孝宏のターン!的な感じで。
面白く無くは無いんだけど、
なんだろ、観ててテンションが上がる事は無かったな。

母艦のオペレーターと地球の観測員も
とにかく、間髪入れず説明しまくる。
それに対
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

絵画の如く彩り豊かなカット、
俳優さん達が醸し出す絵になる佇まい、
凛としてるんだけど穏やかな空気。
全てを味あわせて頂きました。
…結構なお点前で(笑)
黒木華さんも多部ちゃんも、
もちろん樹木希林
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

この映画ね、ズルいっちゃズルいわな。
中盤過ぎまでの出来は標準レベル。
慢心、失恋、衝突、○○とか、
こういう偉大な人の人生によくあるパターンで。
正直、終盤直前の時点で俺の点数は☆3.0でした。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.3

映画史に残る映像表現だと思う、
これを示しただけでも、
この映画の存在価値はある。
模倣映画が今後続々と出そうな予感。
物語としても面白い、二転三転する上
「このご時世、あるある」的な事も多数。
なる
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.3

噂通りの傑作で大満足。
カンニング映画とは知ってたので
ハラハラする内容とは予想してましたが。

それ以外の部分もよくできててね。
友情ありーの恋愛もありーの
親子ネタもありーの倫理的なネタもありーの
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武術の孤児(2018年製作の映画)

3.1

東京国際映画祭9本目。

なるほど、確かに
「なんか思てたんと違う…。」映画でした。
でもそれは良い意味で。
真面目で硬派な内容かと思いきや
ポップで柔らかめで笑いどころも多数あったり。

マンガみた
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オーファンズ・ブルース(2018年製作の映画)

1.0

東京国際映画祭8本目。

余りの面白なさに頭を抱えた。
全く興味の湧かない、引き込まれない物語、
ダラダラ会話ばかりでメリハリの無い展開、
話を面倒くさくする記憶障害の主演女優、
感情移入のしようがな
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冷たい汗(2018年製作の映画)

3.8

東京国際映画祭7本目。

フットサルのイラク代表であるアフルーズ。
大会決勝に出場するために飛行機で出国しようとするも
離婚直前の夫の出国拒否(法的に認められてる)で
出国できない。試合まであと四日、
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ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語(2018年製作の映画)

4.1

東京国際映画祭6本目。

コンコンコン ガチャ
「…どちら様ですか?」
「お嬢さん。このブラはあなたのですか?」

そういう映画ですわ、
シンデレラのブラジャーバージョン(笑)
ありえないし実際にや
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シレンズ・コール(2018年製作の映画)

3.3

東京国際映画祭5本目。

「オラこんな街イヤだ!仕事もヤダ!
婿養子生活もヤダ!田舎でのんびり生きるぞっ!」
そんな感じで一念発起、全て捨てて
イスタンブールを脱出しようとするも
なんやらかんやらで出
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はじめての別れ(2018年製作の映画)

3.3

おもちゃ箱をひっくり返したような子役の天真爛漫さと
美しすぎるウイグルの四季が見所。
三人の子役、特にカリビニールの
表情の豊かさはこの映画の白眉ですわ。
それ以外にも貧困と教育問題、
高齢化と都市へ
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響け!情熱のムリダンガム(2018年製作の映画)

3.2

東京国際映画祭3本目。

音楽に関しては文句無し。
映画館で聴くインド映画はやっぱ最高っ!
オープニングと序盤は素晴らしく
掴みはOKでいい感じだったんだが。

中盤にダレたー。
恋愛話が余計に感じた
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海だけが知っている(2018年製作の映画)

4.2

東京国際映画祭2本目。

台湾の蘭嶼諸島の現地の人達を
演技指導して作られたこの映画。
子役のジョン君、おばあちゃん役のリーさんの
演技が素晴らしく、圧巻。
監督も凄い、よくもこんな人達を発掘したもん
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

4.5

東京国際映画祭一本目。

イスラエルのパレスチナ人問題を
「コメディ」というジャンルで
見事なまでに面白おかしく仕上げた大傑作。

「映画の中で作られるドラマの脚本」の話なので、
関係者たちの歯に衣着
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女が眠る時(2016年製作の映画)

2.2

本当になんやらようわからん内容。
全てに明確な答えが無いからなー、
ここまで丸投げされるとしんどいわ。

数年後、思い出そうとしても
「武も西島もかなり変」
「忽那汐里キレイだったなー」
「リリー・フ
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イカロス(2017年製作の映画)

4.0

「ドーピングやってみた」的な話から
二転三転で「おそロシア」映画になるという。
こんな展開は予想できんかったわ。
監督的にはラッキーな流れなんだろうけどね(笑)

もうオリンピックや国際大会で
ロシア
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あずみ(2003年製作の映画)

3.5

何か思い出したのでレビュー。

尺は長いし演技も拙いとこはあるし
脚本はガバガバなんだけど。

ちゃんと有効に資金を投入したセット、
客を飽きさせないようなアクション満載、
将来有望な若手を大量投入、
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