Masatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.7


ロッキーを光とするならば、レイジングブルは闇。

ロッキーとスターウォーズでアメリカンニューシネマが終わった後にこの映画は作られている。観客はこのような物語を求めていなかったため興収は失敗したが、ク
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.6


Wizarding World 最新作

今作は2作目で、黒い魔法使いとの対峙が描かれているため、前作のような賢者の石のような明るい雰囲気は少なめで、ダークなストーリーラインが大半を占める。

なぜ
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.5


ジョニーイングリッシュ第三弾!

ミスタービーン×007のザ・バカ映画。今回は現役エージェントみんなの情報が漏れて、引退したジジイにやらせるトンデモナイストーリー。もともと間抜けのジョニーはうまくい
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0


IMAXにて

自分と闘い続けたパフォーマー

敬意を込めて、今年ベスト1

リアルタイムではフレディマーキュリーを見れてません。私の父が中学生の時に「オペラ座の夜」が発売して、好きになったと聞きま
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.3


海外では驚くほどに酷評されている。その理由は、主に本来ヴェノムにあるホラー要素が皆無であり、逆にコメディ要素が強いからとのこと。そのためか、批評家の評価とユーザーの評価が天と地で違っている。
つまり
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.8


親のあるべき姿とは?

全く新しいと言うが、過去に「Profile」、「Unfriended」とその続編「Dark Web」の3作が全編デスクトップの画面で作られている。その点では全く新しいわけでは
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人狼(2018年製作の映画)

3.9


キム・ジウン監督最新作にして日本アニメ映画のリメイク。
原作は未見であるが、とにかく公開を待ち望んでいた。ネトフリよ、拾ってくれて感謝する!

ストーリーは思ったよりも普通。よくある政治が絡むやつ。
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7月22日(2018年製作の映画)

4.8


見たかったけど、今までなかなか見れなかった。内容的に精神的ダメージや疲労は多いだろうし、できるだけ心構えができてる時に見ようと思い、いざ鑑賞した。

コロンバイン高校銃乱射事件を基にした映画「エレフ
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ゲームオーバー!(2018年製作の映画)

2.5


セスローゲン映画でよく見るPoint Grey制作。楽しみにしていたが、笑える気分に乗れず…セスローゲンとは違ってただ気持ち悪いだけにしか見えなかった。

ポコチンが見えてても平気だし、なんでも平気
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ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

4.2


新作に向けて復習

驚くほど覚えていて復習する必要なかった。そんくらい印象に残ってる。マジで面白い。

ジェームズボンドがバカだったら?

ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.4


完結編にして駄作

海外の悪評の数々は聞いていたが…評判通りだ。

エイミーのいざこざ(ネタバレ回避)でアクション映画みたいになるのが微妙。そんな物語をピッチ・パーフェクトに求めていない。求めていて
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好きだった君へのラブレター(2018年製作の映画)

4.6


自分の心を整理するために書いた5通のラブレターが送られてしまって近くにいた男2人が押し寄せてくるラブコメ。

日本でもこういった感じのストーリーはありがちなのに、なぜか受け付けられない。しかし、洋画
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シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)

4.6


ザ・レイドを超えるアクションてんこ盛りインドネシア・アクション!!ネトフリ最高だぜ!!

ドギツイ人体破壊描写!お肉屋さんをひっくり返してしまったような肉片の数々!痛々しさMAXの連続!顔がひきつる
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.4


チャールズブロンソン主演の同名作(狼よさらば)のリメイク作品。

非常に古風で王道な復讐劇。

批評家から酷評されている理由は、おそらく自警主義を肯定し、個人の銃の所有を推奨しているからだと思われる
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アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)

3.8


UltraHD 4Kにて

完全にOutlast2やんこれ!
と言わんばかりに、閉鎖的な空間やら、狂気のカルト教団やら、常軌を逸した怪物やらで最高。バイオ5のチェンソー男みたいな怪物のビジュアル好き
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

4.9


涙腺崩壊でした。世界中には「人間の幸せ」をこんなにも願っている人がいるなんて。ほんとうに泣いた。この世界を生きて幸せになれるんだって思った。
もう大人になれば子どもの頃みたいな幸せなんてないと思って
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.9


デビッドロバートミッチェル監督待望の新作。

監督の前作「イットフォローズ」もなかなか奇怪な映画だったが、今作はそれを遥かに超える怪作。ネオノワール・サスペンスと謳われているが、見るとカテゴライズ不
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おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

3.5


講義にて

私たちが日々目にするコーヒーの裏側を取引の流れとともに暴く。世界にコーヒーとして売り出す企業たちは儲かり、生産者のアフリカ(ここではエチオピア)人たちは貧困にあえいでいる。

先進国の企
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子連れじゃダメかしら?(2014年製作の映画)

4.3


ドリューバリモア×アダムサンドラーのコンビは最高!50回目のファーストキスを思い出す!

