Masatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.4

「最後のジェダイ」向けて総復習

記念すべき1作目。私は新手のスターウォーズファンで、初めてスターウォーズなるものを見てからまだ2年ほどしか経っていません。

1作目なだけあって、王道中の王道。様々な
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.6

素晴らしい

遊びに来た大学生に殺人鬼と間違われる田舎っぺ男二人組のホラーコメディ。

いや、これ傑作でしょ。なんだよこれ。神すぎる。

アンジャッシュのコントのような映画。勘違いが重大なトラブルを引
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凶悪(2013年製作の映画)

4.4

おし、ぶっこむか!

白石和彌監督作品
やっぱりこの監督は凄い。日本映画界の希望を担っている監督です。

凶悪に囚われる3人。ピエール瀧とリリーフランキーは凶悪の悦に囚われ、山田孝之は凶悪の真実に囚わ
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

4.0


ジャパンプレミアにて

生きる女神こと(勝手に呼称)ジェシカチャスティンが登壇しました。40歳なのに素晴らしい美貌。彼女はアーロン・ソーキン監督作「Molly’s Game」で今年のアカデミー主演女
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.0


アベンジャーズを目指そうとして失敗した感じ

DCEUのアベンジャーズことジャスティスリーグ。
いままで悩みまくってたDCヒーローたち。今回では吹っ切れたかの如くコミカルに描かれていて、ダークさはか
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.7



giftedとは、先天的に才能を持って生まれた人のこと。神から授けられた(gifted)才能という意味から来ている。

特別な才能を持って生まれたことに気づき、普通ではないという感情を抱く主人公メ
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.9


「オーシャンズ11〜13」のソダーバーグ監督作品

ソダーバーグ監督が強盗映画をやるとなると、オーシャンズみたいなやつか?と頭をよぎる。オーシャンズの系譜を踏襲しながらも、今回はド田舎に暮らす運もツ
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

2.7


Sawシリーズ再始動…

まず、過去に7作もあるので予習復習するの大変だと思いますが、3作目くらいまで見ておけば平気です。

このレビューは旧SAWシリーズのネタバレをガンガンしますので注意。

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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.1


ローガンラッキー予習

スティーブンソダーバーグ監督の作風を確認するために未見の名作を鑑賞

コンゲームの代表格と言えばコレ。本当に名作。綺麗に纏まったスマートな映画。

この映画の魅力はなんといっ
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ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

3.4

Jig sawに向けて予習

SAW 3D

ついにファイナル。長かった…
ファイナルチャプターなだけに、今回はグロテスクマシマシの1との密接なつながりマシマシのてんこ盛り映画。

途中でとある人が出
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ソウ6(2009年製作の映画)

3.4

Jug sawに向けて予習

SAW Ⅵ

もう6作も見たのか…振り返ると大体やってること同じなので、どの物語がどの作品で描かれてるのかごっちゃになってきた。

5作目が極端に面白くなくて、だんだんと
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MASTER マスター(2016年製作の映画)

2.9


久しぶりの劇場での韓国映画

アクションを前面に出して謳っていだのですが、アクションはあまりなくて大体は警官と詐欺師の駆け引き。
あらすじは分かりやすいけど、どうも複雑で、私のバカ頭脳では細かいとこ
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ソウ5(2008年製作の映画)

2.8


このシリーズがダメになったのは1作目の影響を受けすぎということ。
同じ編集でいつものラストシーン。別のアプローチをかけようとしても、結局変わっていない。1の模造品でしかない。1のようなものを期待し
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ソウ4(2007年製作の映画)

3.0

Jig sawに向けて予習

SAW Ⅳ

1〜3までが面白いとのソウ。まあ、その情報の通り、もう新作を見るための惰性でしかなくなった…。つまらないってわけではないのだけれど、うーん。続けてみちゃうと
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ソウ3(2006年製作の映画)

3.5

Jig saw 予習

SAW Ⅲ

ジグソウの物語とジェフのゲームが並行して描かれる。しっかりとソウの見どころをキッチリ掴んですべてノルマのようにやり遂げている。

どんでん返しは今作でも健在。だん
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ソウ2(2005年製作の映画)

3.7

Jig Sawに向けて予習

Saw Ⅱ

ソウは1作目だけが良いと聞いていたので期待していなかったが、ちゃんと1作目の作風を踏襲していて良かったです。

どんでん返しものは続編作るのは困難だと思いま
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ソウ(2004年製作の映画)

3.9

Jig Sawに向けて予習

Saw

見ているようで見てなかった映画。私の印象ではスプラッターホラーといった感じでしたが、実は違う。どんでん返しのミステリースリラー映画でした。
たぶん作を重ねるごと
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.6

