特売小説さんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

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ブックセラーズ(2019年製作の映画)

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ネオジオフリーク、ドリームキャストマガジン、Continue、悪趣味ゲーム紀行、てゲーム関連ばっかだな。

引っ越しの際に手放してしまったコレクションですけれどもこれ、また棚に並べてニヤニヤしたくなっ
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大綱引の恋(2020年製作の映画)

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観光映画として、土地の景色や独特の文化、風習を見せてもらえる事を期待したんですよ。

それはもしかしたら山場で堪能出来たのかも分からないけれどもしかし、そこに至るまでのドラマ部分が。

エピソード盛り
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

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そのポジションにクリストファー・ロイドを置いた上にそこまでの役割を与えるユーモアよ、という事ですよね。

ユーモア、という言葉の個人的な印象があれであんま使いたくないんだけども日常の些事を滑稽な形で浮
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キャラクター(2021年製作の映画)

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足跡、指紋もそのまんま、犯行を隠す事にルーズなのに捕まらない犯人、決め手のない曖昧な自供を下に重大犯罪を解決しようとする警察。

社会問題化した筈の異様なコミュニティ事件のアフターケアの杜撰さと風化具
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ハンバーガー・ヒル(1987年製作の映画)

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後半の、延々と繰り返される足踏みを体感させるような展開は、映画としては退屈に感じてしまいますけれども。

この丘を取るぞ。なんの為に。さぁな、駐車場にでもするんじゃねえの。

という旨の劇中の会話が象
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ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

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知らない世界線の身に覚えのない既成事実とは言え。

他者に惨めな思いを味わわせた上にその面前で嘲笑するような人間に好感は持てないよあたしゃ。

ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

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幾つものエピソードが高速ダイジェストで片付けられる、次から次に増えていく登場人物の名前が全く覚えられずに置いてけ堀にされる。

こいつは誰々の分、言いながら悪党をぶん殴るお馴染みの行で誰々の顔は思い浮
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

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子を産む機械扱いもまっぴら御免、己が裁量で生きると決めたが故の矜持とも受け取れるんだけれども。

迎合せずに頑なな態度をとる自分、或いは孤高を気取る自分に酔ってる部分もあるんじゃねえかなぁとも思いまし
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カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

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いかがわしい見世物としての映画の終焉とも受け取れるし。

多様性を求める風潮に対する目配せにも満たない逆切れにも感じられるし。

ほんと尼さんが人を殺してなにが悪いって話ですよ、教科書みたいな正しさに
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

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不穏で残酷、殺伐としたカタルシスのない物語を。

色味を抑えた画調と抑制を利かせた演出の下、主張をしない演者陣が再現している訳ですからして。

好いドラマになっているに決まってるじゃないですかこんなも
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アオラレ(2020年製作の映画)

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一線を超える前の彼の人間性を匂わすような描写が殆どない分、同情を思う事もなく、即ち気兼ねなく。

そこまでやったら筋が通らねえだろうとは思いつつもいいぞもっとやれ、なんつってげらげら笑って楽しませてい
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トロン:レガシー(2010年製作の映画)

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ありがとうコンピューターグラフィックス、とは思いますよね。

そしてもっとありがとうオリヴィア・ワイルド、という事ですよね。

トロン(1982年製作の映画)

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非常に強烈な何を見せられているのだ俺は感。

2ガンズ(2013年製作の映画)

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ウィンクのチャームを最大限に引き出した映画の内の一本。

きまじめ楽隊のぼんやり戦争(2020年製作の映画)

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アンビエントですよね。

寓話のようでそのまんま、なので出口のないシュールな会話が生み出す可笑しみの方が勝ってるように感じてしまいましたよね。

死の王(1989年製作の映画)

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人工物のある無人の風景が最高のズリネタのあたしとしましては。

そうした無機的な映像とともに、高架から投身自殺した方々なのかしら、人名他簡単なプロフィールが淡々と字幕で表示される行はもう最の高でしたけ
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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

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短絡的ちゃあ短絡的、でも計画力と実行力には見倣うべきところがあるし、聞こえの好い言葉で思考停止を促してるのはどこのどいつだお前は誰だ、へいゆーわっちゃねえむ、とも思う訳ですよ。

ペニスを1㎜でも大き
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悪魔のシスター(1973年製作の映画)

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電話をするな受話器を置け消毒をしてからおばさん好き。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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可愛いし可愛いし可愛いと思うんですよ。