アダムサンドラーって、ただのおっさんで等身大ぽくて好きだなあ。イケメンでもなく、筋肉質でもなく、ひたすら下品
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.1


2023.10.03 3に向けて復習 3回目
突き抜けた面白さではないが、何度見ても安定して面白い秀作

続編に向けて復習

劇場以来の鑑賞だが、意外と記憶に残っている。ロシア人が可哀想なくらいにロ
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リディキュラス6(2015年製作の映画)

3.4


お前らの特技は?

ナイフの達人!(まとも)
乳首が三つある
ロバがいる
ヴァァッッ!
息を6分間止められる
ムスコでピアノが弾けるぜ

こんな映画です。アダムサンドラーだから分かりきってるか。
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.3


悪の奥底にあるヒューマニズム

50年代の同名作品のリメイク。「許されざる者」で西部劇の時代を終わらせたかと思いきや、なんとも男臭いものを復活させている。

渋い男を描かせたら右に出るものはいないジ
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マザー!(2017年製作の映画)

4.6


ホラー+ギャスパーノエ+ファニーゲーム=Mother!

過去作のノアの時に、予習で聖書を若干読んでたのが救いだったかも。皆さんも是非これからの映画観賞をより良くするために、聖書の有名なところを読む
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0


絶大な高評価ながら、今まで見れてなかった作品。

納得の出来でした。主人公の愛が故な目に余る強引な行動がやや嫌に感じてたけど、自然とその嫌が強い愛に変わって感じてきて、思いも寄らず涙。

松坂桃李の
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.2


映画史を変えた隠れた快作

ハリウッド映画なのにもかかわらず、オールアジア系のキャストと監督や原作者もアジア系という異例の作品。それに留まらず、アメリカでは興収1億6千万ドルの大大大ヒット。アメリカ
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.2


死霊館ユニバース最新作にして初のIMAX作品。早速、IMAXにて鑑賞。

エンフィールド事件で強烈な存在感を放った諸悪の根源「ヴァラク」の起源に迫る。シリーズの中で最も時系列が古い1952年のルーマ
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.5


ロック様最新作

コメディ映画の監督であり、監督の前作がロック主演でアクションコメディを務めていて、予告編でもマダオがふざけていたから、てっきりバカ系映画かと勘違いしていた。コミカルな部分はあるもの
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アップグレード(2018年製作の映画)

5.0


近未来、謎の犯罪集団によって、主人公のグレイは全身麻痺にされ、妻は殺される。その後、友人の博士の実験体となり、彼は内部チップを埋め込み全身が動くようになるが、ただ動けるようになっただけではない。彼は
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.5


今年2本も吉田恵輔の新作が観れるとは思わなかった。またまた打ちのめされ、答えのないものに深く考えさせられた。
予め断っておくが、衝撃的すぎて文章がいつもより曖昧かつ稚拙になっている。

ヒメアノ〜ル
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.2

「何もしない」をする

プーさんって非常に不思議だ。しゃべる言葉は哲学的でありながら、行動は理屈の通らないことばかり。一見矛盾してるように見えるのに、妙に納得させられて、プーさんの世界観に一気に引き込
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

5.0


希望を紡いでいく

極爆試写会にて

今年度ベスト級の映画。ホラー映画は「エクソシスト」においての娘がヒッピーに目覚めていく当時の恐怖を描いたように、人々が生きる上で恐怖や不安に感じるものをホラー的
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

4.5


自分のツボを押しまくりな映画だった。

ホラーっ気はほとんどなく、ほぼアクションコメディ。コメディを多く作ったシェーンブラックのコミカルな笑いが詰まっていて最高に面白い。プレデターも笑わせようとして
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.6


ジャッキーケンと3本立て

ある闘いの真実

「タクシー運転手」に続き、軍事政権下の韓国の激動を描いた歴史大作。もう素晴らしいとしか言いようがない。「タクシー運転手」とは毛色が異なり、当時起きた拷問
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.4


メグちゃん大暴れ

ステイハゲ最新作。評価が乏しいから期待値を下げて鑑賞したからか、思ったよりも面白かった。

サメと言えば「ジョーズ」か「シャークネード」だが、ハリウッドが誇る無敵軍団のひとりのス
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.2


この日の夜に、プレステのイベントでキムタク主演のゲームが発表され、まさか生でキムタクを見ることになるとは…


重厚な演出はさすが原田眞人監督といったところだが、ストーリーに関してが中途半端で致命的
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