東京国際映画祭にて

トロント国際映画祭で観客賞、ヴェネツィア国際映画祭では脚本賞を受賞した本作。
できるだけ前情報を遮断して行ったほうが良いです。(このレビューもできれば見ない方が面白く見れる)
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます


あのカルト的名作から35年。ついに続編が公開。
IMAX鑑賞推奨です。

見栄を張らずに素直にいうと、分からなかったです。論理的に理解することができなかった。ただ、感触をそのまま感じただけ。

前作
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2048:ノーウェア・トゥー・ラン(2017年製作の映画)

3.7

Blade Runner 2049 予習
③ 2048 Nowhere to Run

3作目もルークスコット監督が担当。
もう続編の一年前という世界。

GotGで比喩表現が理解できない脳筋デストロ
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2036:ネクサス・ドーン(2017年製作の映画)

3.7

Blade Runner 2049 予習
② 2036 Nexus Dawn

2作目はジャレッドレトー主演でリドリースコットの息子ルークスコット監督が担当。
タイトルの通り、Black Outでレプ
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ブレードランナー ブラックアウト 2022(2017年製作の映画)

4.0

Blade Runner 2049 予習
① 2022 Black Out

2019年から2049年までの30年の間に起きた出来事を描く3本の短編が無料公開。2049を見るにあたっては鑑賞必須でしょ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.5

Blade Runner 2049 復習

一年半前にインターナショナル版を見て、リドリースコット監督の執念が詰まったファイナルカット版を見たかった。まさかブレードランナーの新作がやるとは思わなかった
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.9

不器用すぎた愛

白石和彌監督作品

トロント国際映画祭のスケジュール見たらこの映画が出品されていて、「日悪」の監督だし気になったので鑑賞。

映画的にすごく面白かった。純愛を描きながらも、ミステリー
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.7


福田組大好きなので鑑賞

やっぱり面白い。96分間ずっと笑いました。メタ要素もしっかりあります。

福田雄一監督作の銀魂で残念だったドラマパートのつまらなさが、今回は全編コメディなのであまり失速しな
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忘れられた子供たち スカベンジャー(1995年製作の映画)

-

講義にて

フィリピンにある存在を認められていない場所。ゴミを拾って生計を立てている人々が暮らすスモーキーマウンテンについての映像

植民地、縁故主義、宗教、様々な背景がある。

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.8


ダグリーマン監督作品

字幕は誤訳の女王でありトムクルーズ大好きおばさんのなっち。

映画のベースは「ウルフオブウォールストリート」や「日本で1番悪い奴ら」などと同じ、実在の犯罪者の栄枯盛衰を描くス
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.7


彼女は"その先"を読む

10月1日にラスベガスで起きた米国史上最悪の銃乱射事件はまだ記憶に新しい。この日に日本で公開されたことは運命さえ感じられる。

ロビイストのスローンが銃規制強化派に参加し、
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.7


80年代ソングと共に送るスパイアクション

「ジョン・ウィック」の共同監督にして「デッドプール2」の監督であるデビットリーチが監督。主演はいつになったらオバサンになるのかよくわからないシャリーズセロ
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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

2.7

巷によく聞くノアバウムバック監督作品
Netflixオリジナル作品

監督の映画初鑑賞です。
決して大きな起伏はない。静謐な画のなかにお粗末なお笑いとじんわりくる暖かさが詰まった映画だった。家族の再生
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.7

Netflixオリジナル作品

古臭さ満点のおポンチスプラッターホラー

Netflixの90分以内の映画が好き。見やすいし、短くても深く描けることができてるからね。こういうワンシチュエーションなら低
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.5


死霊館ユニバース最新作
アナベル 死霊館の人形の前日譚を描く

監督は超有名短編ホラーの「Lights Out」で脚光を浴びたホラー映画界の新鋭デヴィッドFサンドバーグ。
注目監督なだけに、前作より
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.3

ついに最終章

ものすごく良かった。新しい猿の惑星シリーズは毎回テイストが違うから素晴らしい。
シーザーの人間と猿というどっちつかずなアイデンティティを模索し、「エイプ」の誕生と反乱を描いた1作目。猿
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

4.7

猿の惑星 聖戦紀
War for the Planet of the Apes
に向けて復習

傑作っていうのはやっぱりずっと記憶に残ってるものなんだね。3年前に劇場で見た時の感触がまだ鮮明に残ってる
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浮き草たち(2016年製作の映画)

3.5


Netflixオリジナル作品

製作費200万ドルの低予算映画

怪しい取引から始まるロマンス。全編通して全くもって熟れていない若々しさを感じる。若者が危険の匂いのする環境で恋に落ちる。まさに若々
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