その可愛らしさとのギャップで下ネタとグロとバイオレンスを際立たせてあって、だからしてエモーションの動きを激しく感じられる訳ですよね。

詰まりまんまとやられた
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クルエラ(2021年製作の映画)

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恋人にはなり得ないけど友人としては最高、くらいの距離感も含めて。

主人公周りに配置されるキャラクターのバランスが素晴らしいですよね。

そして犬。

エンドロールによるとメインの子とスタントダブルの
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

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ずっこけ3人組のバランスも好し、連携必須の状況作りも巧み。

詰まりゾンビシチュエーションと友情物語、その双方で手を抜かないからこそ意外な掛け合わせも奏功するというこれぞ好例という事ですよ。

ならば
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地獄の花園(2021年製作の映画)

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オンオフの切り替えとそのギャップ、或いはまた双方で共通する要素が如何様に置き換えられているか、といった部分に可笑しみを生み出すタイプ、だとしたらその両方が全力でなければいけないし、またどちらも一定の水>>続きを読む

ダニエル(2019年製作の映画)

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上がり牌が残ってないのにオープンリーチしちゃったみたいな物語は退屈、映像面も写実的な乱射事件の再現場面がピーク、大半は過剰な効果と気負った絵作りが煩く、映画としては酷い代物でしたけれども。

シュワル
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サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

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それこそ子供がおらんかったら自殺をするか旦那を殺すかしてたんじゃないかしら、というくらいの危うい部分が主人公にはあるように、あたしには感じられましたけれども。

世間にゃ意外と好人物が多い、という視点
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フットルース(1984年製作の映画)

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特典映像、赤裸々で率直なサラ・ジェシカ・パーカーの談話が面白い。

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

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往時のツーショットダイヤルから今ならマッチングアプリまで、パートナー探しが前提ならそりゃ助走もなしに股間はギンギンでしょうよ、だとか。

偽造自撮りを投入した辺りから手段が目的化、釣り堀での釣果を実際
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超擬態人間(2018年製作の映画)

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照明を当てて明るい映像にしてもらって、カメラをぶん回し過ぎたり、或いはまた被写体の動きに遅れたりしないよう固定してもらってついでに煩雑で煩いカットバックなんかも控えてもらって。

台詞を聞き取りやすく
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キング・オブ・シーヴズ(2018年製作の映画)

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俺が勝手に想像している上品で洒落た70年代感が、タイトルロールから溢れ出してあって盛り上がったのも束の間。

名前が似通った人物ばかりが登場して混乱させられている内にあっさり強盗に成功、物語としてはそ
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シャーク・ナイト(2011年製作の映画)

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ガンズ・アンド・ローゼズを伏線として回収しないなどの片手落ちや、キャラクターの整理がちょい雑な印象はあるけども。

メインの女の子が最後までビキニ姿のままでいる、その一点に於いて本作は素晴らしい作品で
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マンイーター(2007年製作の映画)

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森に生息する野生の生き物含め、実景はとても素晴らしく観光映画としては充分に楽しませてもらいましたが。

昼は昼で人物がバストアップになると背景との質感に違和感が生じ、夜は夜で画面が暗くてなにがなにやら
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

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面白さを求めるタイプの作品でない事は理解してる、実際に景観に圧倒されもした、だから退屈だとは言わないけれども。

トイレは外だと説明されて行ってみると、kitchen、と書かれた札がかかってる、みたい
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くれなずめ(2021年製作の映画)

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生きてる積もりがほんとは死んでいました、というギミックの使い方と、説明台詞を用いない断片の集積で全体像を浮かび上がらせる話法とで以て、受け手の興味を結末まで持続させておいての。

フィクションらしい飛
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

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須らく表現者が伝えるものの核には、自己、がある訳ですけれども、それを客観してエンタメ化できる人間と、それを肥大化させてしまい持て余す人間と、その両者の差、が描かれていたと思うんですよね。

或いは服を
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

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納得度の高い種明かしはされる、けれどそこへ観客を導く事を映画は目的にしていない、みたいな。

なんか不思議な語り口でしたよね。

再観賞する機会があったとして、けれど間延びして感じるんだろうなと思いま
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愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

初公開から45年も経ってようやっと観たような、更に言えば問題のちんちん切り落とす場面で寝落ちしていたような人間風情がなにを言う、とは重々承知では御座いますが。

藝術か猥褻かで言ったら退屈だなと思っち
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